ショートプログラム
ハンス・ジマー作曲
映画『ミッション:インポッシブル2』より
ザ・ベイト
ベア・アイランド
振付:阿部奈々美
ジュニアGPファイナル
世界ジュニア選手権
両方とも優勝した飛躍の年です。
世界ジュニアの優勝は
高橋・織田・小塚に続く4人目。
そして、中学生男子の優勝は
史上初でした。
フリープログラム
セルゲイ・ラフマニノフ作曲
パガニーニの主題による狂詩曲
振付:阿部奈々美
この頃からトリプルアクセルや
ビールマンスピン
レイバックイナバウアー(荒川さんのアレ)
などもプログラムに入ってました。
ちなみにこの丸みを帯びた髪型は
神とあがめるプルシェンコ氏の
マネをしてたとかしてないとか…。
負けなしではありましたが
海外遠征に行くと体重が3、4キロ減って
帰って来てたそうです。
緊張でお腹を下す事もしょっちゅうだったと
お父さまが語っています。
ショートプログラム
スティーブ・シャープルズ作曲
映画『ムーラン・ルージュ』より
「ボレロ」
振付:阿部奈々美
さすがにまだ「少年」って感じですね。
この頃に掲載された書籍で
キャッチコピーがつけられていました。
「ソチ五輪まで見逃せない」
正にその通りの成長をとげました。
この年のフリーは2009-2010と同じ楽曲です。
ショートプログラム
ルイ・プリマ作曲
「シング・シング・シング」
振付:阿部奈々美
羽生選手自身が
「お気に入りのプログラム」にあげた事も。
大人になった現在の姿で
このサスペンダープロが見てみたいですね。
この写真はショーやエキシビション用の
ピンクのシャツ+帽子!
フリープログラム
イーゴリ・ストラヴィンスキー作曲
「火の鳥」
振付:阿部奈々美
ここまでさかのぼると
やっぱり「子供」ですね~。
全日本ノービス選手権で優勝し
全日本ジュニアで3位表彰台に上がりました。
ノービス世代の選手がジュニアで
表彰台に乗るのは史上初!!
※ノービスとはジュニアより年下の枠です。
「春よ、来い」
作曲:松任谷由実
ピアノ演奏:清塚信也
振付:デヴィッド・ウィルソン
24時間テレビなどアイスショーで披露したプログラムです。
薄いピンクのヒラヒラが付いた袖は、水中を漂う美しいピンクのクラゲなんて例えられることも。
振付の中で、氷上の削れた氷を手に取り、パッと空中に投げ上げる所があり、桜の花びらが舞う様でとてもキレイです。
ピンクでフワフワでキラキラな衣装を着こなせる25歳男子、流石です。
Notte Stellata(The Swan)
邦題「星降る夜」
ボーカル:イル・ヴォーロ
作曲:カミーユ・サン=サーンス
振付:デヴィッド・ウィルソン
フィギュア界の重鎮「おばちゃん」こと
ロシアのタチアナ・タラソワ氏に
「ぜひ滑ってほしい」と送られた曲。
震災後に滑ったのも「白鳥」
(ホワイトレジェンド)だったので
胸にぐっと来るものがあったとか。
背中が女子のようにぱかっと開いた
清純セクシーな素敵衣装。(背中襦袢あり)
この中で「ディレイアクセル」という
ジャンプを降りる寸前に回転する
一見パンクしたような珍しいジャンプを跳んでいます。
東日本大震災鎮魂歌「3・11」
「天と地のレクイエム」
作曲:松尾泰伸
振付:宮本賢二
阪神大震災の鎮魂を全身全霊で踊りあげる
見ているこちらが苦しくなってしまうような
切なく力強いエキシビションです。
この衣装は初お披露目の時は
もっとフリル部分がフワフワヒラヒラしてたのに
回を重ねるごとに短く刈られていき
現在の長さに落ち着きました。
白菜・ウミウシ・レタス・わかめ
などと形容された衣装ですが
最近ではキラキラのストーンも一段と増え
競技プロに無い女子力成分をふんだんに詰め込んだ
かなり華やかな衣装となっています。
サラ・オレイン
「The Final Time Traveler」
振付:宮本賢二
元々はアイスショーで
サラ・オレインさんとのコラボで
滑ったプログラムでした。
その時は片から胸元に装飾の入った
白いシャツで滑っていたのですが
お花満載ドレープたっぷりの
女子力高い衣装になってエキシビに登場!!
同名のゲームのテーマ曲なこの曲。
阪神大震災をベースにして描かれた
ゲーム内容なんだそうです。
震災を経験し頑張ってきた羽生選手と
フィーリングが合ったのではないでしょうか。
指田郁也
「花は咲く」
振付:阿部奈々美
NHKの震災復興のテーマソングです。
こちらはNHKの復興支援プロジェクトとして
羽生選手の被災した仙台リンクで演じる姿が
放送されました。
その後24時間テレビで披露し
2014年NHK杯のエキシビで演じました。
とても美しいプログラムです。
指田郁也
「花になれ」
振付:宮本賢二
同郷であるシンガーソングライター
「指田郁也」さんの歌うこの曲。
「どんな場所でも咲く花のように、
生きていく中で直面する困難を乗り越えてほしい」
という曲にこめられた思いに賛同し
エキシビションにセレクトしたそうです。
この頃から歌入りでは熱唱しながらすべる姿が
多く見られるようになりました。
AI
「Story」
振付:宮本賢二
元々はアイスショーでゲストのAIさんと
コラボレーションで滑ったこのプログラム。
羽生選手が震災後に初めて滑ったアイスショーの
エンディングでも使われた曲という事で
かなりの思い入れがあったようです。
ドアーズ
「ハロー・アイ・ラヴ・ユー」
振付:カート・ブラウニング
この写真ではジャケットを着ていますが
曲の終盤でこのジャケットを脱ぎ
白いTシャツに口紅でハートマークを描く
…なーんてかっこつけたことを
18歳の羽生選手がどや顔で頑張っていたので
ファンの間では今また見たい!!
と人気のあるプログラムです。
ジャスティン・ビーバー
「Somebody To Love」
振付:阿部奈々美
羽生選手と同い年のアーティスト
ジャスティン・ビーバーの曲を
ちょっとヤンチャな感じでノリよく踊っています。
この衣装、パーカーが付いているんですが
フードがスピンやジャンプで
首のまわりに絡まったりして
ちょっと滑りにくそうな時も…。
U2
「ヴァーティゴ」
振付:阿部奈々美
U2→ユーツー→ゆーづー
という事で選曲されたナンバー。
腰をクイっと回すセクシーな
振り付けの部分があるんですが
10代半ばの少年が一生懸命やっているのが
なんとも可愛らしいです。