【ザックジャパン】ブラジルW杯メンバーに選出された日本代表23選手を紹介【長友佑都など】
2014年にブラジルで開催されたサッカーワールドカップ。ここでは本大会のメンバーに選ばれた日本代表の23人の選手についてまとめました。日本の守護神・GKの川島永嗣や不動の左サイドバックの長友佑都など、各選手のプロフィールやストロングポイントなどを紹介していきます。
日本を代表するSB。170cmと小柄ながら圧倒的な走力、無尽蔵のスタミナ、高い守備能力を持ち合わせ、左右ともに高いレベルでこなすことが出来る。また、明るいキャラクターを持ち合わせており、ムードメーカー的な存在でもある。10年W杯では左SBで全4試合に出場。日本の決勝T進出に大きく貢献し、高い評価を得た。キャリアをスタートさせたF東京から10年夏にチェゼーナ移籍。そして11年1月インテルへの期限付き移籍。完全移籍した今季は3-4-3の左MFで期待されるも右肩脱臼で出遅れた。
(11/8/9UP)
豊富な運動量と抜群のスピードが武器のサイドバック
出典: ja.wikipedia.org
豊富な運動量と抜群のスピードが武器のサイドバック。俊敏性に優れ、1対1に強く上背はないが、大型FWにも競り負けないフィジカルと身体能力の高さを併せ持つ。効果的ドリブル、思い切りの良い飛び出し、そして相手の隙を突いて放つミドルシュートも大きな武器である。守備の文化があるイタリアに渡ったことでカバーリングやポジショニングにも磨きがかかった。
(長友について)「インテルに欠けていた闘争心に飢えている象徴的存在」
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試合中での献身的なプレーや走行距離に裏付けされた運動量によって、長友がボールを持って走り出すと観客席から大きな歓声が起きることも珍しくない。イタリアのスポーツ紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』では長友について「インテルに欠けていた闘争心に飢えている象徴的存在」と評している。
左サイドの起爆剤
イタリアでのプレーで攻守ともに格段のレベルアップを遂げ、現在は本来の位置より1つ前の左ウイングバックで不動の地位を築く。クロスやドリブル突破だけでなく、ゴール前への飛び出しやカットインからのミドルシュートを見せるなど、プレーの幅を広げて攻撃力はさらに増している印象だ。欧州最高峰の舞台で経験を積み、中堅として迎えるブラジルワールドカップでは、列強各国のアタッカーたちを抑え込むことに加え、左サイドの起爆剤として攻撃面での活躍も期待される。
酒井宏樹
スピーディーかつダイナミックなオーバーラップと、右足から放たれる鋭利な高速クロスが持ち味のサイドアタッカー
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スピーディーかつダイナミックなオーバーラップと、右足から放たれる鋭利な高速クロスが持ち味のサイドアタッカ。
2011 FIFAクラブワールドカップにおけるプレーは、FIFA公式サイト上で「日本版ダニエウ・アウヴェス」、イタリア紙ガゼッタ・デロ・スポルトからは「右サイド版長友」と喩えられた。
代名詞は『高速のクロスボール』
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つま先を外側に開き、膝を高く上げる独特のフォームから放たれる高速のクロスボールは、しばしば彼の代名詞として語られる。
高速クロスを上げる際は、本人曰く「人に合わせるよりもスペースに出すような」イメージで、右足のインサイドでボールの側面をこすり上げ、内側に回転をかけている。回転のかかったボールは相手ゴールキーパーから逃げるようにカーブの軌道を描き、ゴール前で急速に落ちていく。
また、振り抜かれる右足のモーションが小さく、対面する相手をかわし切る前でも自分の間合いに持ち込めば蹴ることが出来るため、ブロックを受けにくい点も特長である。
高精度かつ鋭利な高速クロスを最大の長所とする右サイドバック
高精度かつ鋭利な高速クロスを最大の長所とする右サイドバック。11年に柏でブレイクを果たすと、瞬く間に日本屈指のサイドバックへと成長。クラブワールドカップやロンドンオリンピックなど、国際舞台を経験することで一気にその才能を開花させる。
日本人サイドバックとしては規格外の体躯
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185cmという、日本人サイドバックとしては規格外の体躯を持ち、外国人選手との激しいフィジカルコンタクトにも屈しない。
高い身体能力は、柏レイソル時代のフィジカルコーチであるカルロス・アルベルト・ピメンテウから「アジリティー、パワー、スピード、持久力、どれもパーフェクトに近い。どんなフィジカルコーチでも、ああいう選手と仕事をしたいと思うだろうね」と絶賛されている。
豪快なオーバーラップで攻撃に厚みをもたらす日本屈指のRSB
豪快なオーバーラップで攻撃に厚みをもたらす日本屈指のRSB。規格外のフィジカルと高速クロスが武器。正確な右足のクロスはベッカムのそれを彷彿させる。
酒井高徳
左右を問わずにハイレベルなプレーを見せるサイドバック
左右を問わずにハイレベルなプレーを見せるサイドバック。各世代の日本代表で力を発揮し、12年にはロンドンオリンピックメンバーにも選出されると、4試合に出場してベスト4進出に貢献した。新潟やU-23日本代表での活躍がザッケローニ監督の目に留まり、同年9月にデビュー。翌年のカナダ代表戦では初先発も果たす。