姫様“拷問”の時間です(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『姫様“拷問”の時間です』(ひめさまごうもんのじかんです)とは、魔族の虜となった姫が、「美味しい物を目の前で美味しそうに食べる」という斬新な拷問に屈していく様を描いたギャグ漫画。総閲覧数1億を超える人気作で、2024年にアニメ化することが発表された。
魔王軍の虜となった姫様は、最高位拷問官のトーチャー・トルチュールによる拷問を受ける。「魔族などに屈するものか」と構えていた姫様だったが、「目の前で美味しいものを食べる」という斬新な拷問にあっさり屈服し、意思ある聖剣エクスを呆れさせていく。

魔王ゴッドサンダー(まおうゴッドサンダー)

CV:玄田哲章

魔族たちを率いる「代表取締役魔王」。何人もの勇者を返り討ちにしてきた恐るべき実力者で、威圧感溢れる言葉遣いが特徴。しかし内面は極めて子煩悩な常識人で、自軍に所属する魔族はもちろん捕虜に対しても寛大かつ公正。トーチャーが姫様を屈服させて入手する王国の秘密がどれほどどうでもいい情報であったとしても怒るようなことはなく、気長に成果が出るのを待っている。

陽鬼(ようき)

CV:永瀬アンナ

鬼族の少女。陰鬼とは従姉妹同士。スポーツやゲームを利用した拷問が得意だが、屈服させるより一緒に遊ぶことに夢中になってしまうことが多い。そういった場合は「一緒に遊んだ時点で自分の負け」として姫様が秘密を教えてくれるので、優しくて立派な人として彼女を尊敬している。
魔王軍の拷問官の中でも姫様と特に仲良しで、休日にはたびたび一緒に出掛けている。

陰鬼(いんき)

CV:井上ほの花

鬼族の少女。弟が2人いる。陽鬼とは従姉妹同士。映画やゲームを利用した拷問が得意だが、屈服させるより一緒に楽しむことに夢中になってしまうことが多い。そういった場合は「一緒に楽しんだ時点で自分の負け」として姫様が秘密を教えてくれるので、優しくて立派な人として彼女を尊敬している。
魔王軍の拷問官の中でも姫様と特に仲良しで、休日にはたびたび一緒に出掛けている。

クロル

CV:山根綺

半獣の少女。“シロクマの赤ちゃんからお気に入りのボールを取り上げる”といった、動物の愛らしさを利用した拷問が得意だが、自身も動物が大好きなので「これ以上かわいそうなことできない」と言って途中でやめてしまうことも少なくない。
動物の嗜好について口論することもあるが、なんだかんだで懐の深い姫様に懐いており、最後には一緒になって動物を愛でているのが常である。

マオマオ

CV:日高里菜

魔王ゴッドサンダーの娘。まだ幼いが、社会勉強の一環で時々拷問にやってくる。彼女の拷問は拷問としてまるで成立していないものばかりだが、姫様はその「一生懸命さ」や「いじらしい姿」に絆されてついつい秘密を話している。自分をかわいがってくれて拷問の時も応援してくれる姫様に懐いており、優しい親戚のお姉さんに対するかのように甘えている。

ジャイアント

CV:茅野愛衣

四級戦闘員兼初級拷問官。姫様担当の拷問官の中ではもっとも年上の“大人の女性”。
ふんわりとした優しい雰囲気の持ち主で、温泉やマッサージなどのリラクゼーションを用いた拷問が得意。母性溢れる性格で、姫様も拷問にかこつけて甘えることが多い。

ギルガ

CV:千本木彩花

武器職人兼初級拷問官。トーチャーの友人で、プライベートではあだ名で呼び合う仲。エクス担当の拷問官で、職人としての卓越した技術で彼をあっさり屈服させる。

バニラ・ペシュッツ

CV:富田美憂

上級拷問官。吸血鬼の名門ペシュッツ家の娘で、この地位も実力というより家格で得たもの。見た目は姫様よりかなり幼く、精神年齢も見た目相応である。
純粋で一生懸命な良い子だが、「高貴な家の生まれである」というプライドが邪魔をしてなかなか他人に素直になれないところがある。このため友達がいなかったが、拷問を通して姫様と交流を重ね、彼女の貴人としての精神に感服して友情を交わしていく。バニラを溺愛する両親は、表向きは「拷問対象とあまり親しくしないように」と言いつつ、裏では「うちの娘に初めての、しかもあんなに立派で優しい友達ができた」と大喜びしている。

YAMAKUZIRA
YAMAKUZIRA
@YAMAKUZIRA

目次 - Contents