ムーンランド(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ムーンランド』とは、『少年ジャンプ+』にて2018年12月27日から2020年11月5日まで連載された、山岸菜による男子高校生たちの体操漫画である。『次にくるマンガ大賞2019』でWebマンガ部門にノミネートされた。自分の身体を自由に動かすことにしか興味がなかった主人公・天原満月が、同じ部に所属する天才少年・堂ヶ瀬朔良や他の人々との交流を通し、大会で勝つことの意味や楽しさを知り成長していく姿を鮮やかに描いている。
ひばり山高校体操部の部長決め
高い実力は持っているもののナルシストで微妙にずれている真理央が部長になったのは、本人がやると言って聞かなかったからである。証曰く、「みんな止めたんだぜ…?」とのこと。
リアリティのある体操シーンを描くための工夫
リアリティのある体操シーンを描くには、リアリティのある演技構成が欠かせないため、メインキャラの演技構成は10技全部監修の水鳥が作成している。作者がざっくりとストーリー展開とスコアを決めて水鳥に伝え、水鳥からそれをもとに演技構成が送られてくるため、それを実際のネームに落とし込む作業を行っていたとのこと。読者からは「選手ごとに演技の違いがわかる」との感想をもらったとのことだが、それも演技構成を全て事前に作るなどのリアリティを追求し続けた結果の事である。
水鳥寿思が監修となった経緯
本作は3話目のネームができた時点で作者と編集の間で「これはきちんと取材をしないと描けない作品だ」とのことで意見が一致したため、日本体操協会を通じて水鳥に取材を行った。その際に監修してくれる人を紹介してほしいと頼んだところ、水鳥本人が引き受けたという経緯がある。元々子供たちが漫画から受ける影響は大きいため、色々な媒体で体操漫画を連載してほしいと思っていた水鳥にとっては渡りに船だったとのこと。
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目次 - Contents
- 『ムーンランド』の概要
- 『ムーンランド』のあらすじ・ストーリー
- 物語の始まり
- 初めての団体戦
- IH県予選
- IH予選
- IH本選
- 『ムーンランド』の登場人物・キャラクター
- 兎田高等学校体操部
- 天原 満月(あまはら みつき)
- 堂ヶ瀬 朔良(どうがせ さくら)
- 九藤 臣(くどう おみ)
- 陽田 あかり(ひだ あかり)
- 麻生 絢斗(あそう けんと)
- 浅沼 竜也(あさぬま たつや)
- 長谷川 文太(はせがわ ぶんた)
- 紅村 右京(べにむら うきょう)
- 瓜生 春馬(うりゅう はるま)
- 遠藤 沙羅(えんどう さら)
- ひばり山高等学校体操部
- 後藤 真理央(ごとう まりお)
- 市原 証(いちはら あかし)
- 谷 考太郎(たに こうたろう)
- 熊和高等学校体操部
- 藤間 広海(とうま ひろみ)
- 三上 港二(みかみ こうじ)
- 金烏台高等学校体操部
- 堂ヶ瀬 暁良(どうがせ あきら)
- 間宮 太陽(まみや あぽろ)
- 柴田 周一郎(しばた しゅういちろう)
- 『ムーンランド』の用語
- 兎田高等学校体操部
- ひばり山高等学校体操部
- 熊和高等学校体操部
- 金烏台高等学校体操部
- 『ムーンランド』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 満月の母「ミツが好きなものは大事にしていいのよ!!」
- 浅沼竜也「プレッシャーにはしたくないです 誰からも期待されてないの 俺ずっと悔しかったから 力に変えたい」
- 瓜生春馬「君と世界は ちゃんと繋がっているよ」
- 堂ヶ瀬朔良「今日お前ができる一番いい体操を 俺に見せろ!!!」
- 『ムーンランド』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- ひばり山高校体操部の部長決め
- リアリティのある体操シーンを描くための工夫
- 水鳥寿思が監修となった経緯