【オカルト】本当にあった怖い話「赤ちゃんを返せ」「集落」「肉塊」の内容を紹介!【閲覧注意】

本記事では「本当にあった怖い話」としてネットのオカルト掲示板などに掲載されている、「赤ちゃんを返せ」「集落」「肉塊」の内容をまとめて紹介している。「赤ちゃんを返せ」は主人公を含む4人の不良少年たちが修学旅行先の海で髪の長い女の幽霊に遭遇し、次々と憑り殺されていくという話だ。怖い話が苦手な方は十分注意して記事を楽しんでいただきたい。

「今日お前達が言った場所はな、日本であって日本じゃねーんだ道路も舗装されとらん、電柱も立ってねぇ。
住んどるもんをみたか?みんなまともな格好はしとらんかったやろう?

そんな土地に頑なにいつまでん住んじょる
そして”こっち側”の人間を遠ざけとるんや

あの地区にはわしらとは全く違う文化や風習があるんよ。
あの地区の連中からすりゃ、わしらは敵に見えるようや。
わしらはいつだって”こっち側”へ迎え入れる準備はしとる。
学校へもちゃんと通えるし、仕事だってある。
あの地区から”こっち側”へ来て普通に生活しとるもんもたくさんおるんよ。

お前の友達の雄二んとこもそうや。
ただ中には出て行ったもんは裏切り者なんて捻くれた感情をもつもんもあそこにはおる。

きっと雄二は小さい頃から遊んどった場所やけん、安心して遊んでたつもりなんやろうけど
一部の捻くれもんに眼をつけられてしもうたんやろうな。

んで今回、雄二が酷い目にあったのは、お前達のせいだと雄二の母ちゃんは言いよる。
お前達が遊んでやらんから、余所者扱いするからあそこへ行ってしまったと思い込んどるんよ。

考え方が変わっとるっちゅうか、被害妄想っちゅうかの。
捻くれとるんじゃの。まぁ寅も弘樹も気にせんでもいい事や。

ただ、子供だけであの土地へ行くことはもう許さんぞ」

それだけ言うと父親は仏間で横になり寝てしまった。
俺も昼間の疲れからか布団に入った瞬間寝てしまった。

翌日、弘樹といつもの公園で待ち合わせた。
昨日の事はお互い言わず、なんとなく一日公園にいた。

夕焼け空が真っ赤に染まる頃俺達は帰路へついた。

そして夏休みが終り新学期になり、雄二が転校した事を知った。
先生に行き先を聞いたが、家庭の事情だからと教えてもらえなかった。

そして、いつの間にか十年の時が経ち大人になった俺達はあの土地へ行ってみた。

そこにはあの朽ち果てた集落はなく
県道が走り、廃屋のあった山にはトンネルが通り街へ出る主要道路として使われている。

あの集落の住人達は、一体何処へいったのだろう
あの日見た荒んだ目は今でもどこかで”こっち側”を睨みつけているのだろうか…

長文駄文、失礼しました
読んで頂きありがとうございました

出典: fumibako.com

takatuki109
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@takatuki109

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