不思議発見!なんでこの時代に?オーパーツ都市伝説まとめ

場違いな工芸品、その時代の技術では考えられない遺物、いわゆるオーパーツをまとめました。面白くて眠れなくなる不思議な都市伝説をお楽しみください。信じるか信じないかはあなた次第です。

恐竜土偶

1945年、ドイツ人実業家で、考古学マニアでもあるバルデマール・ユルスルードが、アカンバロの町外れにある通称「牡牛山(ブルマウンテン)」の麓で奇妙な土器を発見した。土偶は最初の発見から七年間で32000個以上発見されたという。さらに、その後アカンバロで発掘された土偶は、恐竜土偶ではないものも含め37000点以上に及んだ。

アカンバロの恐竜土偶が作られた正確な年代は不明であるが、この恐竜土偶を証拠に「人類と恐竜が共存していた時代があった、つまり絶滅から逃れた恐竜が存在し、人類が出現するまで生き延びていた」という説が挙げられた。つまり、恐竜を見ていたからこそ恐竜の形をした土偶が作れたのではないかということである。

1968年には、この土偶に興味を持って研究をしていたキーン州立大学のチャールズ・ハプグッド教授が、土偶破片のサンプルを3種類、アメリカの年代測定専門会社アイソトープ社に送って炭素14による年代測定を依頼した。結果は、それぞれ紀元前1640年、紀元前4530年、紀元前1110年だったという。

また翌年には、当時ペンシルバニア大学の研究所で開発されたばかりの熱ルミネセンス年代測定法でも3種類の土偶破片の測定を行い、3種類のサンプルとも紀元前2500年という値が出た。

しかしこれに関しては、同じ地層から木片などの有機物を測定し年代鑑定をする通常の鑑定方法ではなく、土偶そのものを鑑定した結果であるため、あくまで材料となった土の年代が判明しただけであり、古い土を使えばいつでも土偶を作ることが可能であることから、信頼性に欠けるとし、正確な年代は不明のままなのである。

さらに、後に「恐竜は尻尾を引き摺ってはいなかった」という事実が判明しているが、アカンバロの恐竜土偶の中には尻尾を地面に降ろし、中には直立している恐竜もあるため、実際に見て作ったと言われるには矛盾も多い。

また、アカンバロの遺跡を調査をした考古学者のチャールズ・ディ・ペソによって、未発掘だと言われている場所にあった明白な埋め戻しの跡が発見されたのは有名な話である。しかし、アカンバロの町はダムの底に沈み、真偽を裏付ける証拠は存在しないという。

アカンバロの恐竜土偶とは、1944年にメキシコ・グアナフアト州・でアカンバロで発見された土偶である。人間と恐竜が共存した時期はなく、一種のオーパーツであるとされる。

最後に一言 信じるか信じないかはあなた次第です!

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