発表!今年(去年)の漢字
毎年年末になると、京都・清水寺で発表される「今年の漢字」。一般公募の中から最も意見が多かった「安」に2015年は決まりました!「安」と決まった背景から、2014年・2013年に選ばれた漢字もおさらいしておきましょう。
「今年の漢字」とは
今年の漢字とは、日本漢字能力検定協会が主催となり開催されているイベントです。
1年を象徴する漢字を一般公募したうえで、最も多くの票を得た漢字が「今年の漢字」に選ばれます。発表は、例年12月15日に京都・清水寺で行われます。
1995年から発表され、今年が21回目。テレビのニュースなどでも存在感が徐々に増してきており、一般に浸透されてきているイベントです。
2015年の一般公募の応募総数は13万票近くでした。
2015年 「安」
漢字を見た限りでは、ポジティブな意味合いを持っているように感じましたが、
不「安」という意味で多く使われていました。心配になるニュースが多くあった1年だったと思います。
そのなかで、その名のごとく”明るい”話題となった「とにかく明るい「安」村」さん。裏のなさそうな笑顔は
我々を「安」心させてくれました。
2014年 「税」
一般公募であることからも、直接的に我々国民の生活に大きな打撃を与える「消費税増税」が一番のインパクトであったことでしょう。
さらに、現状の8%から10%に引き上げられるということで、我々国民への負担が高まるのでは、ということが懸念されています。
「税」という漢字が選ばれた背景からも、あまりポジティブな印象ではない1年だったのかもしれません。
2013年 「輪」
2015年、2014年とは一転、2013年は明るい印象の漢字が選ばれていました。
例年と比較してもスポーツに関した話題が多く、人と人のつながりを実感することができた1年だったと思います。
ただ筆者は巨人ファンなので、楽天日本一(巨人日本シリーズ敗戦)はあまり明るくなれませんでした。笑
2016年に選ばれる漢字は?
2016年は明るい漢字が選ばれるような年になるといいですね。
一般公募となっていますので、興味がある方は調べてみてください!
「今年の漢字」 事業・活動情報 公益財団法人 日本漢字能力検定協会
www.kanken.or.jp