昭和のおそ松くん 脇役編
27年ぶりのテレビアニメが人気を博した「おそ松さん」。そのルーツである昭和の「おそ松くん」に登場する脇役キャラについてまとめました。漫画は赤塚不二夫とフジオ・プロ、アニメ第1作はスタジオゼロ・毎日放送、第2作はフジテレビ・読売広告社・スタジオピエロが製作しました。
トト子
本名、弱井魚魚子(よわいトトこ)。本作のヒロインで、推定10歳。髪型はお下げにリボン、盛り上がった頭頂部が特徴的。学業は優秀でスポーツも万能。性格は普段はおしとやかだが怒ると豹変します。ボクサーの兄がおり、リングネームは「ファイティング弱井」。名前どおりに魚屋の娘だが、家業に関する描写はあまり無く、デカパンの娘と設定されて登場することが多いです。
アッコちゃんと激似?
同氏の代表作の一つ「ひみつのアッコちゃん」の主人公、アッコちゃん(加賀美あつ子)に見た目がそっくりですが、全くの別人だということです。おそ松くんは「週刊少年サンデー」(小学館)、アッコちゃんは「りぼん」(集英社)に、同じ1962年から原作が連載開始されているので、自然に似てしまったのかと思われます。
デカパン
いつもデカパンを穿いている小太りの中年男性です。性格は温厚。一人称は「ワス」、口癖は「ホエホエ」「〜だス」など。ネーミングの所以であるパンツの中には、工具や財布、そして猫などが入っています。余談ですが、アニメ第1作の後期OPには「デカパンのパンツからネコ五匹」という歌詞があります。
ダヨ~ン
その名のとおり、語尾に「だよ~ん」をつけてしゃべる男性。一人称は「ワシ」の53歳。趣味は俳句。大きな口が特徴で、何でも吸い込む凄まじい力をもっています。同じ顔の娘がおり、チョロ松に惚れているのだそう。
ハタ坊
頭に日の丸を刺さしている男児。旗は頭蓋骨の直接刺さっており、着脱は容易なのだそうです。口癖は「だジョー」。チビ太と同い年という設定の作品もあります。
目ン玉つながりのおまわりさん
本官と自称するので「本官さん」とも呼ばれています。やたらに拳銃を乱射するのが特徴。趣味は鉄道模型。 「もーれつア太郎」や「天才バカボン」などにも登場しますが、デビューはおそ松くんです。