With Love/ウィズ・ラブ(海外ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『With Love/ウィズ・ラブ』とはAmazonプライムビデオで2021年から北米で配信が開始された、ポートランドを舞台にしてラテン系アメリカ人家族それぞれの恋愛模様を描いた、ロマンティック・コメディドラマである。クリスマスを前に恋人と別れたリリー。同性のパートナーと交際している弟のホルヘ。夫との生活に孤独感を感じている母のベアトリス。上司との恋に一歩踏み出せない従妹のソル。それぞれの恋模様が複雑に絡み合うなかに、コメディや社会的問題点など様々な要素が含まれている魅力的な作品。

ニック・チャオ

ホルヘの親友で、ルームメイト。

マイルズ・マーフィー

ソル(右)とチャーリー(中)を抱くマイルズ(左)。

ソルと同じ病院に勤め、結婚歴があり子供がいる。

ソル・デルガド

リリーの従兄弟で、マイルズと同じ病院に勤めている。

チャーリー

マイルズの娘。性自認が不安定。

「With Love/ウィズ・ラブ」の用語

「With Love/ウィズ・ラブ」の名言・名セリフ/名シーン・名場面

サンティアゴ「妙だよ。何度も別れを告げたのに、今回が最後だった」

サンティアゴの母が亡くなってしまい、サンティアゴとソルが話している場面でサンティアゴは「妙だよ。何度も別れを告げたのに、今回が最後だった」と話す。悲しさが込み上げて切ない気持ちになっているサンティアゴの心情を鮮明に表している。

サンティアゴ「あぁ。マジックだ」

リリーとサンティアゴは初めて意気投合するが、価値観の違いをきっかけに喧嘩をしてしまう。そして、お互いに行きつけのファーストフード店に行くとまた再び会ってしまう。
そして、お互い自分が悪かったと謝罪をした後のシーンに名セリフが出てくる。

リリーが「ここで会えるなんて…」と呟くと、サンティアゴは「あぁ。マジックだ」と答えた。
このサンティアゴの「マジックだ」というセリフが大人の色気を醸し出している。偶然や奇遇だと言えば良いところを、あえてマジックという表現をしている部分が非常に魅力的である。

サンティアゴ「俺には分からない。全てが奇跡のような人生を送れるか」 「でも、君がいる人生なら送れる」 「リリー。君こそが僕の奇跡だから」

リリーの父が倒れ、その寂しさのあまり別れていたサンティアゴにリリーは電話をする。

電話をかけている最中にサンティアゴが現れる。そして、お互いに今までの過ちを謝罪する。

謝罪をし、サンティアゴが改めてリリーに告白するセリフがとてもロマンチックである。
サンティアゴは「俺には分からない。全てが奇跡のような人生を送れるか」「でも、君がいる人生なら送れる」「リリー。君こそが僕の奇跡だから」と言葉を贈った。

ヘンリー「愛してる。欠点も全部」

ホルヘがヘンリーの家族と初めて会うが、いじられることが多くてなかなか馴染むことができない。
そして、いつの間にかヘンリーとホルへの雰囲気は険悪になってしまう。
ホルヘはそれを謝りにヘンリーを呼び出す。
そこで、謝罪をするホルヘを慰めるようにヘンリーが声をかけるのだ。

まっすぐな眼差しでホルヘを見つめながら「愛してる。欠点も全部」と言うヘンリーのセリフは、まさに誠実さが感じられる。こんな単純な言葉でもそこには深い意味が込められており、ヘンリーだからこそ言えるセリフでもあるのかもしれない。

リリー「あんたと結婚したいの」

ホルヘとヘンリーの結婚式が開かれ、その後のパーティーもお開きになったあとリリーとニックは一緒にいた。

そこで、リリーはニックと一緒に住む家を探すと告げる。
ニックは喜び、リリーは続けて「あんたと結婚したいの」と言う。

これは、長年ニックが思いを寄せていたことを考えると非常に嬉しい言葉である。

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