ワンダンス(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ワンダンス』とは2019年より珈琲が『アフタヌーン』にて連載しているストリートダンスを題材にしたスポーツ漫画である。高校1年生の吃音症を持っている長身の男子・小谷花木が、同級生でダンス好きの女子・湾田光莉との出会いをきっかけにダンスにのめり込んでいき、才能を開花させていく。ダンスバトルを通じた心が熱くなる演出が魅力であり、その演出やキャラクター性が評価され、「次にくるマンガ大賞2019」など多数の漫画賞にノミネートされている。
アクロバティックなスキルを軸にしたダンスジャンル。壁谷楽が得意としているダンスジャンルである。
大会
ダンスコンテスト
6月に行われる高校生のダンス選手権。正式名称は「ジャパンダンスコンペション」。
全40校が出場しており、その中で一凛高校は優勝し、湾田は個人賞を獲得した。
高校対抗ダンスバトル
夏に行われる高校別対抗のダンスバトル。ジャンルはオールジャンルで個人戦と団体戦がある。
吃音症
言葉が出にくい症状のこと。
小谷が患っており、同じ音が意図せず重なってしまう「連発型」と言葉を咄嗟に出てこない「難発型」が複合している。
『ワンダンス』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
小谷花木「ダンサーっていいな 好きな音楽でどこでも踊れる」
小谷がダンスを踊り始めてから、ダンスの魅力に気付き「ダンサーっていいな 好きな音楽でどこでも踊れる」と考えるようになる。小谷が初めて自分の意思を明確に持って始めた行動だったこともあり、この場面からダンスで自分の意思を明確に見せるようになる。また話さなくても自己表現ができる仕事としてプロダンサーに憧れを抱くようになる。
ダンスコンテストでの小谷花木と湾田光莉のペアダンス場面
ダンスコンテストにて小谷と湾田が披露したペアダンスの場面。ダンスのスキルに加え、両者の体格差もあり、多くの観客の心をつかむことに成功する。またこのペアダンスが評価され、一凛高校は大会で優勝し、湾田は個人賞を獲得する。
小谷花木「もうダサいかもとか迷うのはやめよう、俺のダンスはかっこいいんだ、他に何もいらない」
高校対抗ダンスバトルに参加した小谷が「もうダサいかもとか迷うのはやめよう、俺のダンスはかっこいいんだ、他に何もいらない」と決意を固め、ダンスバトルに挑む。
この決意をきっかけに小谷はよりダンスバトルの才能を開花させ、格上の相手とも互角の勝負をするようになる。
『ワンダンス』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
影響を受けた作品はドラマ『glee/グリー』
『コミタン!ブログ部』のインタビューにて作者は「ワンダンスは合唱部の活動を題材にした海外ドラマ『glee/グリー』の影響を強く受けており、部活動の様子や熱意の表現に反映されている」と発言している。
執筆作業はすべてデジタル
『コミタン!ブログ部』のインタビューにて作者は「以前は下書きまではアナログであったが、ワンダンスを期に全てデジタル作業に移行した。デジタル作業に移行したことによりカラーの画風や描き方が変わった」と発言している。
作者はダンス経験者
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目次 - Contents
- 『ワンダンス』の概要
- 『ワンダンス』のあらすじ・ストーリー
- 湾田との出会いとダンス部へ入部
- ダンス部のメンバーとオーディション
- 伊折とのダンスバトルとダンスコンテスト
- 伊折の部活動復帰と壁谷楽との出会い
- 『ワンダンス』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- 小谷花木(こたに かぼく)
- 湾田光莉(わんだ ひかり)
- 一凛高校ダンス部メンバー
- 宮尾恩(みやお おん)
- 厳島伊折(いつくしま いおり)
- 鐘光高校ダンス部メンバー
- 壁谷楽(かべや がく)
- 昌谷高校ダンス部メンバー
- 巧宇千(たくみ うせん)
- 『ワンダンス』の用語
- 高校
- 一凛高校
- 鐘光高校
- 昌谷高校
- ダンスジャンル
- ホッピン
- ハウス
- ブレイク
- 大会
- ダンスコンテスト
- 高校対抗ダンスバトル
- 吃音症
- 『ワンダンス』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 小谷花木「ダンサーっていいな 好きな音楽でどこでも踊れる」
- ダンスコンテストでの小谷花木と湾田光莉のペアダンス場面
- 小谷花木「もうダサいかもとか迷うのはやめよう、俺のダンスはかっこいいんだ、他に何もいらない」
- 『ワンダンス』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 影響を受けた作品はドラマ『glee/グリー』
- 執筆作業はすべてデジタル
- 作者はダンス経験者