「八幡の藪知らず」の都市伝説が怖すぎる!『世にも奇妙な物語』の「神隠し」に登場したしらずの森の元ネタ!

2019年の『世にも奇妙な物語』で放送された「神隠し」。この話に登場した「しらずの森」の元ネタ、千葉県に実在する「八幡の藪知らず」の都市伝説をまとめました。竹を切ろうとした者が大けがを負ったという話や、森の中には時空の穴があるという噂などを掲載。怖くて不思議な噂を紹介していきます。

世にも奇妙な物語【2019】

しらずの森とは

2019年に放送された、神隠しの話。

息子が神隠しに遭う

家庭を顧みない夫と離婚を考えていた遥子(吉田羊)は、息子・尚之を連れて実家に戻っていた。

そんな中、小学生時代に同級生たちと埋めたタイムカプセルを掘り起こすこととなり、遥子は尚之を連れて出かける。

タイムカプセルを掘り起こした後、遥子が子供の頃に遊んでいた森へと足を運んだ二人。

しかし、森にて尚之が行方不明になってしまう。

警察に届けをだし、連絡を受けた夫も駆けつけたが、尚之は見つからない‥。

ふと、遥子はタイムカプセルに入っていた小学生の頃、未来の自分に向けて書いた手紙を開けた。

すると中には、尚之がつけていたアニメのバッチと共に「尚之が迷子になっている」という過去の自分からの知らせが書いてある。

息子は過去に行く

尚之は遥子の小学生時代にワープしていた。

一方の尚之は、遥子とはぐれてから、森をさまよっていた所、小学生の少女に出会った。

それは小学生の遥子だった。

手紙には「知らず森」に迷い込んだ尚之のことが書いてあり、元に戻るためには、尚之が消えた場所にて遥子が

「もういいかい、もういいかい」

と返事があるまで呼びかけなければいけない。

そして、尚之が両親が不仲で悲しんでいることも書かれていた。

遥子は夫と共に森に生き、手紙に書かれていた通り

「もういいかい、もういいかい」

と必死に語りかけた。

元の時代に戻る

そして、もうひとつ。

神隠しにあった子供は、「もういいかい」という言葉が聞こえたら、向こうが気づくまで

「まあだだよ、まあだだよ」

と答え続けなければいけない。

途中で「もういいよ」と答えてしまうと、もう二度と帰ることはできないのだ。

そのことを小学生の遥子と共に「しらず森神社」で聞いた尚之は森に戻り、耳を澄ました。

すると、かすかに両親の「もういいかい‥」と語りかける声が聞こえはじめる。

尚之は居場所を知らせるように「まあだだよ」といい続けた。

そして、ひたすらお互いに言い続け、お互いの声がはっきりと聞こえはじめた。

すると、遥子たちの前に尚之が姿を現したのだった‥!

こうして、尚之は遥子、夫の3人で暮らす家へと無事に帰っていった。

しらずの森は実在した

その場所は

八幡の藪知らず

タタリの藪知らずとも呼ばれる八幡の藪知らずは、国道14号沿いの市川市役所の向かいに位置する。この藪には、一度藪にはいったら二度と出てこられなくなるという伝承がある。

現在は不知森神社(しらずもりじんじゃ)の一角のみ立ち入りができる。

竹を切ろうとした者が

出典: www.flickr.com

大怪我をした

古くから伝わる伝承の他にも、藪の竹を切ろうとした者が大怪我をしたり、変死してしまったという噂もある。藪自体はけっして大きいわけではない。

奥行き幅とも18mに過ぎないのだ。文献によると少なくとも江戸時代にはこの大きさになっていたそうだ。

神隠しの真相はコレだ

北朝鮮による拉致

日本政府が認定した拉致被害者は久米裕、横田めぐみ、田口八重子、濱本富貴惠、地村保志、蓮池薫、奥土祐木子、市川修一、増元るみ子、曽我ひとみ、曽我ミヨシ、松木薫、石岡亨、有本恵子、原敕晁、田中実、松本京子(肩書・年齢は当時、敬称略、被害者家族の決断により実名報道されている)の17人 。この内濱本、地村、蓮池、奥戸、曽我ひとみの5名は日本に帰国。

2007年(平成19年)4月12日、警察庁はこれに加え北朝鮮工作員と結婚した日本人女性の子供2人(当時長女が6歳と長男が3歳)が1974年(昭和49年)6月中旬に行方不明になった事案について、複数の工作員関係者からの証言などから「北朝鮮による拉致被害者と断定した」と正式発表した(2児拉致事件)

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