不思議発見!なんでこの時代に?オーパーツ都市伝説まとめ
場違いな工芸品、その時代の技術では考えられない遺物、いわゆるオーパーツをまとめました。面白くて眠れなくなる不思議な都市伝説をお楽しみください。信じるか信じないかはあなた次第です。
目次
・クリスタルスカル
・アショカ・ピラー
・ダマスカス鋼
・ヴォイニッチ手稿
・ピーリー・レイースの地図
・更新世のスプリング
・黄金ジェット
・黄金ブルドーザー
・バグダッドの古代電池
・コスタリカの石球
・バールベックの巨石
・ロゼッタ・ストーン
・始皇帝のクロムメッキ剣
・古代の鉄製ハンマー
・パレンケの石棺
・聖ヨセフの階段
・アンティキティラ島の機械
・ネブラ・ディスク
・エメラルド・タブレット
・ミッキーマウスの壁画
・恐竜土偶
クリスタルスカル
クリスタルスカルとは水晶で作られた人間の頭蓋骨模型のことであり、十数個発見されている。
1927年に中央アメリカ、ペリーズのルバントュム遺跡で「ヘッジス・スカル」と呼ばれるクリスタルスカルが発見された。発見者はイギリス人探検家、ミッチェル・ヘッジス。古代マヤ王国で製作されたとされており、発見された遺跡が約1000年前だということから、少なくともそれ以降と思われているが、詳しい製作年代は分かっていない。
水晶は、ダイヤ、サファイヤ、ルビー、トパーズの次に硬い鉱物で、マヤの道具としては、石や動物の骨から作られたものしか発見されておらず、これらの道具での加工はどう考えても難しい。
このクリスタルスカルを工具無しで作るには300年かかると言われている。さらに「クリスタルスカルは全部で13個あり、全てが再び一ヶ所に集結した時、宇宙の謎が暴かれる」「2012年までに一ヶ所に集めないと世界は滅びる」などの迷信や俗説が実しやかに囁かれた。
アショカ・ピラー
インドの首都、ニューデリーにあるクトゥプ・ミナール寺院。そこには「アショカ王の柱」と呼ばれる高さ約7m、地中部が約2m、直径約44cm、推定重量は約6トンの鉄柱が建っている。不思議なのは、なんとこの鉄柱、製作以来1700年もの時を経た現在も錆びていないというのだ。
それは99.72%という純鉄に極めて近い成分のためだと考えられているが、純鉄の精製技術は19世紀以後の発見であるため、化学史と一致しないのがまったくの謎。また、古代インド人がこれほどの技術をどのようにして習得したのかも謎に包まれたままなのだ。
デリー南部郊外メヘラウリー村のイスラム教礼拝所やその他の種類の歴史的建造物が集まったクトゥブ・コンプレックス内にあり、インド有数の観光スポットになっている。
ダマスカス鋼
ダマスカス鋼とは、は、かつて生産されていた木目状の模様を持つ鋼の名称である。強靭な刀剣の素材として知られるが、19世紀に生産が途絶えたため製法がはっきり分かっていない。
16〜18世紀に存在したといわれ、その特徴は美しい木目状の縞模様である。これは、鋼の偏析を鍛造するときの折り返しで表面に複雑な縞模様が現れるのだという。
弾性が強く、折れたり曲がったりしない上に錆びにくいとされ、ステンレス鋼よりも優れた硬度をもつそうだ。
多くの研究者がこのダマスカス鋼の再現は不可能ではないとしているが、実際、市場に出回っているダマスカス鋼は当時のものを完全再現したものではなく、表面の縞模様を作っただけに過ぎないらしい。
ちなみに、1700年以上錆びないことで有名なインド・デリーのアショカ・ピラーは、このダマスカス鋼でできているのではないかと考えられていたこともあるが、ダマスカス鋼はあくまで「錆びにくい」のであって、錆びないわけではなく、ダマスカス鋼とは異なる素材を用いているとされる。
ヴォイニッチ手稿
出典: www.nazotoki.com
ヴォイニッチ手稿とは、14世紀から16世紀頃に作成されたと考えられており、暗号とおぼしき未知の文字で記され、多数の彩色挿し絵が付いた230ページほどの古文書のことである。
手稿の名称は発見者であるポーランド系アメリカ人の古書商、ウィルフリッド・ヴォイニッチにちなみつけられた。彼は1912年にイタリア・ローマ近郊のモンドラゴーネ寺院で同書を発見した。イェール大学付属バイネキー稀書手稿ライブラリが所蔵している。
一見、普通の羊皮でできた本に見えるのだが、中身は見たことのない謎の文字で書かれており、まったく解読不可能なのである。また、本には奇妙な挿絵が載っており、星座や植物や人体図、魔術のようなものなど内容もさまざまで、顕微鏡や望遠鏡がないと描けないはずの図まで細かく描かれている。これまで多くの学者がこれらの解読に挑んだが、未だ誰も解読に成功していない。