【るろうに剣心】「不殺(ころさず)」を誓った伝説の人斬りの姿とは…
俳優の佐藤健さんが主役を演じている映画、るろうに剣心。
最近では映画・小説・アニメなど様々な形でメディアミックス化されているが、今回はすべての基となった漫画版るろうに剣心をご紹介。
「るろうに剣心」とは
幕末に「人斬り抜刀斎」として恐れられた伝説の剣客緋村剣心。
明治維新後は「不殺」(ころさず)を誓い、流浪人として全国を旅していた。
神谷薫との出会いや、同じ激動の時代を生き抜いた宿敵達との戦いを通じて、贖罪の答えと新たな時代での生き方を模索していく。
出典: ja.wikipedia.org
なお、正式名称は「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」である。
主人公:緋村剣心(ひむら けんしん)
華奢な体格で、性格もどこか抜けている節があるが
ひとたび手に剣を持つと人が変わり、幕末に名を馳せた「人斬り抜刀斎」の実力を遺憾なく発揮する。
少年にも見える容姿だが実年齢は28歳。その若々しさに作中のキャラクターも驚く程であった。
「おろ」が口癖。
本作のヒロインである神谷薫(かみや かおる)が師範代を務める「神谷道場」の危機を救ってからは、
そこに居候するようになる。
神谷薫(かみや かおる)
正義感の強いまっすぐな心の持ち主であるが
それが災いして面倒事に首を突っ込んだりと危なっかしい一面がある。
また、「剣術小町」と呼ばれる程の剣の腕と容姿を兼ね備えているが料理が恐ろしく下手である。
人斬りの過去を持つ剣心を快く道場に受け入れ、後に相思相愛の仲となる。
神速の剣に迫る
剣心が使うのは飛天御剣流(ひてんみつるぎりゅう)という神速を謳われる殺人剣。
幕末はこの剣技を存分に振るい「人斬り抜刀斎」の伝説を残したが、時が流れ明治になると
逆刃刀(刃が逆さについている)を使用するようになった為、実質的には殺人剣ではなくなった。
しかしながらその威力は留まるところを知らず、作中では逆刃刀を用いて飛天御剣流を駆使し、
物語中に登場する強力な敵とも渡り合っている。
というか、こんな一撃食らったら
逆刃刀といえども打撲の衝撃が強すぎて死んでしまいそうである。
そんな剣心と渡り合える奴らが居る
その内の1人、斎藤一(さいとう はじめ)
元・新選組三番隊組長で、維新後は明治政府の警官。
新撰組でも屈指の剣腕の持ち主で、幕末時代からの剣心の宿敵。
世を蝕む悪を即座に絶つ「悪・即・斬(あく・そく・ざん)」の正義を自身の信念とする。
性格は非常に冷徹かつ無愛想な一匹狼。
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『牙突(がとつ)』と呼ばれ、刺突の究極型ともいえる斎藤独自の必殺技。
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リアルタイムでるろ剣にハマっていた子供たちは毎日のように牙突を撃つ練習をしていたそうだ。
もしかしたら、あなたの隣にも牙突を得意した人が居るかもしれない…。