双星の陰陽師(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『双星の陰陽師』とは、助野嘉昭によるマンガ作品。2013年からジャンプスクエアにて連載中である。
主人公・焔魔堂ろくろ(えんまどうろくろ)は、かつては最強を目指した陰陽師である。しかし、2年前の雛月の悲劇をきっかけに陰陽師を拒むようになる。そんなある日、化野紅緒(あだしのべにお)と出会う。この出会いにより、焔魔堂ろくろはもう一度、陰陽師として立ち上がるのであった。

土御門 有馬(つちみかどありま)

陰陽師のトップで食えない男である。

天若 清弦(あまわかせいげん)

繭良の父親でろくろの師匠。百虎(びゃっこ)の称号と呪符を持つ十二天将だったが、悠斗との戦いで右腕を無くしたため十二天将から除籍された。口も態度も悪いが本当は優しい人物であり、ろくろの成長を見守っている。また、繭良の母と離婚をしているが、それも二人を危険に晒すことを防ぐためであった。(本人は明言しておらず繭良談)

斑鳩 士門(いかるがしもん)

十二天将の一人で朱雀(すざく)の称号を持つ清弦の弟子。清弦に対して憧れを抱いており、清弦に褒められると照れる描写も見られる。そのため、十二天将を除籍された清弦を誰よりも無念に思い、同時に原因となったろくろに怒りをぶつける。しかし、小夜救出の戦いで共に戦ったことにより、ろくろと少しずつ打ち解けあう。また、妹(血はつながらないが)の小夜(さよ)を大切に想っており、小夜の背負っている運命を変えるべく小夜が大人になる前にケガレとの戦いを終わらせる約束をした。(小夜は斑鳩家本家の娘で葛の葉(くずのは)の宿主。生まれた時から強力な呪力をもっているため、体への負担が大きく長くても20歳までしか生きられない運命を背負っている。)

神威(かむい)

紅緒の両親の呪力を取り込みケガレから婆裟羅となった。紅緒にとって仇敵。同族でも人間でも強いものと戦うことが好きで戦いを楽しんでいる。

『双星の陰陽師』の用語

ケガレ

人間のあらゆる負の念が集まって生まれるもので、人を殺しその呪力を得ることで強くなる。また、一定以上の呪力を取り込むと婆裟羅になる。

禍野(まがの)

ケガレの王を閉じ込めるために安倍清明(あべのせいめい)が作ったもの。ケガレのすみか。

婆裟羅(ばさら)

ケガレの上位種で現在11体が確認されている。強さは生きた年数に比例しており、紅緒の仇敵である神威は婆裟羅になってまだ10年も満たないため11位の強さ。1位の婆裟羅は千年以上たっているため驚異的な強さを持っている。

ケガレ堕ち

陰陽師を人為的にケガレにすること(最悪の禁忌)。ケガレになった者は死ぬまで陰陽師を殺し続ける。ケガレに打ち勝ち、自分に取り込むことに成功するとケガレの力を手にすることが出来る。

呪護者(しゅごしゃ)

歴代陰陽師の守護霊のこと。呪護者がついていることが陰陽師を名乗るうえでの絶対条件である。また、呪護者そのものを呪力と呼ぶ。

十二天将(じゅうにてんしょう)

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