【発売間近】モンスターハンタークロス
11月に発売が予定されているモンスターハンターシリーズの最新作。その魅力に迫る。
何と言ってもその多様性
今までのモンハンはプレイヤーの攻撃が平面だった。前作ではやっと高地からのジャンプなどが実装されたが、それでもやはり物足りなさがあった。
しかし今回の新作は今までの攻撃パターンを一掃。縦横無尽な攻撃が可能となっている。
「クロス」の名前の由来は、武器アクションの可能性を広げる「狩技」と、個性的なハンティングが選べる4種類の「狩猟スタイル」をクロス(掛け合わせる)させる事で、“爽快なアクション”や“自分だけのハンティング”を生み出すというコンセプトから採られたものらしい。また、タイトルのロゴにあるXの字の四隅にある四角には、本作の4体のメインモンスターが描かれている。辻本良三氏曰く、「『クロス』では4という数字にこだわりを持って製作している」とのこと。
豊富なモンスター
前作までのモンスターは勿論の事、今回新たに追加されたモンスターは見た目の迫力も凄みが増し、狩りがいがありそうなものばかり。
おそらく初見では倒せないであろうモンスターたちは、狩り魂を熱くさせる。
なお、プロデューサーは小嶋慎太郎氏、ディレクターは一瀬泰範氏。このうち、一瀬氏はシリーズの知名度を大きく上げたMHPシリーズを手掛けたことで有名であり、ファンからは大きな注目が集まっている。また、小嶋慎太郎氏がモンハンシリーズの製作に携わるのはMHP3以来、およそ5年ぶりである。前作まで、プロデューサーとディレクターをそれぞれ務めていた辻本良三氏と藤岡要氏は直接的には製作に加わらない模様。
これまではプレイアブルキャラクターは人間だけだったが、今作ではアイルーを操作してゲームを進めることができる。
純粋な戦闘能力は人間に劣るがサポート能力が高く、スタミナ無限、ドングリを消費して即復活できる等の特徴があり、パーティープレイでの戦略の幅が広がる。
またオンラインゲーム専用ゲームとは違い、新シリーズが発売されるごとに全員が一からのスタートとなので、これを機に、まだモンハンをやったことがない方も狩りデビューされる事をお勧めします。