【世界の音楽】サーランギって知ってる?
じわじわと日本でも知名度をあげつつある(?)ネパールの楽器サーランギ(sarangi)についてご紹介します。
サーランギとは?
みなさんサーランギ(Sarangi)ってご存知ですか?まだ日本では見たこと、聴いた事があるという方は少ないかもしれません。 見た目がなんだかバイオリンやチェロに似てますね。これはバイオリンとかと同じく弓で擦って音をだす擦弦楽器です。インドやネパールで用いられています。
まずは音を聴いてみましょう。
バイオリンと似てる????似てない???
異国情緒溢れる音に感じますね。
ネパールのサーランギ
ネパールで一般的なサーランギはNepali Sarangiとも言われていて、4本の弦を持っています。ネパールのサーランギは、伝統的には歌に合わせた弾き語りなどに用いられていて、路上などの場所で演奏されてきました。近年では、西洋の楽器と合奏をするなどして活動のジャンルが広がっているようです。
サーランギの用いられている音楽
現代のバンドの中でサーランギが用いられている例を挙げます。こんな所でサーランギが使われていたなんて!
TOOL - Reflection
前衛的・実験的な音楽を作り続けて行くバンドTOOL。その独特な世界観にサーランギはよく似合います。
Blind Melon - Sleepyhouse
アメリカのロックバンドBlind Melonのこの曲でサーランギが用いられています。先ほど挙げたTOOLとはうってかわって爽やかさを感じさせる音楽ですね。
いかがでしたか?
西洋音楽に聴き慣れた現代の私たちにとって、異国情緒溢れる不思議な音に聴こえてきます。魅力のつまったサーランギやインド音楽に是非ふれてみてはいかがでしょうか?