Nelly(ネリー)の徹底解説まとめ

Nelly(ネリー)とは、アメリカ合衆国・セントルイス出身のラッパーである。1993年にSt. Lunaticsを結成し、自主制作シングルをリリースした後、『Country Grammar』でソロデビューを果たす。デビューから2年でグラミー賞を受賞し、数々のヒット曲を排出している。まるで歌っているかのようなラップに定評があり、セントルイスを代表するラッパーとして人気を博した。アーティスト活動だけでなく、起業家や俳優としても活躍している。

Nellyの9枚目のシングル。この曲と同じ商品名のエナジードリンクを販売し、人気を博した。『Pimp Juice』という言葉は、金や名声で異性を惹きつけるといった意味もあるが、言葉の出所は実の弟が流行り言葉のように使っていたことにあるとNellyは話している。

Flap Your Wings

Nellyの10枚目のシングルで、アップテンポのヒップホップナンバーだ。この曲はアメリカのラッパーA$AP Rockyが、Drake・2 Chainz・Kendrick Lamarという大物をフィーチャーした『Fuckin' Problems』のサンプリングで使用されている。

My Place

Nellyの10枚目のシングルで、R&BシンガーのJaheimをフィーチャーしている。この曲は彼女との復縁を願うといった内容の切ないラブソングだ。

Over and Over

Nellyの11枚目のシングルで、カントリーシンガーのTim McGrawをフィーチャーしている。カントリーミュージックを好んで聞くNellyだからこそ、ヒップホップとカントリーという奇抜な発想が生まれたのだろう。この曲は、実らなかった恋の心情を綴っており、ラッパーで歌を歌うアーティストは少ないが、その心情を歌で上手く表現している。

Tilt Ya Head Back

Nellyの12枚目のシングルで、アメリカのラテンポップシンガー Christina Aguileraをフィーチャーしている。この曲は、もともとアメリカのポップシンガー Britney Spearsをフィーチャーする予定だったが、Britneyのレーベル側が納得せず、共演は実現しなかった。声量があり、迫力のある歌が魅力のAguileraとのコラボもいいが、艶のある声が印象的なBritneyの歌が入ったバージョンも聞いてみたいというファンも多いのではないだろうか。

Na-NaNa-Na

Nellyの12枚目のシングルで、プロデューサーとしても活躍するラッパーJazze Phaをフィーチャー。この曲はヒップホップ色の強い曲だが、ウェストを代表するラッパー2Pacの『2 of Amerikaz Most Wanted』が元ネタとなっている。ギャングスタラップに衝撃を受けたというNellyらしい選曲である。

' N' Dey Say

Nellyの13枚目のシングル。メロウでロマンチックなバラード曲である。イギリスのニューロマンティックバンドの『True』をサンプリングしている影響もあるのか、アメリカよりもUKの方がウケが良かったようだ。

Wadsyaname

Nellyの14枚目のシングル。ピアノのフレーズが印象的な曲だが、このピアノのラインはK-Ci&JoJoの『All My Life』をサンプリングしたものである。

Party People

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