ファミコンやスーパーファミコンのライバルゲーム機
1980年代は、圧倒的なシェアを誇る任天堂のゲーム機の時代だった。一方で、セガやNECホームエレクトロニクスといった企業もまた、様々なアイデアや技術で、任天堂に劣らぬハードを生み出していった。ファミコンやスーファミのライバルとなったハードと、そのソフトを紹介したい。
メガCD
LUNAR ザ・シルバースター
ゲームアーツ制作のロールプレイングゲーム。
セガサターンやプレイステーションにも移植される。
シルフィード
PC-8801のシューティングゲームを、アレンジして移植したもの。
3Dポリゴン表示を組み合わせた画面が特徴。
そして、時代は次世代ゲーム機へ
1990年代初め頃より、ゲームは「CD-ROMによる大容量化」「ポリゴン表示」といった大きな変革を迎える。任天堂はソニーとの次世代機の共同開発を開始する。後に任天堂とソニーのプロジェクトは頓挫し、任天堂は「NINTENDO64」、ソニーは「PlayStation」の開発へと移る。セガは「セガサターン」、NEC-HEは「PC-FX」を。さらに、「3DO」「ピピンアットマーク」といったものも加わり、混沌とした「次世代機戦争」の時代に突入する。
おまけ
カルト的な人気のあったメガCDの異色ゲーム、「魔法の少女シルキーリップ」のOPムービー。