姫様“拷問”の時間です(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『姫様“拷問”の時間です』(ひめさまごうもんのじかんです)とは、魔族の虜となった姫が、「美味しい物を目の前で美味しそうに食べる」という斬新な拷問に屈していく様を描いたギャグ漫画。総閲覧数1億を超える人気作で、2024年にアニメ化することが発表された。
魔王軍の虜となった姫様は、最高位拷問官のトーチャー・トルチュールによる拷問を受ける。「魔族などに屈するものか」と構えていた姫様だったが、「目の前で美味しいものを食べる」という斬新な拷問にあっさり屈服し、意思ある聖剣エクスを呆れさせていく。

サクラ・ハートロック

王国とは別の国家で育てられた暗殺者。姫様暗殺の任を帯びて王国に赴くも、彼女に本気で友情を抱くようになり、躊躇した末に仕留め損なって返り討ちに遭う。これにより母国での立場を失い、事実上の処刑に等しい魔王暗殺の任務を与えられた。
魔王軍に捕獲された後、魔王の配慮で拷問官として試験採用。姫様の担当となり、今度は真っ当に友人として交流するようになる。大道芸のようなアクロバティックな芸を用いた拷問が得意だが、「それなら私もできるから目新しさは感じない」と姫様からは不評である。

『姫様“拷問”の時間です』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

姫様「くっすくっす」

話が進むに従い、姫様が美食を前に我慢する姿もあまり見られないものとなり、非常に気軽に屈するようになっていった。「くっすくっす」というのはあっさり抵抗を諦めた際に姫様が発する笑い声とも合図の言葉とも取れるもので、作品の気楽な雰囲気によくマッチしている。

魔王「人の優しさを利用しちゃいけない」

トーチャーを気遣って姫様が王国の秘密を話した際、珍しくかなり有用な情報だったことから魔王軍は色めき立つ。しかし魔王は「聞かずにおく。人の優しさを利用しちゃいけない」と言ってその情報を握り潰し、王国の重要な秘密は守られる。
姫様が話した経緯も経緯なら、魔王の判断も判断である。言っていること自体はこの上なく正しく、だからこそ笑わずにはいられない。『姫様“拷問”の時間です』がどのような作品なのかを端的に表すエピソードである。

『姫様“拷問”の時間です』の主題歌・挿入歌

OP(オープニング):shallm「まっさかさマジック!」

作詞・作曲:lia
編曲:Naoki ItaiとYusuke Koshiro

ED(エンディング):LEEVELLES「明日は明日の風が吹く」

作詞:LEEVELLES、ヤマモトショウ
作曲:LEEVELLES、大西省吾
編曲:LEEVELLES、大西省吾

YAMAKUZIRA
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@YAMAKUZIRA

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