【ネタバレあり】もうすぐMGSV:TPP発売だから超簡単にビッグボスのストーリーを振り返る

いよいよ発売まで一週間を切ったMGSV:TPP!話題沸騰の本作ですが、これまでのシリーズをやっていない人からすると少しとっつきにくいですよね。ここではこれまでのビッグボスの活躍を時系列に超簡単に振り返ります。

METAL GEAR SOLID 3 SNAKE EATER

東西冷戦下の1964年、「特殊部隊の母」とも呼ばれるアメリカ人の英雄「ザ・ボス」が核兵器を奪ってロシアに亡命。
愛弟子であるスネークは彼女の抹殺を命じられ、ソ連へと向かう。

だが、ザ・ボスの亡命はアメリカによって仕組まれた偽装亡命だったことが発覚。
ザ・ボスの任務は最愛の弟子であるスネークよって抹殺されることで、冷戦に幕を下ろすことだった。

任務を通じてすべてを知ったスネークだが、兵士としての自分を全うするため、ザ・ボスをその手にかける。
すべてを終えたスネークは、米国を救った英雄として「ビッグ・ボス」の称号を得るが、その授与式の途中で姿を消す。

METAL GEAR SOLID POTABLE OPS

ザ・ボス抹殺後から再起までのストーリーを描いた作品。
いつの間にか黒歴史扱いとなったため、ここでは割愛。

METAL GEAR SOLID PEACE WALKER

ザ・ボス抹殺後、アメリカを飛び出しノーマッドとして私設部隊「国境なき軍隊」を率いはじめたスネーク。
ある日、スネークのパートナー「カズヒサ・ミラー」が連れてきた依頼人から、コスタリカで秘密裏にうごめく米ソの対立の解決を求められる。

米国はコスタリカで核搭載二足歩行型戦車「メタルギア」を開発していたが、開発者の暴走によって自国に向けて核を発射しようとしていた。
メタルギアにはかつて自らが手にかけた「ザ・ボス」の人格を書きこまれたAIが搭載されており、スネークが忘れたはずの最愛の師への思いと向き合うこととなる。

決死の戦闘により核発射を阻止しようと試みるスネークだったが、メタルギアは止まらなかった。
だが、ザ・ボスの人格を持つメタルギアは、最終的に自らを海に沈めることで核発射を強制的に停止。
こうして全面核戦争の危機は免れた。

その後スネークは、国境なき軍隊を「アウターヘブン」へと改名。
兵士たちの理想郷の建設に向けてメタルギアを開発し、その武力を高めていく。

METAL GEAR SOLID V GROUND ZEROES

1975年、カリブ海に拠点を置くスネークたちのもとにある情報が飛び込む。
かつてスネークたちにコスタリカの紛争解決を依頼し、その後メタルギアを奪取して逃走を図ろうとした少女「パス」が生きているという。

その真偽を確かめるためキューバ南端にある米国基地へと潜入したスネークは、拷問を受け朦朧とするパスを救出することに成功。
自らの私設部隊基地へと戻ると、基地は正体不明の部隊の襲撃にあい、壊滅状態となっていた。
決死の覚悟で仲間を救おうとするスネークだったが、パスの体内に埋め込まれた爆弾の爆発に巻き込まれ、意識不明の重体に陥る。

祖国である米国を捨て、自らのすべてをかけて作り上げた仲間はほとんどが死んだ。
すべてを失ったスネークは、生きながらにしてその深い眠りから目覚めることはなかった。

悪に堕ちる。復讐のために。

以上がこれまでのビッグボスのストーリーでした。

9月2日に発売されるMETAL GEAR SOLID V : THE PHANTOM PAINでは、スネークが昏睡から目を覚ますところから開始するようです。
仲間を失った悲しみと怒りに震えるスネークは、復讐に身を焦がすのです。

ちなみにMGSシリーズはこのTPPの未来の話、悪となったビッグボスを抹殺するというストーリーから始まったゲームでした。
いわゆるスターウォーズ方式ですね。

かつて英雄だったアナキン・スカイウォーカーが、なぜ悪の帝王ダースベイダーとなったのか。
かつて英雄だったビッグ・ボスが、なぜ悪の組織を束ねることになったのか。

そんなシリーズの謎が解かれる作品となるはずです。

シリーズの総指揮を取ってきた小島監督の最後の作品。
少し寂しいですが、是非プレイしてみてください。

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