イカロスの娘(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ
『イカロスの娘』とは、1981年から1982年に小学館『ビッグコミックスピリッツ』に連載された全2巻のまんがで著者は御厨さと美(みく さとみ)。飛行機を操縦する魅力に取りつかれた15歳の天才少女が操縦免許を取得するため米国と日本を舞台に活躍する。飛行学校や飛行場での操縦の様子、アラスカ大地震での活躍、父との絆、初恋が描かれている。当作品はフィクションであるが、作品中に航空専門用語が多く使われ、実在の人物も登場する。また、1960年代の米国と日本を1980年当時の視点で描いている貴重な作品である。
米国のダグラス・エアクラフト社が開発した双発プロペラ旅客機で、DC3と呼ばれる。米国軍用輸送機としての名称はC-47スカイトレイン。英国における軍用輸送機としての名称はダコタと呼ばれる。
B707(ボーイング707)
米国ボーイング社が開発した4発式ジェット旅客機。
飛行機操縦技術・性能
ハンマーヘッド
曲芸飛行の一つで、垂直上昇から失速反転急降下する荒業。
ホールディング
航空機は、車のように道端に留める事が出来ない為、空中で待機する。そのための手順。
STOL性能
航空機がどれだけ短い滑走路で離着陸できるかの性能。
スパイラルライディング
着陸地点の上空でらせんを描くように急速に降下していく着陸方法。
プリフライトチェック
飛行する前の点検の事。外部点検は、反時計回りに行われる。
航空関係団体・設備
DME局
航空機に航空機と地上局(DME局)との距離を知らせる無線送信局。
アラスカ航空兵団
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目次 - Contents
- 『イカロスの娘』の概要
- 『イカロスの娘』のあらすじ・ストーリー
- ブライトエンジェル空港編
- マイアミ・エア・アカデミー(タミアミ飛行場)編
- 北海道編
- アラスカ・フライング・スクール(アラスカ州飛行場)編
- タルキトナ編
- 再び帰国編
- ホノルル編
- 『イカロスの娘』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- 日野さやか(ひのさやか)
- ドン・シェルドン
- 源三(げんぞう)
- 日野黒鉄(ひのくろがね)
- ブライトエンジェル空港
- ジェスター・リンドン
- ウェブスター
- マイアミ・エア・アカデミー(タミアミ飛行場)
- ラルフ・オニール
- 教師(名前なし)
- 北海道
- 岡野(おかの)
- 高校教師
- 高校英語教師
- 三木(みき)
- アラスカ・フライング・スクール(アラスカ州飛行学校)
- 石川純一郎(いしかわじゅんいちろう)
- 尾島秀男(おじまひでお)
- ホワイト夫人
- オネイル教官
- ダドリー・ガンサーボルト
- ケニー
- ボブ・リーブ
- タルキトナ
- ロバータ・リーブ
- サリバン
- デイビス
- コニー・サーカス
- 帰国後
- 端鳳興産社長 弘兼(ひろかね)
- 端鳳興産の社長の次男 剣司(けんじ)
- 梅川組の久慈(くじ)
- ホノルル
- エリック・ニコル機長
- ゴ・ジン・ジェム
- 『イカロスの娘』の用語
- 空港・学校・ホテル
- ブライトエンジェル空港
- グリーンニードルグラスホテル
- マイアミ・エア・アカデミー(タミアミ飛行場)
- アラスカ・フライング・スクール
- ブッシュ・パイロット
- 飛行機
- セスナ150
- デルタダガー
- EXPERIMENTAL
- 複葉機(バイプレーン)
- B727
- ダコタ(DC3)
- B707(ボーイング707)
- 飛行機操縦技術・性能
- ハンマーヘッド
- ホールディング
- STOL性能
- スパイラルライディング
- プリフライトチェック
- 航空関係団体・設備
- DME局
- アラスカ航空兵団
- FAA
- バージニア・ミッドランド・50マイル選手権
- フライング・タイガー社
- その他
- ノーザン・ライト
- ガス・バッカスの「恋はすばやく」
- 端鳳興産
- 梅川組
- アメリア・イヤハート
- VC(ベトコン)
- 『イカロスの娘』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 日野「採点ミスです、『アイ・ダント・ホールド・ウイズ・イツ』」
- 日野「私は、地上にいられない女、決めたの!あなたも決心して!今が『デシジョン・ハイト』(決定高度)よ」
- 日野「芸事習いに行くんじゃないんだ、もっと大きいことを考えてるのよ、私は!」
- 『イカロスの娘』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- ドン・シェルドンによる植村直巳マッキンリー登頂の支援
- 『風に賭ける』アラスカの山岳飛行士ドン・シェルドンの生涯 ジェームズ・グレイナー著
- 『イカロスの娘』アナログLP