KOHH(千葉雄喜)の徹底解説まとめ

KOHH(千葉雄喜)とは1990年東京都北王子生まれのヒップホップMC。歌い方の特徴は「適当」スタイルとも呼ばれており、思っていることをそのまま口にのせているようなスタイルが特徴。韓国人の父と日本人の母をもち、KOHHという名前は父の名前からとっている。新しいHIPHOPスタイルでヒップホップ界のみならず様々な業界から注目を集めている。

KOHH(千葉雄喜)の概要

KOHH(コー)/千葉雄喜(ちば ゆうき)とは、日本のラッパー、ソングライター、音楽プロデューサー、ファッションモデルである。東京都北区王子出身。1990年4月22日生まれ。
2008年から2021年まではKOHH名義で活動し、自身の作品のみならず数々のフィーチャリングやコラボレーションを展開してヒット曲を生み出した。2014年にはデジタルメディア「VICE」で日本人ヒップホップアーティストとして初めて特集され、フランク・オーシャンや宇多田ヒカル、マライア・キャリー、メーガン・ザ・スタリオンといった国内外の著名アーティストのアルバムにも参加するなど、グローバルな活躍を見せた。

音楽活動のみならず、ファッションショーへの出演やセレクトショップ「Dogs」のディレクション、アート作品の発表など、マルチなクリエイターとしても活動している。2020年1月に音楽業界からの引退を表明し、2021年12月をもって一度活動を停止したものの、2024年2月に本名である千葉雄喜名義でシングル「チーム友達」をリリースし、音楽活動を再開した。

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KOHH(千葉雄喜)の活動経歴

生い立ち

地元東京都北王子にて自分の今まで生きてきた環境、親、友人について語っている。

1990年4月22日、韓国人の父と日本人の母親の間に生まれる。父とは2歳の時に死別しており、その後に母と共に公団住宅で暮らすことになる。
生活環境は貧乏だったと語っており、母は夫の死の影響もあり薬物依存症だったそう。
過酷な家庭環境の中で祖母に世話をしてもらった経験が多く、おばあちゃんっ子だったと自身で語っている。
アーティストの般若にフィーチャリングとして参加している楽曲「家族」ではその時の情景も歌っている。

それでママは精神病院にいた
俺が七五三の時 「達雄が私を呼んでる」つって
9階ベランダから飛び降りて自殺しようとする
泣いて叫んで暴れて死ぬって言う

出典: www.musixmatch.com

小学4年生の時に日本語ラップに出会い、18歳から本格的な曲作りを開始。地元である東京都北王子で『リバーサイドモブ』というヒップホップチームに所属している。
ここがKOHHのキャリアのスタートといえるだろう。
また彼が発表している楽曲「結局地元 feat.Y'S」ではその地元についても歌っている。

これらの内容はデジタルメディア「VICE」にて特集された際に語っていたものであるが、「VICE」というメディアは世界30ヵ国以上に支部を持ち、アンダーグラウンドな世界を紹介することを特色としている。
その「VICE」に取り上げられるということ自体、KOHHの注目度の高さを象徴しているといえる。

独自のリリース戦略と国内外でのブレイク

プロデューサー兼A&Rの318と出会いGUNSMITH PRODUCTIONと契約。2012年11月に初のミックステープ『YELLOW T△PE』をリリース。翌2013年には第2弾に収録された「JUNJI TAKADA」がラジオで紹介され話題となった。2014年2月、世界的なデジタルメディア「VICE」で日本人ヒップホップアーティストとして初めて特集され、その注目度の高さを証明する。同年7月には、1stより先に2ndアルバム『MONOCHROME』を先行リリースする奇策を見せ、各種チャートの上位にランクインした。

2015年1月1日、満を持して1stアルバム『梔子』をリリースし、iTunesの総合アルバム・チャートで1位を記録。同月、韓国のアーティストKeith Apeの楽曲「It G Ma」に客演参加したことで、その存在が世界中へと拡散された。同年10月には3rdアルバム『DIRT』を発売し、12月のワンマンライブチケットが1分で完売するなど、シーンでの地位を確固たるものにした。

世界的アーティストとの共演と初のホール公演

2016年2月には「SPACE SHOWER MUSIC AWARDS」で「BEST HIP HOP ARTIST」を受賞。フランス大使館から交流会への招待を受けるなど多方面で評価を高める。同年6月に4thアルバム『DIRT II』をリリースし、ヨーロッパ・ツアーやフジロックフェスティバルへの出演を果たした。8月には米国のR&Bシンガーであるフランク・オーシャンのアルバム『Blonde』の収録曲「Nikes」に客演、9月には宇多田ヒカルのアルバム『Fantôme』収録の「忘却」に参加するなど、世界的アーティストとのコラボレーションを次々と実現させた。12月には地元・北区王子にて、自身初のホール・ワンマン「LIVE IN OJI」を成功させた。

2018年9月には、アジア系カルチャーを牽引する88rising主催の北米ツアーに唯一のレーベル外部アーティストとして参加し、北米18箇所を帯同。さらに同年11月には、スクリレックスがプロデュースしたマライア・キャリーの楽曲「Runway」へ参加するなど、海外での活躍を加速させた。

引退表明

2019年2月1日、事前の予告を一切行わないまま5thアルバム『Untitled』を突如リリース。ONE OK ROCKのTakaをゲストに迎えた「I Want a Billion」のミュージックビデオをMX4Dアトラクションとして渋谷に設置するなど、最新テクノロジーを用いた先鋭的なプロモーションが注目を集めた。

2020年1月16日のLINE CUBE SHIBUYA公演にて、次作をもって「KOHH」名義での活動を引退することを表明。同年4月29日に引退作となる6thアルバム『worst』をリリースした。2021年12月28日、ザ・クロマニヨンズとの2マンライブ「BADASSVIBES」への出演を最後に音楽活動を停止。2022年9月には、未発表曲やデモ音源を収録した『The Lost Tapes』が突如リリースされた。

本名「千葉雄喜」での活動再開

2024年2月13日、音楽活動の停止から約2年以上の時を経て、本名である「千葉雄喜」名義での活動再開を発表。同時に配信リリースしたシングル「チーム友達」が多方面で爆発的なムーブメントを巻き起こした。同年7月には、米国の女性ラッパーであるメーガン・ザ・スタリオンの楽曲「Mamushi」に客演参加。日本語のラップを乗せた同曲は世界的なヒットを記録し、8月付の米ビルボード総合チャート「Billboard Hot 100」で最高位36位を獲得するなど、新たな名義とともに世界規模での飛躍を果たしている。

KOHH(千葉雄喜)のプロフィール・人物像

KOHHとは1990年生まれの東京都北王子出身のヒップホップアーティストである。
歌い方のスタイルとしてはヒップホップでよくある「韻を踏む」歌い方というよりも思ったことをそのままつぶやいているような歌い方をする。
彼の公式サイトではこの歌い方を「適当」な歌い方と表記しているが、彼を取材する雑誌やファンからは「彼にしかできない歌い方」、「今までには見なかったスタイル」と評される。
従来のヒップホップのスタイルにはない新たな世界観を表現して、その独自の世界観で注目されているアーティスト。
曲の題材は人生観や世の中への風刺曲から恋愛についてなど取り上げるものは多岐にわたる。
また曲だけでなく、独自のファッション及びファッションセンスについても注目を集めている。
グッチやヴェルサーチ、Y-3などのハイブランドを度々着用しており、この点についても他のヒップホップアーティストの中には見られない彼独自の世界観の現れといえる。
そのファッションセンスがデザイナーからも注目され、ファッションブランド「FACETASM」のコレクションモデルとしても起用された。
またヒップホップ以外の音楽業界からも評価されており、2016年には宇多田ヒカルのアルバム『Fantôme』内の楽曲「忘却」にて客演参加を果たしている。

KOHH(千葉雄喜)のファッション

自身のファッション及びファッションセンスにも注目が集まっており、ファッション誌でも度々特集が組まれる。ファッション雑誌の表紙として掲載されたこともある。

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