「パンク初期」時代の名曲まとめ！思わず衝撃を受けるほどのエネルギー！

『Born Too Loose / The Heartbreakers』

ザ・ハートブレイカーズとしての唯一のスタジオ・アルバム「L.A.M.F」からの超名曲。

ニューヨーク・ドールズを抜けたジョニー・サンダースとジェリー・ノーラン、テレヴィジョンを抜けたリチャード・ヘルにより結成されたバンド。粗暴なロックンロールとR＆B、様々な音楽アイディアが詰め込まれたサウンドが素晴らしいバンド。

『Sonic Reducer / The Dead Boys』

1977年にリリースされた唯一のアルバム「デッド・ボーイズ登場！」に収録の3コード・パンクの名曲中の名曲！

クリーブランドのパンク・バンド『ロケット・フロム・チューム』のメンバーが分裂して出来たバンドが『ピュア・ユビュ』と『フランケンシュタイン』。ラモーンズのメンバーの協力によりCBGB出演、CBGBオーナーのヒリー・クリスタルがマネージャーを買って出るという幸運に恵まれ、バンド名を「デッド・ボーイズ」と改めてデビューしています。

『Stiff Little Fingers / THE VIBRATORS』

1977年にリリースされたデビュー・アルバム「Pure Mania」からの1曲。

才人イアン・‘ノックス’・カーノチャンを中心とした、UKパンクの草分け的存在。1976年11月に最初のパンク・レコードと言われるシングル「WE VIBRATE」をリリースしている。

『Peaches / The Stranglers』

1977年のデビュー・アルバム『夜獣の館 (Rattus Norvegicus)』から。

当時勃興していたパンク・ロックのムーヴメント渦中のバンドとは異なり、アートや生物学の博士号を持つインテリ集団であり、独特の耽美的でインテリジェントな音楽性で評価を受け、脱パンクも早く、ニュー・ウェイヴの旗手としても有名。その反面、ザ・クラッシュとの乱闘騒ぎや、ローリング・ストーンズの楽屋を襲撃したとういう武勇伝もあり、暴力・狂気的な行動でも語られることが多い。

『New Rose / The Damned』

1977年のデビュー・アルバム「地獄に堕ちた野郎ども (Damned, Damned, Damned)」からの超有名曲。カルト・インディ・レーベル「ニュー・ローズ」の名前はココから。

1976年に最初にシングル、アルバムをリリースしたロンドン・パンクのバンドと言われる。政治的・社会的な主張はあまり盛り込まず、圧倒的なスピード感と激しさと轟音による強烈なビート・サウンドは、後輩パンク・バンドのサウンド面のお手本となった。

『God Save The Queen / Sex Pistols』

説明不要、1977年のデビュー・アルバムであり唯一のスタジオ・アルバム「勝手にしやがれ!!(Never Mind the Bollocks)」から。

ジョニー・ロットン（ジョン・ライドン）、スティーヴ・ジョーンズ、ポール・クック、グレン・マトロック、シド・ヴィシャスという、個性溢れる面々が、マルコム・マクラーレンによって集められて結成。シンプルなロックンロール、反体制的な歌詞、斬新なファッション、メディアを意識したスキャンダルの濫発により注目された。よく後発のアーティストに多大な影響を与えたと言われるが、彼らが同世代のバンド達に大きな影響を与えた功績は計り知れない。