かなめも(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『かなめも』とは、月刊誌『まんがタイムきららMAX』(芳文社)にて2007年6月号から2013年12月号にかけて連載されたギャグ漫画作品で作者は石見翔子。住み込みで新聞配達している女子の日常コメディであり、2009年7月5日から9月27日でアニメ化もしている。主人公は身寄りをなくした少女の中町かなで、住み込みの寮には個性豊かな仲間たちが住んでいる。その仲間たちとドタバタな生活を繰り広げながらも、仲間たちと協力し合い仕事して、学校に通いながら成長していく所が見どころである。

CV:堀江由衣

かなが住み込みを始める前に、専売所の人手が足りず求人告知を張り出した際に、所長代理の咲妃が「猫の手も借りたい」と言ったのを真に受けたユメが時給めざし一匹で連れてきた野良猫。専売所付近に住んでいるメスの三毛猫。名前はアニメ版のもので、外見のイメージからユメが命名した。

かなの祖母

CV:かないみか(アニメ版第7話)

物語冒頭で亡くなってしまうかなの祖母。名前は分からない。アニメ版第7話ではかなの夢の中で若い頃の姿で登場。

石見ロボ(いしみろぼ)

CV:喜多村英梨

アニメ版では場面転換のカットインで一言程度つぶやきながら度々登場するロボット。原作者石見翔子の漫画単行本の表紙カバー裏の著者近影で登場するキャラクター。

『かなめも』の用語

新聞配達(しんぶんはいたつ)

新聞を配達する仕事のこと。朝3時ごろから朝刊を配達し、夕方の4時頃から夕刊を配達する。配達の他に、折り込みチラシの作成や新聞の間に入れ込む仕事もする。風新新聞専売所のメンバーもアニメの中で、チラシを折り込む仕事している描写がある。

新聞専売所(しんぶんせんばいじょ)

新聞販売店や新聞営業所とも言われることもある。『かなめも』の世界では新聞専売所となっている。各世帯と紙の新聞の宅配契約を結び宅配、集金をするのが主な仕事である。新聞社とは別の会社によるものであり、新聞社との契約によって販売事業を行っている。

新聞奨学生(しんぶんしょうがくせい)

大学や専門学校や塾などに行きたいが金銭的に余裕がない人たちのための制度。システムとしては、新聞専売所に学費を肩代わりしてもらい、その借金を新聞配達で返すというもの。そのため新聞奨学生は、新聞配達をこなしながら学校に通うことになる。

順路帳(じゅんろちょう)

新聞配達を行うための配達の順番が記されている手帳のようなもの。配達する場所の新聞の種類と住所が書かれている。配達を覚える時に使用して、見ながら配達する。慣れてくると、見る必要が無くなる。

住み込み(すみこみ)

職場と住まいが一体になっている、あるいは職場で住まいを確保してくれる仕事の1種である。大体はアルバイトだが、新聞配達ではアルバイトも社員も存在し、新聞奨学生もいる。

百合(ゆり)

女性同士の恋愛や恋愛に近い友愛や広く友情を含んだジャンルのことを百合という。1990年代以降の日本のアニメや漫画、ライトノベル、マニアックな同人誌をさすことが多いが、広義な意味では、戦前の少女小説や一般のレズビアン文学、実写映画も含まれる場合がある。

『かなめも』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

中町かな 「おばあちゃん…私ひとりぼっちになっちゃったよ」

「おばあちゃん…私ひとりぼっちになっちゃったよ」と祖母に思いを寄せる

ちょろきゅう
ちょろきゅう
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