ナポリの男たち(実況グループ)の徹底解説まとめ

ナポリの男たち(なぽりのおとこたち)とは、ゲーム実況者であるジャック・オ・蘭たん、すぎる、hacchi、shu3の4人からなるゲーム実況グループである。ゲーム実況の投稿を中心に、生配信やオリジナル曲の投稿、コラボ企画などさまざまな活動を行う。YouTubeやニコニコ動画にて活動をしており、動画再生回数は10万回を超えるものばかりの人気実況者グループである。

ナポリの男たちの概要

ナポリの男たち(なぽりのおとこたち)とは、ゲーム実況者であるジャック・オ・蘭たん、すぎる、hacchi、shu3の4人により結成されたゲーム実況グループである。結成日は2016年6月10日。ニコニコ動画で行った生配信をきっかけに活動を開始した。グループ名の「ナポリの男たち」もこの配信内で決まったものである。いくつかあった候補の内から、最終的にこの名に絞り込まれた。「女子ウケがよさそう」「おしゃれさを狙った」というのが、このグループの由来である。その後、2017年頃にニコニコユーザーチャンネル「ナポリの男たちch」、さらにYouTubeチャンネル「ナポリの男たち」も開設し、活動拠点を広げる。
主な活動は、ゲーム実況と雑談系の生配信。「介護疲れに効く動画」をテーマに活動を続けている。投稿されている各動画は10万回再生を超えており、なかには100万回再生を超えるものもある。基本的には顔出しをしないが、時には「怪人」という体で着ぐるみを使った実写での活動も行う。実写版は「ナポリの怪人たち」という名で活動をしており、各メンバーに存在するイメージ上の姿に寄せたデザインの怪人姿でさまざまな企画に挑戦している。2020年頃にはサンリオともコラボし、ピューロランド内でサンリオキャラ達と遊ぶ姿を動画投稿し、驚きの光景でファンを騒然とさせた。
また、動画活動以外にも展示会や舞台、コラボカフェのCM出演など様々な活動を展開。実況動画グループの活動範囲を超える精力的な活動内容で、多くのファンを盛り上げている。

ナポリの男たちの活動経歴

2016年 ナポリの男たち始動

ナポリの男たちの活動開始と共に行われた配信のサムネイル。

2016年6月10日、ニコニコ動画で行われた生配信をきっかけに活動を開始したゲーム実況グループ・ナポリの男たち。結成のきっかけは、グループのリーダー的役割を担うメンバー・蘭たんにある。
当時、蘭たんは後にナポリの男たちのメンバーとなるすぎると仲が良かった。本人達いわく昔から仲がよかったとの事で、蘭たんがすぎるとゲーム実況をしたがった事が本グループを結成する最初のきっかけとなったという。その後、すぎるを通して彼と仲がよかったhacchi、知り合いであったshu3が集められ、ナポリの男たちのメンバーが集った。
その後、メンバーを通して正式にそれぞれのファンにこの4人で実況グループを結成する事が発表される。なおこの時、ナポリの男たちの面々は誰もお互いがすぎると知り合いであった事や仲がいい事を発表していなかった為、突然の事態にファンを騒然とさせる事となった。また、メンバーの内、蘭たん・すぎる・hacchiの3人はゲーム実況がまだそれほど有名ではなかった時代から実況を行っており、それぞれに実況界に爪痕を残すような通称や伝説を持っている。これにより、彼らのファンだけではなくゲーム実況ファン全体に衝撃を走らせる事態となった。
なお、残りのメンバーであるshu3に関しては、当時彼はまだゲーム実況を始めて3年ほどという若手であり、まだ彼の事をよく知らないというファンの方が多かった模様。プログラミングやMOD等のパソコン関係の技術に強かった事から、技術者枠として連れてこられたメンバーかと思うファンもいたという。

活動初期の「ギスギス期」

面白い動画を作るために、ナポリの男たちが行った企画会議の動画のサムネイル。

活動を開始したナポリの男たちは、その後、ニコニコ動画とYouTubeで定期的に生配信を行っていくようになる。だがその活動当初の様子は、後にファンの間で「ギスギス期」とまで称されるほどに、あまりグループ内の空気がよくなかった。
その主な理由はハッキリと名言されていないが、「彼らがほぼ初対面であった事が大きいのではないか」という推測がファンの間ではされている。上手くかみ合わない会話やズレる笑いのツボ、大きな喧嘩にこそ発展しないものの意見の対立による諍い等、細かい部分でギスギスしていた。そのような現状なので、各々が持つ魅力がナポリの男たちとして集うと消えてしまったりする事もあり、それぞれのファンの一部からは不満を漏らす声もあげられてもいた模様。「本当に活動を続けていけるのか」と心配の声も少なからずあがっていたという。
だが、動画の更新を通してそのような空気は次第にほぐれていき、ナポリの男たちの距離は縮まっていく。また、自分達の仲がまだどれだけよくなかったとしても、「面白い動画を撮りたい」という理由からナポリの男たちは様々な企画を行っていくようになる。新しい配信が行われる度に増していく面白さと、少しずつ距離を縮め変化していく彼らの様子はファンの心を打ち、次第に彼らの活動内容を肯定的に見るファンが増えていくようになった。

活動幅が広がり始めた2019年~2021年

2019年に行われたナポリの男たちの展示会「ナポリテン〜ナポリの男たちの展示会〜」のメインビジュアル。

ゲーム実況やそのほかさまざまな企画を行いながら活動を続けていたナポリの男たちだが、2019年、突如として展示会を開催する事を発表してファンを驚かせる。ゲーム実況者の展示会はこれまでにも類を見ず、あまりにも突飛な企画の開催にゲーム実況界隈そのものをわかせる事となった。その後展示会・「ナポリテン~ナポリの男たち展示会~」(通称「ナポリテン」)は、同年6月14日(金)~6月30日(日)の計16日間、東京の池袋マルイにて開催。約1万7千人が来場する人気イベントとなった。その後、大阪大の大丸梅田店でも10月2日(水)~10月14日(月)の12日間開催された。
またこの翌年(2020年)、サンリオとコラボグッズを販売する事を発表。1980・1990年代に人気を集めていたサンリオの男の子キャラクターで組まれたグループ・はぴだんぶいのメンバーとコラボしたグッズを制作し、受注制作に加え、期間限定で東京の池袋マルイに開設されたポップアップショップにて販売した。さらに、同年に販売されたPS4のソフト『FINAL FANTASY VII REMAKE』(略称『FF7 リメイク』)のWeb CMにも出演。CMには、各々がネット上で使用している架空の姿を実写化させる形で登場した。
翌年の2021年には「ナポリの男たちch 特別回」と称して「舞台・ナポリの男たち」を公演。同じく同年に池袋マルイにてコラボ喫茶「喫茶ナポリ」も期間限定で開店した。ここでしか買えないオリジナルのグッズやコラボメニューがいくつも登場し、ファンを喜ばせた。
こうした商業的な活動に加え、動画上では「ナポリの怪人たち」という新たな企画を2020年9月に開始。戦隊ものに出てくるような怪人に扮装したナポリの男たちが、実写でさまざまな企画に挑むという内容の企画になっている。後に、このナポリの怪人たちもサンリオとコラボを果たし、ピューロランドでサンリオキャラ達と遊ぶ動画を公開するなどして、ファンを大いに楽しませた。以降も、ゲーム実況や実況の枠を超える様々な企画でファンを楽しませ続けている。

ナポリの男たちのメンバー

ジャック・オ・蘭たん(じゃっくおらんたん)

ジャック・オ・蘭たんのXのアイコン。

ナポリの男たちが結成するきっかけとなった人物であり、グループのリーダー的ポジションのメンバー。メンバー最年少である事も明かされている。
2007年にニコニコ動画にてゲーム実況を開始。当時はゲーム実況というジャンルができてまだ歴が浅い頃であったため、実況界隈の最古参実況者の1人として古生物「三葉虫」になぞらえて「実況界の三葉虫」という愛称もつけられている。
2019年10月にはYouTubeにもチャンネルを開設し、2020年以降はYouTubeをメインにゲーム実況の活動を行う。実況を始めた当初は、棘のあるツッコミや謎のワードを使ったキレのあるギャグなどが特徴の喋りをしていたが、実況動画「ふしぎな世界で くう ねる すくう【moon】」からプレイスタイルを少しずつ変更。当時の面影を残しながらも、キャラクターに寄りそうプレイスタイルでゲームを行うようになった。アドリブでセリフをつけたしたり、気に入ったキャラの声まねをしたりする事も多い。反面で活舌が悪くなる事も多く、動画内で舌がまわらなくなる度にファンから「口がとろけている」と言われている。
時事ネタや美容ネタ、さらには西洋美術に関する知識もあり、幅広いジャンルへの知見がある。元スタバで働いていたことも明かしており、コーヒー系のネタが出てくるゲームでは、彼ならではのコーヒーに対する知識やアレンジ方法を聞く事ができる。
ディズニーの大ファンで、ディズニー系のゲームの配信も多く行う。逆に苦手なジャンルはホラー。特に和系のホラーゲームが苦手と公言している。しかしなぜか、時々思い立ったかのようにホラーゲームをあげては、その全身全霊の悲鳴でファンを大いに楽しませている。

すぎる

すぎるのXのアイコン。

ナポリの男たちのメンバーを集めた張本人。最年長メンバーでもあり、グループ内のムードーメーカー的ポジションにいる。
2008年にニコニコ動画にてゲーム実況を開始。2018年頃からはナポリの男たちのYouTubeチャンネルを使って個人実況を行っていた。2020年頃に個人チャンネルを開設し、以降の個人活動はこのチャンネルをメインに行っている。
関西弁を大声で喋る特徴を持ち、実況中はあまりの大声に音がわれる事も多々ある。勢いで暴言を言っては、途中で我に返り視聴者に謝る姿も見せており、全体的に感情的なプレイスタイルが目立つ。だがそれ故に、作中に出てくるキャラクター達への感情移入をしやすく、親身な姿勢でキャラに接しながらプレイをしていく。また、世界観に浸るためにわざわざゲームの原作となった小説を読んでくる等、ところどころで往来の真面目さを感じる瞬間もある。反面、時々驚くほどに心無いサイコパス発言をするため、その温度差で視聴者を驚かせている。
スベリ芸にも定評があり、よく笑いが取りにくいボケをかます。しかし反面でツッコミの的確さは逸脱で、時にはハッとさせられるようなツッコミを行う事もある。通常の人ならば行き詰まらないような理由で詰まる事も多く、視聴者から「詰みのプロ」という愛称をつけられた。ほかにも彼の感情的で自由奔放なゲームスタイルになぞらえて、「35歳児」「西の迷探偵」「謝罪のプロ」「名探偵すぎナン」といった愛称もつけられている。これらとは別に「すぎにゃん」という名前をもじった愛称もある。

hacchi(ハッチ)

hacchiのXのアイコン。

2008年頃からニコニコ動画にて実況を開始したゲーム実況者。ただし動画の本数は非常に少ない上に、2014年以降個人での実況は行っていない。以降はグループでの実況活動をメインに、実況者としての活動を行っている。ナポリの男たち以外にも、亀戸組と呼ばれる実況者達の集まりにも属する。
2008年6月頃に投稿した動画「謎解き死にゲーThe Immortalを実況プレイ」で、ニコニコ動画内のマイリスト登録数が、登録数のランキングにて総合1位を獲得。実況動画でマイリスト登録数総合1位を取ったのはこれが初の事であり、当時まだ動画ジャンルとしてはマイナージャンルであったゲーム実況を有名にするきっかけの1つとなった。その伝説から、「実況界の金字塔」という通称で実況界に語り継がれている存在である。
個人実況では、なぜか難易度の高いマイナーゲームばかりを実況していた。特に高確率で死にやすい謎解きゲームを実況しており、ゲームオーバーになる事が多い事からか、動画内では一部のプレイシーンをカットする編集がよく行われている。
語彙が豊富かつ知的で、動画内でも「愚直」や「憤懣」等、普段の生活ではなかなか聞かないような難しい単語をよく口にする。反面、「軽やかステップ」「死ぬ準備をしろ」等の迷言と言えるような発言をする事もあり、知的と奇抜の両極端を行く実況者だといえる。ナポリの男たち内でも、ツッコミを担当したかと思いきや突如メンバーを困惑させるような発言をする事が多く、しっかり者なようでどこか情緒が不安定な部分がある。文章や絵画を作らせると、途端心の闇を表現したかのようなダークな制作物になる事でも有名。

shu3(しゅーさん)

shu3のXのアイコン。

lintian
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