境界戦機(アニメ・漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『境界戦機』(きょうかいせんき)とは、4つの経済圏に占領された日本を取り戻すために戦う少年たちの姿を描く、SUNRISE BEYOND制作のロボットアニメである。
2061年。日本人の少年椎葉アモウは、人型兵器AMAIMの残骸から使えるパーツを回収しては、廃工場でそれを組み立てることを趣味としていた。ある日彼は自立思考型AIガイと出会い、協力して廃工場に眠っていたAMAIMケンブを完成させる。成り行きからこれを駆って占領軍を蹴散らしたアモウとガイは、日本解放の戦いに巻き込まれていく。

ブレンゾン社

ジェルマン・ゴベール

CV:福山潤
MAILeSを開発したブレンゾン社のエージェント。4大経済圏の勢力争いと、日本復権を目指す八咫烏の活動をあくまで商機として捉え、キリュウの「困窮する日本人に可能な限り手を差し伸べる」という方針にはいい顔をしていない。それでも八咫烏自体は上客であるため、注文があれば本来扱っていない品でも迅速に用立てるなど、商人としての力量は確かである。
八咫烏に協力してはいるが、目的はあくまで商売であり、上客として配慮こそしているが全面的な味方ではない。作中でもさらなる顧客の獲得を目指して北米同盟に接触しており、ブラッドにゴーストの居場所に関する情報を提供している。

北米同盟

ブラッド・ワット

CV:小野友樹
北米同盟軍大尉。戦闘の痕跡からその推移、機体データまでを逆算して割り出すなど、戦術家として非常に優れた能力を持つ。
突如現れてすさまじい戦闘力を見せつけたケンブに興味を抱き、これに接触するためアジア自由貿易協商の領土へ密かに潜入。そのかいあってケンブのみならずジョウガン、ゴーストのデータも手に入れ、これらを倒すために開発局に新型機の開発を急がせている。

レイモンド・ハーディー

CV:新垣樽助
ブラッドの副官。興味の対象を見つけるとどこまでもそれを追い続けるブラッドの扱いに苦慮しているが、副官を務めるだけあって能力が高く、彼の意図を常に正確に見抜いて補佐している。

ソフィア・ルイス

CV:大西沙織
北米同盟軍の女性兵士。階級は少尉。AMAIMの戦術シミュレーションマッチで2度の優勝を果たした優秀な戦術家で、それを誇りにもしている。
ブラッドの部隊に配属されるも、有人機によるゴーストの捕獲を目指す彼に対しては不満があるらしく、それをはっきり口にしている。

大ユーラシア連邦

アレクセイ・ゼノレイ

CV:浪川大輔
大ユーラシア連邦軍の少佐。ロシア貴族の末裔で、豊富な財力に裏打ちされた物量作戦を得意としている。同経済圏の支配地域の一部である東北西部の指揮官であり、ここを拠点として活動していたアラハバキというレジスタンスを壊滅寸前に追い込んだ。
自身の興味を優先して行動するタイプで、幼馴染でもある副官のダリアをたびたび呆れさせている。一方、軍人としての手腕は確かなもので、敵を倒すより時間を稼ぐことが目的の撤退戦だったとはいえ、アモウたちのMAILeSを3機まとめて相手にして互角以上に渡り合うなどAMAIMの操縦者としても非常に高度な技術を持つ。この際、機体の不調で劣勢に立たされるも撤退を優先してアモウたちが退いたことを「情けをかけられた」と感じ、その屈辱を晴らすためにMAILeSの追撃部隊に志願。これはMAILeSへの意趣返しと共に「あれに乗ってみたい」との興味もあっての行動のようである。

ダリア・リヴォフ

CV:遠藤綾
アレクセイの副官。彼の幼馴染でもあり、子供の頃から興味本位で騒ぎを起こす彼に振り回されてきた。それをぼやきつつも見捨てることなく支え続けており、腐れ縁のような間柄である。

アジア自由貿易協商

ホウ・グアン

YAMAKUZIRA
YAMAKUZIRA
@YAMAKUZIRA

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