ブラジル起源の最高の名曲まとめ

2014年のサッカーワールドカップの舞台となったブラジルは、非常に豊かな音楽文化を持つことで知られている。スポーツと縁の深いサンバはもちろん、ショーロ、ボサノヴァ、セルタネージョなど、様々なジャンルの音楽を確立させた国なのだ。ここではブラジル起源の名曲の数々を紹介する。

Bucky Done Gun

M.I.A. - Bucky Done Gun

ブラジル発の世界的ヒット音楽といえば、「バイレファンキ」も外せません。
ブラジルの貧民街のクラブで生まれたダンス音楽で、ファンキ(ファンク)やサンバ、HIPHOP、レゲエなどをごちゃ混ぜにした感のエレクトロサウンドは、一度耳にしたら忘れられない強烈さを持っています。
この曲のアーティスト、M.I.A.はイギリス生まれですが、バイレファンキを大胆に導入。クラブヒットとなりました。

どんなおばさんだったか気になります…

タミル系スリランカ人で、イギリス育ちのM.I.A.はスリランカ反政府運動の活動家を父に持つなど、複雑な家庭の出身。必然的に歌詞も社会的なものが多い。

Fly Over The Horizon

ある世代の人にとって、この曲は特別です。

O Show Tem Que Continuar

Arlindo Cruz - O Show Tem Que Continuar

「パゴーヂ」は、少人数でやる気軽なサンバのセッションのこと。ブラジル代表が楽器を持ってパゴーヂを演奏する映像がナイキのCMでも使われていましたが、ブラジル人にとって音楽や楽器は「普遍的にその辺にあるもの」。
この曲はパゴーヂの大御所アルリンド・クルスによる「ショーを続けなければいけない」という意味のサウダージ感満載の名曲です。

Carinhoso(カリニョーゾ)

Marisa Monte e Paulinho da Viola - Carinhoso

ブラジル音楽に親しむなら、避けては通れないのがこの「カリニョーゾ」という曲。
複雑なコード進行と曲調ながら、その愛情に満ちた歌詞と美しいメロディからブラジル第2の国歌と言われるほど親しまれています。
“MPB(ブラジルポピュラー音楽)の女王”ことマリーザ・モンチと、かつて“サンバの貴公子”といわれたパウリーニョ・ダ・ヴィオラの演奏でどうぞ。

celeste1018
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@celeste1018

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