2015年コミック売上ランキング
2015年もうもう少しで終わりとなりますが、今年の年間売上部数が発表となりました。
アニメ化や映画、実写にもなった作品多数ノミネートしています。
貴方が読んでいる作品、気になっていた作品などもノミネートしているのでは?
今回現在の巻数と少々のあらすじを織り交ぜてご紹介させて頂きます。
7位 食戟のソーマ (約4,321,830部数)
2012年、週刊少年ジャンプで原作:附田祐斗、作画:佐伯俊によって連載が開始された漫画。
下町で父の定食屋を手伝いながら、父を越えるべく料理修行に励む少年・幸平創真は、中学卒業後家業を継ぐことを考えていたが、急遽父が店を閉め海外へ行く事を宣言し、創真に超名門料理学校「遠月茶寮料理學園」の高等部に入学する事を命じる。そこから創真は持ち前のノウハウを活かし料理人としての腕を磨いていくというグルメ漫画です。
料理対決や登場する料理の意外性に加え、登場人物が料理を食べた時に放つリアクションがお色気要素に近い大仰なものであることが特徴であり、登場する料理などは料理研究家森崎友紀が協力している為、本格的な所も特徴の一つである。
2015年アニメ化もしています。
8位 テラフォーマーズ (約4,188,158部数)
2012年、週刊ヤングジャンプで原作:貴家悠、作画:橘賢一によって連載が開始された漫画。
火星のテラフォーマーズ計画の為、多数の特殊な苔とゴキブリを送った結果、人型へ変化したゴキブリ「テラフォーマー」と、それを駆除する為に昆虫等の能力を人為的に植え込む特殊な手術「バグズ手術」を施された人類との戦いを描いたバトルアクション漫画です。
2013年版の「このマンガがすごい!」男編で1位、「全国書店員が選んだおすすめコミック」で2位を獲得しており、アニメ化や実写映画等のメディアミックスも行われている。
9位 監獄学園 (約4,058,119部数)
2011年、週刊ヤングジャンプで平本アキラによって連載が開始された漫画。
東京都郊外にある共学化したばかりの元女子高に入学した主人公・藤野 清志を含めた男子校生5人だが、女子風呂を覗いた為に裏生徒会が管理する懲罰棟(別名プリズン)に投獄され、退学に追い込まれてしまう。退学の危機、またプリズンからの脱出の為にあらゆる手をハイスクールコメディ漫画です。
脱獄や性的描写、策略などを取り入れたシチュエーション・コメディが特徴の作品で、2013年講談社一般漫画部門を受賞しました。
また平本アキラの画風の代わりも話題の一つとなっています。
10位 東京喰種トーキョーグール:re (約3,758,541部数)
2011年、週刊ヤングジャンプで石田スイによって連載が開始された作品の続編となる漫画。
人間世界に紛れ込み、人を喰らう正体不明の怪人「喰種」が蔓延る東京を舞台に、人間の尊厳や捕食者の喰種の葛藤や其々の関係性、また喰種を掃討する喰種対策局等との死闘などを描いたホラーバトルファンタジー漫画です。
作者石田スイのデビュー作で、コンセプトはダークファンタジーなのですが、サイエンスファンタジー、サスペンスの要素もあり、キングダムやテラフォーマーズに並ぶ週刊ヤングジャンプの目玉作品のひとつとなっています。シリーズとして4作品出ており、またアニメ化、ゲーム、舞台等メディアミックスも多く行われています。
やはりコメディ作品はいつの時代になっても人気がある物ですが、最近はダークな雰囲気なモノや猟奇的でグロテスクは流行のようですね。
また、デビュー作でブレイクした作品やメディアミックスされている作品も多い傾向になっている事も伺えます。
まだ読んだ事のない作品も、話題に乗って読んでみたり、読んだ事のある作品でも派生した舞台などを見に行ってみるのもいいかもしれません。