魔女の執行人(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『魔女の執行人』とは、『少年ジャンプ+』で連載されている紅木春のファンタジー漫画である。作者の紅木春は、美大を卒業後フリーのイラストレーターとしても幅広く活動している。この作品は、150年前に月から来た魔女たちがもたらした技術と魔法によって文明が発展した世界を舞台にしている。法を犯した魔女を裁く執行人である魔女ナターリアと、呪いを受けた少年エリオットの出会い、および彼らの冒険を描いている。独特の世界観と、魔女と人間との複雑な関係性の設定も本作の魅力の1つである。

繊月の鎖で拘束されているナイン(右)とかけたナターリア(左)、それを見ているエリオット(中央)。

執行魔法の1つ。対象を多数の鎖で拘束する。

『魔女の執行人』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

エリオットが空に浮かぶシーン

ナターリア(左)と共に宙を浮くエリオット(右)。

エピソード2「エリオットの夢」での街の上空を歩くシーン。
空を飛びたい夢を持っていたエリオットに、魔法具のスリーシープ坊が空を飛んで逃げていったのを追うことになった。その時にナターリアがエリオットに魔法具フライウオーズで宙に浮かんでいられるようにしてくれる、圧巻のシーン。

ナイン「ナインのためにその眼に誓ってね♪」

エピソード3「日常と消失」のエリオットの回想シーンにおける裏路地でのセリフ。
エリオットが裏路地で困っている少女を助けようとすると、お礼に少女は、「ナインのためにその眼に誓ってね♪」と決めゼリフを言ってエリオットに使い魔の契約の魔法をかける。ナインがここぞという時に言う名セリフ。

ナイン「やりたいことを我慢して生きるなんて自分の魂に失礼だもん!」

エピソード4「自由への対価」の魔女の隠れ家における中庭でのセリフ。
エリオットは拘束魔法をかけられたナインに、呪いをかけて歩く目的はなんだと聞く。ナインは「自分が幸せになるため」と言い、「やりたいことを我慢して生きるなんて自分の魂に失礼だもん!」と渾身の名セリフを吐く。

エリオット「魔女ミランダだってありのままの君で生きて欲しいと望んでる…!!」

エピソード11「起死回生」におけるナインの心の中でのセリフ。
外に出ても理解されないと閉じこもっていた素直なナインに対し、エリオットは「魔女ミランダだってありのままの君で生きて欲しいと望んでる…!!」と心を込めた名セリフを吐く。この言葉で、ナインの心は強く動かされる。

ナターリアがエリオットのことを思って嬉しがる場面

エピソード15「月明かりの向こう側の君へ」のエリオットの書いた小説にナターリアがファンレターを書こうとしているシーン。
何を書こうか思案してナターリアに思わず密やかな笑みが溢れている名シーン。

『魔女の執行人』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

『七瀬くんの天職』など『魔女の執行人』以前に描いていた読み切り作品

紅木春はジャンプ+において、『七瀬くんの天職』『片腕のエイミー』『ライラと真夜中3時の大冒険』の読み切り作品を発表している。

番外編にエリオットの日記

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