ケモナーホイホイ? 獣人の世界、テイルコンチェルト

PS時代に発売されたゲーム、テイルコンチェルト。
獣人たちが主役で、普通の人間はまったく出てこない独特な世界観のゲームです。
今回はそんな犬ヒト、猫ヒトが活躍するケモナー御用達のゲームを紹介したいと思います。

テイルコンチェルトとは

テイルコンチェルトとは、1998年にPSで発売されたゲームです。
開発は.hack//シリーズで有名なCC2。同社が初めて作ったゲームでもあります。

世界観

テイルコンチェルトの世界はいわゆる獣人の世界。
犬っぽいヒトの犬ヒトと、猫っぽいヒトの猫ヒトが登場します。
主人公もヒロインも、もちろん街の住人ひとりひとりにいたるまですべて、犬か猫かというわけです。

主人公 ワッフル・ライブレッド

主人公もとうぜんケモノ。
犬ヒトのお巡りさんです。どこぞの童謡のようですが、きちんと警察です。
ただし、この犬ヒトを直接的に操作するわけではありません。

ヒロイン アリシア・プリス

ヒロインでありライバルももちろん獣人の猫ヒト。
かわいらしいデザインで、悪いんだけれども憎めない、そんなキャラクターになっています。

ゲーム内容

このイヌのお巡りさんは、このようにロボットに乗っています。
このロボットを操作して動かすのが基本です。

PSなので、というわけではありませんが、このような3Dのアクションゲームです。
某DASHによく似たタイプの操作感です。

操作は移動のほか、いくつかのアクションがありますが、基本的には持つと投げるが基本。
直接銃を持ったり、というのはなく、相手が投げてくる爆弾や、箱を投げたりしながら敵を攻撃します。

グラフィックやキャラクターデザインなどでおわかりかと思いますが、基本的にはコミカルな世界観になっています。
よって直接な人死にとかもありませんし、殺す殺されるのようなシーンもまずありません。

悪さをするワル猫三人と警察官のドタバタコメディだと思ってください。
ただ、後半のストーリーはただの牧歌的な雰囲気ではない秘密が……

さらに途中途中にはアニメが挿入される豪華仕様。
獣人がどうしても嫌だという人でもない限り、和やかな雰囲気に癒される、珍しいアクションゲームだと思います。

ただ、PSというのもあって3Dの操作感はまだやや小難しい部分も。
ちょっとわがままな場面もありますが、そこは約20年前の懐ゲーだと思って、笑って許してやりましょう。

続編

また、直接的な続編というのではありませんが、世界観を共有し、このテイルコンチェルトのキャラクターも登場するゲーム、
Solatorobo~それからCODAへが同じくCC2から発売されています。
こちらもとても完成度の高いゲームで、テイルコンチェルトをプレイしていなければならないというわけでもないので、こちらを先にプレイしてみるのもありなのではないでしょうか。
もちろんそのあとは、テイルコンチェルトをプレイすることもおすすめします。

というわけで、テイルコンチェルトの紹介でした。
最後に、テイルコンチェルトのOP曲・KOKIA氏のFor Little Tailを貼っておきます。

水野忠邦
水野忠邦
@toriiyouzou

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