1998年にOVAで展開された、合体ロボットの金字塔、ゲッターロボの作品群の一つ。
キャラクターやロボットなど、昭和アニメ版と同名のものがいくつも登場するが、何れも正確や立ち位置、設定などが大幅に異なり昭和アニメ版との繋がりはない。
敵キャラクターも過去に登場した恐竜帝国、百鬼帝国ではなく、宇宙からゲッター線を求めて地球へ飛来する巨大宇宙生物、インベーダーである。
漫画版のゲッターロボシリーズにに近いバイオレンス色の強いアクション、第一話に置けるゲッター1対量産型ゲッターロボG軍団、ゲッターロボシリーズを語る上では外せないゲッターエンペラーの登場など見所たくさん。
ストーリーも30分の内容で全13話と非常に見やすい長さとなっている。
全12話、1985年にスタートしたロボットアニメ、超獣機神ダンクーガの200年後が舞台となっている。
初代ダンクーガでは侵略者を相手に戦ったが、ダンクーガノヴァの物語序盤では人類同士の戦いが描かれており、後半では、人類抹殺を目論む敵との戦いが描かれる。
また、矢尾一樹、若本規夫と言った初代ダンクーガで主演を演じた声優陣も重要人物として登場する。
総監督である大張正己氏の描く王道的なメカアクションは必見。
2007年放送、コミック版の鋼鉄ジーグの50年後という設定だが一部キャラクター設定などは異なる。
スケベだが熱血な性格の主人公、お色気シーンなど原作者である永井豪の作品を髣髴とさせるシーンが多い。
サイボーグである司馬宙(しばひろし)が変身、装着する旧ジーグとは対照的に、バイク型のメカが変形、パーツを装着することでジーグに完成するなど、ロボットの設定も大きく異なっているのが特徴。
何より、12話における新旧ジーグの共闘シーンは正に血湧き肉躍ると言ったところ。
2005年放送、1976年に放送された大空魔竜ガイキングを原点とし、主役メカのガイキングや一部キャラクターの名前以外、設定や世界観を一新した作品。
ガイキングのパイロットに選ばれた少年、ツワブキ・ダイヤが竜型巨大戦艦、大空魔竜のクルーと共に地上世界を狙うダリウス軍と戦うというストーリー。
ガイキングの豊富な合体パターンによる様々なアニメーション、主役を演じるのはパズーやクリリン役などで有名な田中真弓氏、アニソン界の大御所である串田アキラの挿入歌などアニメファンなら満足いく内容
2007年放送、1975年放送の勇者ライディーンが原案のロボットアニメ。
共通点として、主役メカの名前であるライディーンや乗り込む際の「フェードイン」と言う掛け声、必殺技のゴッドバードなど共通点は存在するが、デザインや設定は大幅に異なる。
主人公、才賀 淳貴と、幼馴染の小早川 栞(こばやかわ しおり)、謎の多い転校生で物語の重要な鍵を握る碧乃 玲(みどりの あきら)、主人公の護衛を勤める超能力者のお姉さん、星川 花(ほしかわ はな)などヒロインが数人登場し恋愛描写も多くなっている。
フルCGで描かれるライディーン、最初は鈍重な動きだが主人公、才賀 淳貴(さいが じゅんき)が成長し、戦いなれしていくうちにライディーンの動きが目に見えてよくなり、必殺技も増えていくなど主人公、メカの両方が成長しているように感じるのが特徴。
なお、同じく勇者ライディーンを原点とするアニメとして1996年に放送された超者ライディーンというアニメも存在する。こちらはロボット物というよりは変身ヒーロー物としての側面が強い。なお、主人公達は変身するたびに服がなくなって全裸になる。
2011年よりDVDでリリースされたOVA作品、全三話と非常に短いが毎回濃厚なアクションシーンが満載である。
ストーリー、設定共にこれまでのマジンカーシリーズとの繋がりはなく、マジンカイザーと言う名前以外殆ど関連性がない作品。
二人乗りのマジンガー、大剣による豪快なアクションと、二丁拳銃によるガンカタなど今までとは一線を画すアクションが特徴的である。
戦闘シーンがストーリーの殆どを占めており、世界の滅亡を防ぐ為重力炉心の暴走を阻止すると言う目的を忘れてしまうほどにアクションの密度が高い。
マジンカイザーSKLを駆る主人公、海道と真上の「俺達が地獄だ!」と言う決め台詞に心打たれた者も多いだろう。