昼ドラ『ぼくの夏休み』のあらすじ・登場人物まとめ!ストーリーがとんでもなく暗い…

ここでは2012年に放送された昼ドラ『ぼくの夏休み』のあらすじや登場人物などをまとめた。平成に生きていた少年少女が太平洋戦争真っ只中の日本にタイムスリップしてしまい、過酷な時代を生きていくという物語。タイトルに反した重く暗いストーリーで話題になった。

タイトルから、「もしや、あのゲームを実写化したのか…?」と思った人はごめんなさい。

昼ドラ「ぼくの夏休み」はゲーム「ぼくのなつやすみ」をドラマ化したものではございません。ドラマとゲーム、描く世界は違いますが、共にこの夏を盛り上げていきたいと思っています。

出典: tokai-tv.com

東海テレビプロデューサー 服部宣之

あらすじ

両親の離婚問題で、夏休みの間、茨城県の母の実家で預けられる事になった兄の和也と妹のはる菜。実家に向かう電車内で、ある老婆が戦争の事を語り出し、逃げる様に途中下車する和也とはる菜。そこにSLが現れ、和也とはる菜がそのSLに乗ると、時空を超えて太平洋戦争真っ只中の昭和19年の日本にタイムスリップしてしまう。果たして2人は大変な時代を生き抜いて、現代に帰る事は出来るのか…。

出典: ja.wikipedia.org

キャスト(第一部)

■青山和也(12)綾部守人
「家政婦のミタ」の次男役の子です。貧弱な現代っ子でしたが、だんだん強くなってきています。

■青山はる菜(9) 二宮星
連続テレビ小説『カーネーション』の小原糸子(少女時代)役。
最初は甘えん坊で母親に会いたがってばかりでした。大五郎によって女郎部屋に売られます。

・上条旅館(和也の居候先)の人々

■上条マツ(65)うつみ宮土理
優しいおばあさんで、兄妹の味方でしたが亡くなってしまいます。コオロギを食えとせまることもありました。

■上条大五郎(50) 升毅
マツの息子。上条家の面々と和也・はる菜は最低1回彼に殴られている。女中の文子とは恋仲。

■上条佐代(42) 高岡早紀
大五郎の後妻。和也・はる菜の母親と顔が似ている。

■上条耕作(25)崎本大海
長男。大五郎と前妻の子。戦場で体が不自由になったため精神も病み、物置部屋のようなところに幽閉されていました。なんだかんだあって克服、今は旅館を手伝っています。

■上条勇作 森永悠希
次男。大五郎と前妻の子。赤紙がきましたが、戦争に行きたくないと醤油を一気飲みしました。(生きています)

■上条栄次郎 西山潤
上条家の三男。佐代の連れ子。上条兄弟の中では一番普通。

■上条未来
上条家の長女。大五郎と佐代の子。生まれたて。「未来」という名前ははる菜のアイデア。

■片岡文子 土谷春陽
上条旅館の女中。大五郎と恋仲の関係。男好きで、大五郎、勇作、その他いろいろの男性と関係を持った。

■五十嵐ちえ子 水野絵梨奈
病院の看護婦をしていたが、医師で養父の和男が出征。上条旅館で働いている。清純派キャラかと思いきや、佐代の財布を盗もうとした。

・その他
■鹿野健一 松田賢二
和也と同じで平成から来た。大人でしかも男ということもあり、昭和に馴染めておらず苦労している。

第二部

■青山和也(20) 井上正大
仮面ライダーディケイド。昼は工員、夜はジャズバーのピアノ奏者。空襲ではる菜と離れ離れになり、一人で平成へ戻るSLには乗車せず、はる菜に成りすました知佳と栄次郎と3人で一緒に暮らしている。ジャズバーに客としてやってきたはる菜に奇妙な懐かしさを覚え、金に困るはる菜を放っておけず、足を洗っていた危ない商売に再び手を染める。はる菜を庇ってちえ子に刺され入院した病院では、素性を隠すために村上和也と名乗る。

■青山はる菜(17) 有村架純
和也の妹。空襲で和也と生き別れ、和也は平成へ戻って幸せに暮らしていると信じ、ちえ子とむつみと一緒に横浜で暮らしていた。また、首の後に空襲でできた火傷の痕がある。ちえ子らと横浜から転居し、むつみに誘われたジャズバーでピアノを弾く和也と再会、和也の弾くピアノの音色に奇妙な懐かしさを感じて、兄とは気付かぬまま次第に和也に惹かれる。和也の口利きで優子の喫茶店で働き始めるも、生活費やちえ子の入院費を稼ぐためにリサの名でパンパン(娼婦)となる。

■望月知佳 逢沢りな
ゴーオンイエロー。空襲で両親と兄を失った戦災孤児。はる菜に成りすまし、和也と栄次郎の3人で一緒に暮らしている。はる菜と同じ首の後に火傷の痕がある。6年前にはる菜と出会って親しくなり、はる菜のお守りを見せてもらっていた際に警察とやくざに追われて、お守りを手にしたまま逃げ出した。3年前には街中で落としたお守りを拾う姿を偶然和也に目撃され、はる菜だと信じた和也に抱きしめられて、この人の妹になれば幸せになれると空襲による記憶喪失を装ってそのままはる菜に成りすます。密かに和也へ思いを寄せており、和也がはる菜に優しくする事に激しく嫉妬しはる菜に嫌がらせをするが、ついに自分ははる菜ではないことを伝えて、和也への思いを告白した。

■上条栄次郎 佐野和真
北乃きいさんとの熱愛報道がありましたね…
和也のジャズバンドのサックス奏者。母の佐代と共に空襲で生き残り、和也とはる菜に成りすました知佳の3人で一緒に暮らしている。知佳に好意を抱き、和也と知佳の仲の良さに嫉妬する。

■五十嵐ちえ子 水野絵梨奈
パンパン(娼婦)。戦後はリリィの名でパンパンをしてはる菜とむつみを養っていたが、恋仲となった男に妊娠を告げると捨てられ、妊娠中絶による鬱状態から自殺未遂を起こし入院治療することに。後に佐代が入院していた日比谷の病院へ転院するも病院を抜け出し、恋をして幸せそうなはる菜に憎悪を抱いて、はる菜を包丁で刺そうと試みる。はる菜を庇って負傷したはる菜の恋の相手がはる菜の実の兄・和也であることに気づくと、今度ははる菜がより深く恋に落ちるようにと仕向ける。

■むつみ (16)石丸椎菜
はる菜と一緒に女郎部屋より脱走。戦後ははる菜とちえ子の3人で一緒に暮らしている。和也がピアノを弾くジャズバーへはる菜を誘い、はる菜が和也に出会うきっかけを作る。ちえ子の悲恋を嘆いており、自分は恋愛をしないと誓っている。

■田川菊江 伊藤麻実子
戦後ははる菜、むつみ、ちえ子と一緒に暮らしていたが、ある日姿を消す。だがその後、東京のはる菜たちのアパートにひょっこり顔を出す。

■五十嵐和男 山崎銀之丞
ちえ子の養父。軍医として出征していた戦地からようやく1ヶ月前に復員するも、戦地での負傷により右腕に障害が残る。茨城へ戻るものの病院も知り合いの姿もなくなっており、ちえ子を頼って訪れた横浜で、ちえ子の交際相手に対しパンパンを妊娠させ捨てたことを世間に暴露するぞと脅迫して金を受け取る。ちえ子を妊娠させた男を脅して金を入れる。

■佐々倉祐一 天野浩成
佐々倉病院の院長。ちえ子に刺されて負傷した和也を治療する。また入水自殺を図ったちえ子を治療し、はる菜のことを気遣う。

あらすじ

8月6日放送分
・17歳になったはる菜が思い出のノートを燃やしているシーンからはじまる。和也とはる菜は長い間会っていない様子。17歳のはる菜は清楚な感じ。あまりいい暮らしではないようす。
・場面は変わり、和也は栄次郎と一緒に住んでいる。2人ともそこはかとなくチャラい。その家にもなぜか水浴びをする「はる菜」がおり、和也と栄次郎に裸を見せる。(雰囲気としては女中の文子っぽい感じで、上記の17歳はる菜とは全然違う)
・はる菜が二人いる??妹とは言っていたものの、雰囲気が艶めかしい感じでした。
さらにドロドロの展開が期待されます。

8月10日放送分まで
・未来ちゃんは亡くなっていた…
・ちえ子は娼婦として働き、堕胎。そのショックで入院していた。
・和也と一緒に住んでいる方のはる菜が、佐代(栄次郎の母)に偽物だと見破られる。
・しかしその事実を誰にも言うことなく佐代は亡くなってしまう。
・本物のはる菜と和也が偶然出会う。
・本物のはる菜は、和也のことを好きになってしまった様子。

8月17日放送分まで
・きくちゃんが現れる。
・ついに両想いとなり、キスをするはる菜と和也。
・ちかが偽物であると告白し、戸惑う和也。ちかは家を出ていく。
・ちえこがなぜか突然「はる菜のお兄ちゃんの将来の顔予想図」を描く。それが和也に似ており、胸騒ぎを覚えるはる菜。
・はる菜が喫茶店で仕事をしていると、ちかがやってくる。ちかは優子に「和也に自分が本物のはる菜でないことを告げた。これからは自活し、本物のはる菜を探す」という話をする。
・それを聞いて驚いたはる菜は店を飛び出し、和也の働いているジャズバーへ行く。
・ジャズバーでは和也が「妹のために」と世界に一つだけの花を演奏していた。号泣するはる菜。

8月23日まで
・京子が「既成事実を作りましょう?」という決め台詞を言い、和也を押し倒す。
・優しかったちえ子の養父五十嵐が、嫌なおっさん化して帰ってくる。
・ちえ子が心臓病に罹る。しかし経済的に苦しく、治療費がない。和也ともうパンパンはしないと約束したはる菜は、内職もはじめる。
・「平成に帰ろう、帰ったら普通の兄妹に戻れるかも」というはる菜に対し、和也は「もう兄妹には戻れない、『お兄ちゃん』と呼ばれるのは嫌だ」といいはる菜を抱きしめる。
・「兄であることを受け入れるのは無理」と和也。一方はる菜も「人生で初めて好きになったのはお兄ちゃん」と愛を再確認。
・「誰も俺たちのことを知らない世界に行こう、そこで男と女として生きていこう」と和也。

8月30日まで
・栄次郎が事故で死ぬ。
一年後
・はる菜は医者の佐々倉祐一(マザコン)と結婚。子どもができないため、姑にいびられている。
・和也はちかと結婚。ちかと栄次郎の子(エイタ)とほのぼのと暮らしている。
・五十嵐がさらにクズ化。姑にはる菜がパンパンをしていたと言い、口止め料を受け取る。しかしはる菜が腕の治療費としてお金を用意してくれていたことを知り、改心。
・はる菜が流産。これでなんの後腐れもなく離婚できると言う姑に対し、祐一は絶対に離婚しないとキレる。和也が無理やり家に連れて帰るも、はる菜は「お世話になりました はる菜」(字がちょっと汚い)という置手紙を残し、祐一のもとへ帰る。

・今週の菊ちゃんは神出鬼没でした。

8月31日(最終回)まだ見ていない人は注意
・ちかは栄太を背負い、和也の家を出ていく。
・祐一がジャズバーに放火する。
・なんだかんだで燃えるジャズバーの中で2人きりになった和也とはる菜。もうだめか…と思った瞬間、どこからか佐代の声が聞こえてくる。
・場面は変わり、2012年になる。牧場(?)で暮らしている2人の年老いた男女。それは昭和を生き抜いた和也とはる菜だった。そう、OPで映る宇津井健と由紀さおりは、2012年の和也とはる菜だったのです。

暗いポイント

(第一部)
・夏休み期間中だし、主人公は子供だし、時々は明るい場面もあるだろうと思ってなめてかかってはいけません。
・某ゲームを頭に描いてしまう人も多いでしょうが、主人公は昆虫採集なんてしません。
・昼ドラ独特の主人公の報われなさや空回りっぷりは、子役が主人公でも発揮されている。
・昼ドラ独特の「いい人はすぐ死ぬ(または会えなくなる)」の法則が発動されている。
・エロちっくな展開ももちろん有り。だいたい女中の文子が…家族で見ると気まずくなるかもしれません。
・大五郎(旅館の主人)がかなり理不尽。
・妹が女郎部屋に売られる。

(第二部)
・はる菜と和也が自分たちは兄妹であることに気づかず、両想いになってしまう。
・第一部では一応清純派だったちえ子の変わりっぷりが悲しい
・最後に視聴者が投稿した家族写真が映されるのですが、どれもこれも幸せそうで泣ける。
・主題歌が由紀さおり「夜明けのスキャット」

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タイムスリップした時代

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