いつかティファニーで朝食を(漫画・ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『いつかティファニーで朝食を』とは、2012年から2019年までマキヒロチが『月刊コミック@パンチ』で連載した漫画、およびそれを原作としたドラマ作品。朝食にこだわりを持っていた主人公・佐藤麻里子が同棲していた彼氏と別れたことをきっかけに理想の食、理想の自分を追い求めて奮闘する物語。実在する飲食店が作中に登場することで話題となった。食事はもちろんの事、30歳手前の独身女性の恋愛・仕事・人生観が描かれた今作品は、同世代の女性から絶大な支持を得ている。

画像の右上下の男性が米谷謙治。

麻里子たちの高校時代の同級生。里沙と久々に再開し、交際することになる。大阪で働いているため、里沙とは遠距離恋愛。

市村(いちむら)

画像の右側の男性が市村

典子のNYでのアパートに住む住人。黒猫を飼っている。
NYの有名な焼き鳥屋で働いている。
典子はアパートで見かけて以来、気になっていた。

『いつかティファニーで朝食を』の用語

理想の朝食

朝食を大事にしたい麻里子は、理想の朝食を求めることにする。それは麻里子の周囲にも伝わり、みんなそれぞれが朝食時間を特別な時間にするのだった。
麻里子の理想として観ていた作品が『ティファニーで朝食を』の冒頭シーン。誰もいないニューヨークの街でティファニーのショーウインドーを覗き込みながらデニッシュを食べる様子を最高の朝食だと憧れを抱いていた。

30代女子

麻里子たちはいわゆるアラサー女子。恋愛、結婚、仕事と悩みが多く、自分の人生に迷いそれでも突き進んでいく様子が多く描かれている。“30代”という年齢だからこその悩みや葛藤は尽きず、作品でもたびたび年齢が話題に上る。

群馬県

麻里子たち4人の出身地。高校からの同級生のため、作中に高校時代の回想シーンや群馬に帰省する様子も描かれる。典子は東京での仕事を辞め、群馬の実家に帰ることとなった。

『いつかティファニーで朝食を』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

創太郎の友達「スヌーピーがルーシーに言われんだよ『時々あなたはどうして犬なんかでいられるのかと思うわ…』って そしたらスヌーピーがこう答えんの 『配られたトランプで勝負するっきゃないのさ…』」

“You play with the card you’re dealt…”
配られたカードで勝負するしかないのさ
「スヌーピーのもっと気楽に(2)」(チャールズ M シュルツ著:谷川俊太郎:訳 講談社+α文庫)

出典: cinemagene.com

麻里子に振られて半年が経ち、やけ酒をする創太郎にふと友人が「スヌーピーがルーシーに言われんだよ『時々あなたはどうして犬なんかでいられるのかと思うわ…』って そしたらスヌーピーがこう答えんの 『配られたトランプで勝負するっきゃないのさ…』」と言った。
その言葉を自分と重ね合わせて聞いている創太郎だった。スヌーピーのその名言はその時の創太郎に刺さる言葉だった。創太郎の人生は、7年間という長い月日一緒に過ごしてきた麻里子と別れたことで目まぐるしく変わってしまっていた。

麻里子「私も朝からあんな幸せそうな顔でいられるような人生送りたいな」

築地に朝ご飯を食べに行った麻里子と典子。朝早くから市場で働き、仕事を終えたおじさんを見て麻里子は「私も朝からあんな幸せそうな顔でいられるような人生送りたいな」と典子につぶやくのだった。典子はBARの仕事を終えて帰宅する朝、麻里子はこれから仕事へ向かう朝。それぞれの朝をどう迎えるのかが浮き彫りになるシーン。

『いつかティファニーで朝食を』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

麻里子と別れた創太郎の転機になったランチ時間を描いた『創太郎の出張ぼっちめし』

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