7つの顔をもつ男——トッド・ラングレンの全貌にせまる(80年代編)
2015年にフジロックに出演し、67歳にして萌えダンサーとともに踊り狂って話題をさらったロック界の大御所トッド・ラングレン。クラシカル・ロックから打ち込み系のエレクトロニカに移行する80年代についてお届けします。
80年代
80年代初頭はニューウェイヴ、ポストパンクが席巻していた時代です。その影響もあってかトッドも打ち込みによる作品をリリースします。一方、プロデューサーとしも活躍し、高野寛、レピッシュなど日本のアーティストもプロデュースします。
ヒーリング~トッドの音楽療法
トッドのモダン・ポップ黄金狂時代
ア・カペラ
ニアリー・ヒューマン
まとめ
80年代は概ね「打ち込み」「宅録」の作品が多く、エレクトロニクスへの傾倒が見られます。実際、トッドはYMOの大ファンで「高橋幸宏のアルバムは全部持っている」のだそうです。しかしながら、80年代終盤でバンド・サウンドに回帰しているのは、トッドのバランス感覚なのでしょうか?