PとJK(ピーとジェイケー)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

2013年1月から別冊フレンドにて現在も連載中の漫画で、高校生と警察官との恋愛模様を描いたラブコメ作品である。タイトルのPはPolice officer(警察官)の頭文字、JKは女子高生を表す略語である。全国書店員が選んだおすすめコミック2014にて14位にランクインし、累計発行部数は2016年5月現在で210万部を突破。また、2017年春には実写化映画が公開予定だ。

原田 一(はらだ はじめ)

音尾高校普通科教諭。担当科目は国語と体育。独身。歌子が2年生に進級してから担任となった。典型的なダメ教師で、昔とある夜の店の女の子にプレゼントを渡してほしいと、生徒に行かせた事もあり、教師にはあるまじき行動をしている。テストに自身のかっこいい似顔絵を描くとボーナス点を与えている。

功太の辛い過去

高校生の時、功太はピアスをあけてだらしない格好をしている「不良」だった。いつも誰かと喧嘩をし、人の顔を躊躇せず蹴ったり殴ったりしていた。周りから悪人と言われ、クラスメイトには恐れられ、誰も近づこうとしなかった。その頃、補導ばかりされていた功太は自身のお父さんにもつっかかるようになっていた。
ある日、お父さんと口喧嘩をして家を飛び出した。外は寒くなり、たまたま道の反対側にいた仕事姿の父を見て家に帰ろうとした。ヘッドホンで爆音で音楽を聴き、後ろで父が叫んでる事に気づかず、小道に入った瞬間…目の前には血のついたナイフを持った犯人がいたのだ。功太と目が合った犯人は、功太にナイフを向け襲ってきた。その瞬間、功太のお父さんは功太を庇って刺されてしまう。目の前で刺された父は、そのまま亡くなってしまった。自分のせいで父が死んでしまったと感じる功太は、姉と父の遺品整理をしている途中、姉に対して「ごめん」と謝る。功太は父が自分の事を嫌っていると思っていた。そんな嫌いな息子を仕事だからって庇うことないのにと思っていた。しかし、「それは違う」と姉が父の携帯を見せると、父の携帯には姉と功太の写真が待ち受けに設定されていたことが分かる。実は功太も素直でないだけで、毎日新聞を読んでは父の逮捕した記事を読んでいたほど、父も功太もお互い大好きだったのだ。
姉は「功太が無事でよかった。お父さんにごめんでなくありがとうと言えるように。まっすぐ前を向け。」と話す。
それが功太の辛い過去であり、今の警察官としての功太を生んだ要因となる。

大神が辛く悩まされた「母親の彼氏」とは?

大神が小さい時に本当の父親は亡くなり、その後は母親と母親の彼氏と3人で暮らしていた。だが母親の彼氏は大神にも母親にも手を出し、DVを長年続けていたのだ。子供の頃に警察に通報し母親の彼氏を捕まえてほしいと話すが、母親の彼氏は子供が反抗期なんですよと笑顔で嘘をつき、警察も帰ってしまった。家に戻ってからは、震えた母親の前で大神が何度も殴られ、「こんなマネしたら殺す」と脅されてしまった。それから大神は誰にも助けを求められず必死に生きることとなる。母親の彼氏は売春の斡旋を手伝わせ、家にいる大神に暴力を振り続けて、ずっと苦しめ続けてきたのだ。そして借金を作った母親の彼氏のせいで、お金に余裕がなくなり、母親にも無理をさせたくないと学校を退学する決意をする。退学届を出した矢先、自宅に歌子と三門と二郎が映った写真が送られてくる。歌子も大神が心配だったのである。だがその写真を見た母親の彼氏が歌子を連れてこいと命令。売春に使おうとしたのだ。歌子のことが好きな大神は「俺が全部終わらせる」と近くにあった灰皿で母親の彼氏に殴りかかろうとした。すると偶然にも、前々から大神の家庭事情に気づいていた功太がその時家に訪れてきた。母親の彼氏は「家族の喧嘩だ」と家のドアを開けずにいたが、大神が功太に助けを求め、母親の彼氏は現行犯逮捕されることとなった。
それからは別の高校に転校となったものの、母親もまともな仕事に就くことができ、大神はバイトをしながらも家族二人仲良く幸せに暮らしている。

2017年春には実写化された映画が公開予定!注目のキャストは?

2017年3月25日に公開が決定したPとJKだが、キャストも豪華!この作品のヒロインである本谷歌子役は、人気女優の土屋太鳳さん。ヒロインが恋をする佐賀野功太役はジャニーズの亀梨和也さん。また、歌子の友人達にも実力派が勢揃いしている。大神平助役には、仮面ライダーシリーズから人気となり、現在ドラマに映画に忙しい高杉真宙さん。三門役には大人気モデルの玉城ティナさん。二郎役にNHKの朝ドラ「あさが来た」に出演した関西ジャニーズの西畑大吾さんと現在大注目の人気芸能人が集結。原作良し!配役良し!の映画に、原作を知らない人でも胸キュンしてしまうはずだ。

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