SIAM SHADE(シャムシェイド)の徹底解説まとめ
1995年にメジャーデビューを果たし、スマッシュヒットを飛ばしたハードロックバンド・SIAM SHADE。
各メンバーの高い演奏能力から高い人気を誇ったが、2002年に惜しまれつつも解散した。
その後は各自ソロやバンドで活動しているが、一時的な再結成を行いライブツアーを行っている。
SIAM SHADEのプロフィール
結成
1989年、ヴォーカルの栄喜が、ベースのNATINとともにSIAM SHADEの母体となるバンド、POWERを結成する。
YOKOHAMA HIGH SCHOOL HOT WAVE FESTIVALに出場して優勝したが、メンバーが脱退してしまう。
その後もメンバーの入脱退を繰り返していたが、1992年にはギターヴォーカルのKAZUMA、1993年にはギターのDAITA、1994年にはドラムの淳士が加入し、メンバーが揃った。
1994年、ミニアルバム『SIAM SHADE』をリリース。インディーズチャートで2位を記録した。
メジャーデビュー
1995年、1stシングル『RAIN』でメジャーデビューを果たす。
1997年、6thシングル『1/3の純情な感情』がアニメ『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』のエンディングテーマに採用され、スマッシュヒットとなった。
1998年にリリースした3rdアルバム『SIAM SHADE IV・Zero』では、オリコンチャートで3位を記録し、バンドのアルバムで初のトップ10入りを果たした。
2001年には念願であった日本武道館で初のライブを行うなど順風満帆のように思えたが、2002年突如解散を発表し、同年3月、再び日本武道館でラストライブを行い解散した。
解散後
解散後は各自ソロ活動や別バンドでの活動を行っていた。
2007年、バンドのチーフマネージャーの追悼のため一夜限りの再結成ライブを行った。
2011年、東日本大震災の復興支援のため再々結成ライブを行う。
2013年には、3度目の再結成をし、6か所を回るライブツアーを行った。
2015年には、メジャーデビュー20周年を記念した4回目の再結成を行い、2016年にかけて全国でライブを行い、SIAM SHADEとして活動を完結させた。
SIAM SHADEのメンバー
栄喜
ヴォーカル担当。
力強いハイトーンヴォイスが特徴的。
解散後は、ソロ活動や、ACID、DETROXといったバンドで活動している。
KAZUMA
ギターヴォーカル担当。
解散後は、ソロ活動のほか、期間限定ユニットや楽曲提供などを行っている。
2003年、ビビアン・スーとVivian or Kazumaを結成し、シングル『moment』をリリースした。
この曲は、アニメ『機動戦士ガンダムSEED』のオープニングテーマであり、ヒットを記録した。
DAITA
ギター担当。
速弾きや特殊奏法、変拍子での演奏まで何でもこなす超絶技巧を持っている。
アメリカのギタリスト、ジョー・サトリアーニが率いる、ロックギタリストの饗宴「G3」に日本人で初めて出演した。
NATCHIN
ベース担当。
バンドのリーダーであった。
解散後は、吉川晃司や相川七瀬のバックバンドに参加、BIG BITES、21gといったバンドを結成している。