プリパラ(PriPara)のネタバレ解説・考察まとめ

『プリパラ』とは、タカラトミーアーツとシンソフィアが展開する、2014年稼働の女児向けアーケードゲーム、およびそれを原作としたメディアミックス作品。主人公・真中らぁらが、誰でもアイドルになれるテーマパーク「プリパラ」で、仲間と「神アイドル」を目指す物語である。衣装データが記録された「プリチケ」をパキる(折る)ことで友情を育む演出が特徴。
アニメ版は独特なフレーズやi☆Risらによる歌唱、華麗な3DCGライブが人気を博し、続編の『アイドルタイム』やWebアニメ等、長年愛されるシリーズとなった。

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プリパラ(PriPara)の概要

『プリパラ』(PriPara)とは、タカラトミーアーツとシンソフィアが共同開発し、2014年7月から稼働を開始した日本のトレーディングカードアーケードゲーム、およびそれを原作としたメディアミックスプロジェクトである。
プリティーシリーズの第2作として「プリティーリズム」の要素を継承しており、2017年の『アイドルタイムプリパラ』へのリニューアルや2019年の『プリパラ オールアイドルシリーズ』を経て、長きにわたり展開された。
本作は、ファッションやダンスなどの憧れが詰まった夢のような場所「プリパラ」を舞台に、小学5年生の主人公・真中らぁらがアイドルチームを結成し、仲間との友情を育みながら「神アイドル」を目指して成長していく物語を描いている。前作までのハート型ストーンに代わり、衣装データが記録された「プリチケ」をパキる(折る)ことで誰でもライブデビューできるという世界観を提示し、「普段は普通の私でもキラキラのアイドルに変身できる」という女の子の永遠の憧れを具現化している。
テレビアニメ版は2014年7月から2017年3月まで放送され、タツノコプロとDONGWOO A&Eが共同制作を担当。監督の森脇真琴を中心に「かしこまっ!」等の独特な語感を持つフレーズが取り入れられ、独自の世界観が構築された。メインキャストには声優アイドルグループのi☆Risが起用され、その活動は第十回声優アワード歌唱賞を受賞するなど高い評価を得ている。
映像面ではダンスシーンに3DCGによるトゥーンレンダリングを採用し、プリズムショーの系譜を継ぐ華やかなステージを演出。その後も夢川ゆいとのダブル主人公体制による『アイドルタイムプリパラ』や、2021年配信のWebアニメ『アイドルランドプリパラ』へとシリーズは拡大し、多くのファンに愛されている。

プリパラ(PriPara)のあらすじ・ストーリー

『プリパラ』は、ファッションやダンスなどの憧れが詰まった夢のような場所「プリパラ」を舞台に、小学5年生の主人公・真中らぁらがアイドルチームを結成し、仲間との友情を育みながら「神アイドル」を目指して成長していく物語である。
以下ではアニメ版でのストーリーを解説する。

1stシーズン:アイドルデビューとSoLaMi Dressingの結成

私立パプリカ学園小学部の真中らぁら(まなか らぁら)は、アイドルテーマパーク「プリパラ」への招待状である「プリチケ」が届くのを切望していた。しかし、学園では校長の方針により小学生のプリパラ出入りが厳禁とされていた。ある日、らぁらは南みれぃ(みなみ みれぃ)が落としたファイルバッグを届けにゲートを訪れた際、自身にもプリチケが届き、思わぬ形でアイドルデビューを果たす。

らぁらはみれぃ、そして北条そふぃ(ほうじょう そふぃ)と共にチーム「SoLaMi♡SMILE」を結成。一方で東堂シオン(とうどう シオン)、ドロシー・ウェスト、レオナ・ウェストも「DressingPafé」を結成し、両チームは切磋琢磨するライバルとなる。物語中盤では、プリパラを禁止していた大神田グロリア校長との和解を経て学園のプリパラが解禁された。終盤、伝説のコーデを巡る大会でボーカルドール・ファルルと対決。一度は敗北するも、最終的には友情の歌声「プリズムボイス」によって、倒れたファルルを復活させ、神アイドルへの第一歩を記した。

2ndシーズン:ドリームシアターとセレパラの攻防

新エリア「ドリームシアター」が開放され、5人チームによる「アイドルドリームグランプリ」が開催される。そこに「アロマゲドン」や、天才を自称する紫京院ひびき(しきょういん ひびき)、ナチュラルアイドルの緑風ふわり(みどりかぜ ふわり)らが登場する。ひびきは「努力」を否定し「天才」のみが輝く世界を目指してプリパラを「セレパラ」へと改造し、既存のシステムを支配下に置いた。

らぁらたちは地下の廃ステージを「地下パラ」として再建し、ひびきの野望を阻止するために奔走する。最終的に、努力チームがグランプリで勝利を収めセレパラは消滅するが、システム崩壊の危機に陥る。らぁらたちは消滅の危機に瀕したひびきらを救出し、ドリームパレードを成功させた。ひびき、ふわり、ファルルはさらなる研鑽のためプリパリへと旅立ち、パラ宿のプリパラに平和が戻った。

3rdシーズン:神アイドル編と女神の真実

パラ宿で「神アイドルグランプリ」の開催が決定する。らぁらは謎の赤ん坊・ジュルルを拾い育てることになるが、その正体は神アイドルの鍵を握る女神ジュリィであった。らぁらの妹・のんが結成した「NonSugar」や、ガァルルを加えた「Gaarmageddon」、プリパリから帰還した「Tricolore」など、強豪チームが次々と名乗りを上げる。

物語後半、ジュリィの妹である女神ジャニスが現れ、システム運用を巡る姉妹の対立が表面化する。また、ジュリィがルールに抵触した代償として、グランプリ終了後に消滅する運命にあることが判明する。SoLaMi♡SMILEは決勝で優勝し、女神姉妹との最終決戦をも制してついに「神アイドル」へと登り詰める。ライブとアイドルの絆によって消滅の危機にあったジュリィとジャニスも救われ、システムは正常化された。その後、らぁらは新たなプリパラを広めるためパプリカ学園を離れ、パパラ宿への転校を命じられるところで物語は幕を閉じる。

プリパラ(PriPara)のゲームシステム

ゲーム機概要

本筐体はオンデマンド印刷機能を備えており、上部に設置されたカメラでプレイヤーを撮影し、顔写真入りのカードを作成できる点が特徴である。マルチスキャナは2種類の読み取り方式に対応しており、玩具や周辺グッズ、ニンテンドー3DS用ソフトで生成されたQRコードの照合が可能となっている。前身である『プリティーリズム』の「プリズムストーン」についても一部使用可能な期間があったが、2015年シリーズの途中で対応を終了した。

マイキャラ

ゲームプレイ初回はアニメに登場するキャラクターでのプレイになるが、プレイ終了後に「マイキャラ」をエディットし、次回以降のプレイで使用することが可能である。
マイキャラとは、プレイヤーの好みや理想を反映させて作成する、ゲーム内における分身としてのアイドルである。顔の造形、アイカラー、肌の色、ヘアスタイル、ヘアカラーといった多彩なパーツを自由に組み合わせて作成することが可能で、ライブを通じて成長させていくことができる。
着用可能な衣装は、可愛らしいワンピースからスタイリッシュなパンツルック、活動的なショートパンツまで極めて幅広く、自分だけの独創的なコーディネートを楽しめるのが特徴である。また、前作『プリティーリズム』シリーズのアイテムも一部流用が可能となっており、新旧のアイテムを組み合わせることで、より自由度の高いキャラクター育成とファッションの追求が可能である。

なお、マイキャラは顔のタイプに応じて以下の声優4名が声を担当している。

・阿澄佳奈
・伊藤かな恵
・大久保瑠美
・加藤英美里

プリチケの構造

ゲーム終了後には、使用したコーディネート、QRコード、プレイヤーの顔写真が印字された「プリチケ」が発行される。このチケットは、自分のキャラクターデータが記録された「マイチケ」と、プロフィールの役割を果たす「トモチケ」の2部分で構成されており、ミシン目から切り離すことができる。入手した他人のトモチケをスキャンすることで、そのプレイヤーのキャラクターをチームメンバーとして画面内に登場させることが可能である。

コーデ属性の体系

衣装のカテゴリは当初、ラブリー、ポップ、クール、プレミアムの4種類で構成されていたが、2015年シリーズよりナチュラルとセレブが追加され、全6種類となった。各属性にはイメージカラーが設定されており、ラブリーはピンク、ポップはブルー、クールはパープル、ナチュラルはグリーン、セレブはイエロー、プレミアムはシルバーとなっている。なお、旧シリーズから引き継いだ衣装は、これらのカテゴリのいずれかに統合される仕組みである。

筐体バリエーション「プリパラ ライト」

2014年10月より、通常筐体の機能を一部簡略化した『プリパラ ライト』が稼働した。これは他作品の筐体を流用したモデルであり、写真撮影機能やイヤホンジャック、周辺機器との通信機能などが削減されている。

「神アイドルシリーズ」における刷新

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