【君が嘘をついた】クリスマスが描かれるバブル期のドラマ5選【仙道敦子主演クリスマス・イヴ】

バブル期の若者たちにとって「クリスマス」は特別な意味を持ち、ドラマの中でも重要な役割を果たした。そんなバブル期に制作されたドラマを5つ紹介する。野島伸司デビュー作『君が嘘をついた』、仙道敦子主演『クリスマス・イヴ』、福山雅治がヒモ役『ホームワーク』、逆ドリカムと言われる『29歳のクリスマス』、坂元裕二脚本『ラストクリスマス』。どのドラマにもバブル期らしい華やかさがある。

この時期すでに企画力を発揮する秋元康 主題歌の作詞もちゃっかり

◆『ホームワーク』(1992)

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脚本:遠藤察男
企画協力:秋元康、佐藤光夫
主題歌:稲垣潤一「クリスマスキャロルの頃には」
出演:唐沢寿明、清水美沙、福山雅治、浦江アキコ

森田圭介は水野うらんと同棲していますが、生活に不満を感じ、仕事にも疑問を感じていました。そして、圭介は自身の夢である映画製作会社へ、転職しようと決意します

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圭介は、通勤途中で見かけた女性、竹永幸子に想いを寄せるようになり、幸子もまた、同棲している滝本周二が、仕事により荒れた生活を送り、傷ついていました。

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唐沢寿明主演の恋愛ドラマ。同棲していながら、お互い人生観の全く違う2組のカップルが、恋愛・結婚・仕事を通して悩み成長していく姿を、恋人達に課された“宿題”として描いていく。

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「唐沢×浦江と福山×清水」が「唐沢×清水と福山×浦江」になっていく展開が、なんともありそでなさそで目が離せなくなる。これぞトレンディーな恋愛ドラマ。

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“二枚目の若手俳優”という位置づけだった唐沢は、1992年1月の『愛という名のもとに』で大ブレイク。福山雅治は、ブレイク前夜という時期。吉田栄作、加瀬大周、織田裕二が“トレンディ―”な若手の代表格だった当時、2人はこのドラマによってそのグループ入り。

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脚本界の重鎮・鎌田敏夫が向田邦子賞を受賞した名作

◆『29歳のクリスマス』(1994)

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脚本:鎌田敏夫
主題歌:マライア・キャリー「恋人たちのクリスマス」
出演:山口智子、松下由樹、柳葉敏郎、仲村トオル

仕事のストレスで10円ハゲができたあげくアパレルからレストランの店長に左遷、恋人にも振られて最悪の誕生日だった典子(山口智子)。

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仕事にまい進する彼女が、親友で三流商社マンの新谷賢(柳葉敏郎)、報道カメラマンの今井彩(松下由樹)を引き連れて、自分をフッた恋人の結婚式に向かうところから、典子の人生に転機が訪れる…。

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典子と、その友人で妻子ある男性とつき合っている彩、一流商社のOLに片思いする賢の三人の仕事や恋、友情を描いた名作ドラマ。

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イケてる美女2人を相手にどちらにも手を出すことなく“男友達”の関係を崩さない柳葉敏郎の設定は、今ならゲイでもなければ成立しないようにも思えるが、このドラマの柳葉敏郎はどちらも選ばず水野真紀に恋して翻弄される(このドラマの水野真紀の可愛さは異常!)。

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本作は「男女7人夏物語」(1986)などで知られる大家・鎌田敏夫が脚本を手掛け、当時人気絶頂だったマライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス(All I Want for Christmas Is You)」が主題歌に起用されたこともあり、大ヒットを記録した。

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