ちょっと変わった手法で活躍する日本人アーティストたち
芸術の分野も日々進歩し、多岐にわたります。今回は、扇のように広がった芸術界から、様々なアーティストを抜粋してみます。
英漢字(ええかんじ)・國重友美さん(書道家)
ばらけさせた英単語と組み合わせることによって漢字を構成させる「英漢字」なる分野を確立した方です。漢字を構成する英単語は、その漢字と同じ意味にもなっています。これぞ和洋折衷の極み!?
こちらは「smile」という単語でできております。
四字熟語もこの通り。無論、漢字タトゥーだの漢字のシャツだのを好む海外の方にも高評価!何をどうやって、漢字にするか、など考えるだけでも大変そうですが、だからこそ美しいのです。
ミニチュア風の光景・本城直季さん(写真家)
「わあ、よくできたミニチュア」…じゃないんですよ。
「アオリ」と呼ばれる、本来は高層建築物などのゆがみを修正して撮影するための蛇腹がついたカメラを使って、上のような写真を撮る。
出典: www.albatro.jp
こちらも、撮影時には動いて、音を出していたわけです。最近ではミニチュアのような写真が撮れる機能付きのカメラもあるとか。
鉛筆の芯で…山崎利幸さん(彫刻家)
鉛筆の芯を削って、削って、そしてアート作品を作る方もいました。
鉛筆でEXILEです。躍らせてほしいです。せめてあの曲だけでも…多少「躍らせた」ところで折れそうにない、どっしりした安定感がまたすごいですね。
アルファベット。長!
元はアメリカ人がやっているのをテレビで見て、「自分にもできないものか」と思いやってみたとか。前の職業はデイトレーダー。リスクばかり高くてやめようかと思っていたところに、この仕事と出会った。「修行」から、楽しく削っていた模様。削っている間は集中できて、作り終えた後の充実感がたまらないのだとか。ギネスも狙っているとのこと。
出典: www.tfm.co.jp
リアル金魚・深堀隆介さん(芸術家)
綺麗ですね、金魚。これのなにがすごいって、「作り物」ってことです。
じーっと見ているのも不気味かも…そこが芸術作品のだいご味。ちなみに、樹脂でできているそうです。