モノアイ好きさん寄っといで!漫画やアニメの単眼キャラ特集

古事記における天目一箇神、ギリシア神話のキュクロプス、アリマスポイ人、日本の妖怪では一つ目小僧など、昔からいた「一つ目」キャラ。今では「モノアイ」というジャンルとして確立しているようで、漫画などにも登場しますね。一目瞭然なんていいますが、一目で魅入られても、その魅力は一言じゃ表せない!?

ヒトミ先生(『ヒトミ先生の保健室』)

某学校の養護教諭(つまり保健の先生)、「ヒトミ先生」が、変わった体質等で悩む生徒の相談に乗る、というお話。その大きな目で生徒たちの悩みを見、優しく諭してくれるのです。ちなみに妹は三つ目のようです。

「一」目で「見」抜く、とかけてるんでしょうか…。

舌の長い女の子の話だとか、何だかんだで体にも悩みにも個人差というものがあるんですね。

眼球の落とし物…。

ちょっと通ってみたいです、この学校。何でも受け入れてくれそうで。

ボロス(『ワンパンマン』)

優しいヒトミ先生とは違い、今度は「悪役」立ち位置でバトルのために地球にやってきた宇宙人です。部下も含め、ビジュアルが被るキャラが一人もいないっていうのは凄いですが、フリーザ軍のごとく色んな所から寄せ集めたんでしょうか…?

この人は強すぎて、連戦連勝状態。「戦いの爽快感」や刺激がほしくて、「対等に渡り合える猛者がいる」という予言を信じ、地球くんだりまで来たのでした。同じく無敵のサイタマでもさすがに「ワンパン」では片付かない、結構なツワモノです。

いや、かっこいいです。実際出くわしたら「邪魔だ」とか言われて瞬殺されそうですが。いやその前で部下か宇宙船の砲弾やらビームやらで瞬殺か。確かにやってることはあくどい部類ですが、「自分より強い」相手と戦えただけ、サイタマより幸せだったのかもしれません。

マイク・ワゾウスキ(『モンスターズ・インク』及び『モンスターズ・ユニバーシティ』)

人間界とクロゼットの扉で繋がっているモンスター界で、エネルギー会社の社員をしています。担当は「怖がらせ屋」のアシスタント。モンスター界のエネルギー源は「子供の悲鳴」とのことなので、「怖がらせ屋」が驚かせ、悲鳴をエネルギーのように「ボンベに集める」わけです。

またの名をギョロ目ちゃん。

人間の子供を怖がってるかと思えば、仕事が引けた後で彼女(この子もモノアイ)さんとデートに行って気障なこと囁いたり、お局さん的な事務所のおばさんに「報告書は…?」なんて睨まれたりと俗っぽいのがいい所。

恋人のセリアちゃん。受付嬢です。

会社のCMでは最後にちらっと移った程度(しかもロゴマークに隠れてしまったため本当に一瞬)でも「テレビに映った!」と大喜びです。あまり視力がよくないのか巨大なコンタクトレンズを使ってます。ヒトミ先生に貸してあげてください。サイズ合うかどうか分かりませんが。

一橋(『第五期・ゲゲゲの鬼太郎』)

一橋さん、人間じゃなくてあの一つ目小僧です。有名なあの妖怪です。しかも、鬼太郎から。やたらと「萌えキャラ化」された「第五期」に登場。このままの姿で、普通の人間が大勢勤める会社に勤務しています。「妖怪雇うなんて懐深い会社だねえ」とお思いでしょうが…。

茶髪のイケメンさん(会社見学に来た学生さんです)はろくろ首の恋人がおり、一橋さんの能力が効かなかったご様子。…この絵でも『鬼太郎』なんですよ。

実は彼には、筆で書いた文字を実現させるというオリジナル能力が。会社など、よく行く場所に「信」の文字を書いておき、自分を人間の「一橋」という社員だと信じ込ませているわけです。高い能力ですが、別に悪さをするためではなく「人間と一緒に働きたい」との気持ちから。職場の女の子に思いを寄せられて、映画に誘われたりのリア充野郎です。

昔は「驚かす」だけだったのが、人間の作る物に興味を持って「一緒に働きたい」と思うようになったそうです。

…と思ったら、やはり能力には限度があり、今現在の状況でいっぱいいっぱい。映画館にまで「信」の字を書く余裕がなく、悩むことに。最終的には妖怪退治に参戦するために力を使い、「信」の字が消えて正体がばれてしまうのでした…。しかし、一つ目小僧といったら「子供の妖怪」のイメージが強いんですが、作中では会社員です。しかも着物姿と戦闘シーンがかっこいいという、いい意味で「一つ目小僧」のイメージを壊してくれたキャラでもあります。

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