With Love/ウィズ・ラブ(海外ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『With Love/ウィズ・ラブ』とはAmazonプライムビデオで2021年から北米で配信が開始された、ポートランドを舞台にしてラテン系アメリカ人家族それぞれの恋愛模様を描いた、ロマンティック・コメディドラマである。クリスマスを前に恋人と別れたリリー。同性のパートナーと交際している弟のホルヘ。夫との生活に孤独感を感じている母のベアトリス。上司との恋に一歩踏み出せない従妹のソル。それぞれの恋模様が複雑に絡み合うなかに、コメディや社会的問題点など様々な要素が含まれている魅力的な作品。

「With Love/ウィズ・ラブ」の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

『With Love/ウィズ・ラブ』のコンセプトは「受け入れる」こと

『With Love/ウィズ・ラブ』は「受け入れる」ことをテーマに描かれている。

その代表的な例が、ホルヘとヘンリーだ。彼らは同性愛主義者であり、そのことをディアス家は受け入れている。
他にも、障害者や車椅子に乗った人などだ登場するシーンも出てくる。制作陣は実際に車椅子を普段から使用している俳優を起用していたそうだ。

他にも、社会的にマイノリティーの立場にいる人々を多く描きその人たちを厚く歓迎しているシーンがいくつもある。

そのため、『With Love/ウィズ・ラブ』を見ると寛容的な考え方が形成されマイノリティーに対しての考え方も今までとは変わってくるだろう。

30歳のリリーが結婚に焦る姿がリアルだと話題に

リリーとサンティアゴは価値観の違いから別れてしまうというシーンがある。

リリーは30歳になろうとしている状態で、未だ独身だった。
女性には出産可能な年齢を限られているため、結婚に対しての焦燥感が鮮明に描かれている。
サンティアゴとは全く価値観が合わず、嫌いになったわけじゃないが見切りをつけて別れることにした。

結婚式に現れたディアス家の人たちが示した様々な暗示

ホルヘとヘンリーの結婚式場に次々と現れるディアス家を映すシーンがあるが、ここには様々な意味が込められている。

白の衣装を着ているリリーとニックは、あえて同じ色の衣装を着ることでこれから一緒に歩んでいくことを示している。
また、結婚式場では赤は不吉な色として世間一般に認識されているがベアトリスは赤い衣装を着ている。これは、個性を表しており他にもそれぞれが自分の個性を主張する衣装を着ている。
障害者の人や車椅子に乗っている人などもこの結婚式に参加しており、まさにこのドラマの重要視している多様性が感じられる。

『With Love/ウィズ・ラブ』の主題歌・挿入歌

挿入歌:Andy Williams「It's the Most Wonderful Time of the Year 」

シーズン1の第1話で使用されていた楽曲。

挿入歌:C.L. Blast 「Love Is Good」

シーズン1の第2話で使用されていた楽曲。

挿入歌:Captain Planet「Rebosando」

シーズン1の第2話で使用されていた楽曲。

挿入歌:Brian Wilson「Some Sweet Day」

シーズン1の第2話で使用されていた楽曲。

挿入歌:Saint B. & The Feeling 「Shine a Light」

シーズン1の第3話で使用されていた楽曲。

挿入歌:The Oasis「Come on Home(I Need Your Love)」

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