暁のヨナ(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

草凪みずほが「花とゆめコミックス」で連載中の少女漫画およびそれらを原作としたアニメ作品。古代極東アジアを彷彿とさせる世界で、謀反によって城を追われた王女・ヨナが神託に従い、伝説の戦士・四龍(しりゅう)を探す旅に出る大河ファンタジー浪漫。

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ヨナの父方の従兄。イル王の実兄ユホンの息子。
普段は穏やかでおっとりとしており、周りには締まりがない印象を与えがちだが、実際はかなり聡明で冷徹に物事を見極める視野を持っている。
ヨナやハクとは幼馴染で、幼い頃からとても仲が良かった。また、ハクのことが幼い頃からの目標であり、兄のように慕っていた。
弱体化した高華国を先々代国王時代のような強国にすべく、イル王を弑逆する。事実を知らされ、激昂しながらも真意を問うハクに「二人が今まで見ていたスウォンなどいなかった」「邪魔をするなら誰であっても切り捨てる」と告げるが、ヨナとハクが絶壁から落ちたと知らせを受けた時は言葉を失い呆然とする素振りも見せるなど、本音が明かされていない一面も多い。

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天才美少年「ユン」

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緋龍城を追い出された神官イクスと共に暮らしていた美少年。仲間内では最年少。
美少年を自称し、実際女装しても気付かれないほどの容姿の持ち主である。
絶壁から落ち怪我を負っていたヨナとハクを助け、結果としてヨナを神官に引き合わせた。ヨナ達が旅立つ際、イクスの勧めで世界を知るために二人に同行することとなる。戦闘能力は全く無いが、生活能力が無いヨナ達にとって生命線として必要不可欠の存在であり、事実戦闘以外は大抵何でもこなせる一種の天才でもある。金欠の際には、露店を開き「客引きしないと飯抜き」と兵糧攻めの脅し文句で全員を絶対服従させるほどの発言権がある。

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龍の手を持つ四龍「白龍(はくりゅう)・キジャ」

四龍の一人で、右手に龍の力を宿す青年。
龍の鱗が生えた右手を持ち、人間離れした攻撃力を持つ。右手は一回りほどの大きさから成人男性の頭を鷲掴みできるまでの大きさに調節できるが、普段は通常の大きさで包帯で鱗を隠している。
主の出現を渇望しており、ヨナと出会った瞬間に洗礼を受け、主として見出した。そのため、四龍では2番目に最短で仲間となりすぐに旅立った(半日後)。
性格は生真面目で天然。里を出たことがなく大切に育てられたため、世間知らずな面もあり、虫が大の苦手で体も若干弱い。ヨナに対して四龍の中では一番忠誠心を抱いているが、それ以外にも僅かに恋慕の感情を抱くも忠誠心の一部だと思い込んでおり、自身の気持ちにはまだ気付いてない。

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龍の目を持つ四龍「青龍(せいりゅう)・シンア」

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四龍の一人で、眼に龍の力を宿している。
この世のものとは思えぬ美しさの黄金の瞳を持つ。その眼を見た者の神経を麻痺させる能力があり、その能力ゆえに里人達から恐れ忌まれていた。また、相手の麻痺は自分の麻痺として返ってくるため、先代の青龍から眼の使用を禁じられていた。遠視能力も備わっており、常人では不可能な距離の遠方の景色までをもはっきり見ることができる。
性格はおとなしく寡黙で優しいが、基本的に言葉を発さないので仲間内でも心情がやや伝わりづらい面がある。
普段は眼を隠すために顔の上半分を覆う「面」を常時着用したり目の部分だけ布を巻いたりしており、戦闘時にも余程の危機が迫らない限り、眼の能力は使わず剣で戦う。
他人にはなかなか心を開かないが、ヨナには絶対的な信頼を置き、仲間たちにも少しずつ心を開いている。

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龍の足を持つ四龍「緑龍(りょくりゅう)・ジェハ」

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四龍の一人で、右脚に龍の力を宿している。
龍の鱗が生えた右脚から繰り出す驚異的な脚力により、瞬時に屋根の上に飛び乗ることが出来る。まるで空を飛んでいるかの如く見えることから、空舞う海賊と囁かれていた。暗器を好み、羽ばたくかのように飛翔して上空から飛び道具で敵を攻撃するのを得意とする。
四龍の宿命を拒み続けて自由を求めて緑龍の里を逃げ出し、四龍や緋龍王の生まれ変わりと決して出会わないように隠れて生活していたが、結局はヨナ自身を気に入ったため、仲間として旅に加わった。
女性を見れば砂を吐くようなセリフで口説き、仲間からの暴力に快感を覚える変態お兄さん。

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不死身の体を持つ四龍「黄龍(おうりゅう)・ゼノ」

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四龍の一人で、体に龍の力を宿している。
外見は17歳のまま数千年の時を生きている為、仲間内では実質最年長。
偶然ヨナ達の焼く肉に引き寄せられる形で出会ったかのように見えたが、実はかなり前からヨナが王に値する存在か試す意味でも距離を取りながら監視していた。
性格は至って呑気でのんびり屋なので一見無邪気に見えるが、ヨナに誰も聞けなかった今後の歩む道を厳しく問いかけるなど妙に鋭い一面もある。
戦闘能力はヨナ以下で盾を持ってヨナやユンを庇いつつ逃げるのが関の山のように見えていたが、実は剣で貫かれようが腕や首を落とされようが再生する不老不死の体の持ち主であった。ただ攻撃を受けないと何の力もないので、「落ちこぼれだ」と自称する。

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主要あらすじ・ストーリーのあらすじ・ストーリー

序章

緋龍城時代のヨナの日常~四龍探しの旅開始直前までを描く。

ヨナ姫16歳の誕生日の深夜、従兄弟・スウォンがイル王を弑逆。専属護衛のハクに連れられ、命からがら緋龍城を脱出する。その後風牙の都へ一時避難したヨナ達は、長老のムンドクから「道を示す神官を探せ」と進言を受け、軍の追っ手を撒くさなかで偶然にも神官との接触を果たす。
神官の勧めで、彼の世話係であった天才美少年・ユンを仲間に加えたヨナは、「四龍の戦士を集めよ」という神託に導かれ、四龍探しの旅を開始する。

白龍の里‐白龍編

白龍・キジャが仲間に加わるストーリー。

四龍の中で唯一居場所が判明している白龍を求め、ヨナ達は火の部族領の隠れ里・白龍の里へ向かう。途中、ユンが白龍の里の民に攫われるなどのトラブルも発生し、どぎまぎしていたヨナ。しかし白龍の里では四龍および緋龍王伝説が尊ばれ、確実に継承されていた為、赤髪を持つヨナを見たキジャは「ヨナこそが緋龍王の生まれ変わりである」と断言し、すんなり助力に応じるのだった。

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