クマリデパート(Qumali Depart)の徹底解説まとめ
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クマリデパートとは、サクライケンタがプロデュースを務め、「完全王道アイドル」として2016年に結成された日本の女性アイドルユニット。ミスiD2016ファイナリストの羽井リサコ、同セミファイナリストの優雨ナコに加え、サクライの知人から紹介された早桜ニコの3人組としてデビューを果たす。2018年5月、羽井が卒業するとともに、新メンバー、小田アヤネ、楓フウカ、比奈ミツバが加入。同年6月、比奈が脱退。2020年2月、山乃メイ、七瀬マナが加入。2023年3月、日本武道館単独ワンマンライブを開催した。
2022年5月に発売されたシングル。
このMVには作詞を担当した料理愛好家の平野レミも出演している。
平野レミのレシピを試行錯誤しながらも、メンバーが愛情を込めて料理する。料理の楽しさを表現した笑顔と幸せが溢れるMVとなっている。
クマリデパートの名言・発言
早桜ニコ「私は笑顔を届けるのがアイドルだと思っている」
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2023年3月の武道館公演を控えて、早桜ニコは「武道館でのライブが全然想像ついていない」とインタビューで話している。
その気持ちをプロデューサーのサクライケンタに相談したところ、「やってみないとわからない」という答えが返ってきたことで、「アイドルをやり抜くほかない」という気持ちになったという。それから、「私は笑顔を届けるのがアイドルだと思っている」と語っている。
優雨ナコ「グループの6が1になって動かなきゃいけない」
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2022年の『あみだ☆ふぉーちゅーん』のリリースイベントの時に、チームとしてもグループとしても少しバラバラになりそうになったことがあった。
しかし、全国ツアーで課題が浮き彫りになり、その時に優雨ナコは「グループの6が1になって動かなきゃいけない」と思ったと話している。そのような経緯を経て、「またひとつにまとまってきたんじゃないかと思える」と語っている。
楓フウカ「エースとしてパフォーマンスで引っ張れるようになりたい」
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2023年3月の武道館公演に向けてのインタビューで楓フウカが語った一言。4人編成だった頃、「クマリデパートの歌の軸はフウカと早桜ちゃんだ」と言ってもらえたことが自信になったという。「エースとしてパフォーマンスで引っ張れるようになりたい」と語っている。
小田アヤネ「自分らしい赤で頑張ろうと思えました」
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2020年頃、小田アヤネが「自分はダメだ」と思って落ち込んでいる時に、振付師のいどみんが相談に乗ってくれたという。その時に「小田は赤色担当っぽくないけど、クマリデパートの赤は小田にしかできないから」と励ましてもらい、また頑張ることができた。そこからは悔しいと思うことはあっても、落ち込むことはなくなったと話す。
赤は目立つし、アイドルグループとか戦隊ものではエース、センターの色なので、「自分には重いな」と思っていたが、振付師のいどみんの言葉によって「自分らしい赤で頑張ろうと思えました」と語っている。
山乃メイ「私が一歩踏み出さないといけない」
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武道館公演を控えているインタビューで、山乃メイは「6人のクマリデパートはすごくバランスがいいと思っている」と話している。しかし、自分は常に一歩引いて俯瞰で見ているので、「私が一歩踏み出さないといけない」という思いがあり、そこにクマリデパートの伸びしろがあるのではないかと話している。
七瀬マナ「自分たちは頑張っている自信があるので、それを見せるしかない」
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『止まらない!ト・マンナヨ!』はクマリデパートにとって初挑戦なレベルの激しいダンスを取り入れたが、ファンからはそれほど反応がなかった。しかし、七瀬マナは「自分たちは頑張っている自信があるので、それを見せるしかない」と語っている。また、「激しいダンスではなくクマリデパートのクマリデパートっぽい所を好きでいてくれるのはありがたい」と話している。
クマリデパートの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
クマリデパートのコンセプトは「世界の心のデパート」
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七瀬マナ(左)、優雨ナコ(左から2番目)、早桜ニコ(左から3番目)、楓フウカ(右から3番目)、山乃メイ(右から2番目)、小田アヤネ(右)
クマリデパートの名前の由来は様々な噂があるが、「クマリ」はサンスクリット語で「少女」を意味しているというものが有力となっている。プロデューサーのサクライケンタは自称ロリコンと話しているので、「少女デパート」という意味が強く含まれているのかもしれない。そして、「デパート」はいわゆる「百貨店」のことで、「世界の心のデパート」になろうというコンセプトを持っている。
ライブやアルバムでも、「デパート」を感じさせるこだわりを表現している。アルバムには『開店アナウンス』、『迷子のお知らせ』、『閉店アナウンス』が1曲目、中盤、最後にそれぞれ挟まれている。『開店アナウンス』がライブの開始を知らせる定番の曲となっており、ライブに通っているファンにはたまらない演出となっている。
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サクライケンタの徹底解説まとめ
サクライケンタとは、作詞家・作曲家・編曲家・音楽プロデューサーであり、株式会社ekomsの代表取締役。彼が頭角を現したのは、いずこねこのプロデューサーとしてであり、その後はMaison book girlの総合プロデューサーとして活躍している。スティーヴ・ライヒなどの現代音楽家に影響を受け、ポピュラー音楽にその現代音楽をミックスさせた「現音ポップ」を提唱している。Maison book girlだけでなく、クマリデパートのプロデュースや開歌-かいか-、大森靖子との仕事などで知られている。
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Maison book girl(ブクガ)の徹底解説まとめ
Maison book girlとは、2014年11月5日に結成された日本のアイドルグループ。作曲家・音楽プロデューサーのサクライケンタとBiSのメンバーであったコショージメグミを中心として誕生。サクライケンタの「現音ポップ」と称する変拍子を多用した楽曲をバックにコショージメグミが詞の朗読を行うというパフォーマンスを発展させた形といえる。一筋縄ではいかない「現音ポップ」に合わせてパフォーミングを行う、という独自の世界を持っている。2021年5月30日、活動終了が公表される。
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目次 - Contents
- クマリデパートの概要
- クマリデパートの活動経歴
- 第1期~クマリデパート結成からデビュー~
- 第2期~新メンバー3人が加入~
- 第3期~新メンバー2人が加入~
- クマリデパートのメンバー
- 第1期メンバー
- 早桜ニコ(さおにこ)
- 優雨ナコ(ゆうなこ)
- 羽井リサコ(ぱいりさこ)
- 第2期メンバー
- 小田アヤネ(おだあやね)
- 楓フウカ(かえでふうか)
- 比奈ミツバ(ひなみつば)
- 第3期メンバー
- 山乃メイ(やまのめい)
- 七瀬マナ(ななせまな)
- クマリデパートのディスコグラフィー
- シングル
- 『クマリデパート1』
- 『あいろにー!』
- 『ピアノ』
- 『あれ?ロマンチック』
- 『シャダーイクン』
- 『極LOVE浄土』
- 『サクラになっちゃうよ!』
- 『SUN百6じゅ~GO!日ッチ☆』
- 『限界無限大ケン% / Furniture Girl』
- 『あみだ☆ふぉーちゅーん / これから』
- 『幸せハッシン!フロムキッチン』
- 『止まらない!ト・マンナヨ!』
- 『夏へのとびら / ぶどう♡Grape♡For♡You♡』
- 『魔法少女Q』
- ミニアルバム
- 『クマリデパート2』
- アルバム
- 『ココデパ!』
- 『セカデパ!』
- 『コスモデパート』
- DVD
- 『「あのクマとあの場所で」 IN LINE CUBE SHIBUYA』
- 『「くまちゃんのわ!日本全国大行進大拡大大作戦!」2022.11.27@中野サンプラザホール』
- 『クマリデパートの おいでよ!日本武道館! -2023.3.30-』
- クマリデパートの代表曲とミュージックビデオ(MV/PV)
- 愛Phone渋谷
- シャダーイクン
- 限界無限大ケン%
- 幸せハッシン!フロムキッチン
- クマリデパートの名言・発言
- 早桜ニコ「私は笑顔を届けるのがアイドルだと思っている」
- 優雨ナコ「グループの6が1になって動かなきゃいけない」
- 楓フウカ「エースとしてパフォーマンスで引っ張れるようになりたい」
- 小田アヤネ「自分らしい赤で頑張ろうと思えました」
- 山乃メイ「私が一歩踏み出さないといけない」
- 七瀬マナ「自分たちは頑張っている自信があるので、それを見せるしかない」
- クマリデパートの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- クマリデパートのコンセプトは「世界の心のデパート」
- クマリデパートは「完全王道アイドル」