佐村河内守のゴーストライター問題で話題に!感音性難聴は障害ではない!?

「両耳の聞こえない作曲家」として知られていた佐村河内守。しかし2014年に別人が作曲していたことが明らかになり、ゴーストライターだった新垣隆が「佐村河内は耳が聞こえている」と暴露して大きな騒動となった。その後再検査の結果、佐村河内は「全聾」ではなく「感音性難聴」だと診断されている。記事内では「感音性難聴」の症状や「全聾」との違いについてまとめた。

・この佐村河内氏があらたに診断された「感音性難聴」とは?

感音器(内耳・聴神経)の部分に機能障害がある場合を感音性難聴といいます

出典: home.att.ne.jp

内耳から脳中枢にかけて障害を受けて起こる難聴を感音性の難聴と呼んでいます

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伝わった振動が内耳の感覚細胞を刺激し、その興奮が聴神経を伝わって大脳で音として認識されるまでの過程に障害が生じた難聴

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感音性難聴に悩む人は、全国で年間35000人ほどいると言われています

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・佐村河内氏が以前に言われていた「全ろう」との違いは?

佐村河内氏の聴力は右が48・8dB、左が51・3dBなので中等度難聴だが、まったく聞こえないわけではない

聴覚障害の程度は、医学的にはデシベル(dB)で区分する。デシベルとは音圧レベルの単位であり、音の大きさが大きいほど高い値を示す

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聴力は、平均聴力レベル20dB(デシベル)までを正常聴力、40dBまでを軽度難聴、70dBまでを中等度難聴、70dB以上を高度難聴としていて、100dBを超えるものはろう(聾)といいます

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両耳で70dB以上になると、身体障害者手帳を交付される。40dB前後を超えると「話すのにやや不便を感じる」レベルになる

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・では「感音性難聴」になるとどのくらい聞こえているのか?

程度にもよるが音が聞き取りにくくなる、ただし全く聞こえていないわけではない

「聞こえない」と「聞き取り難い」は、似てるようですが微妙に違います

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「感音性難聴」になると、音が聞こえにくくなったり、音は聞こえるがはっきりわからないといった症状

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場合によっては、音量は普通に聞こえているのに言葉の内容がさっぱり判らないという症状も

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「音はかすかに聞こえます。私の障害は、音がゆがんで聞こえるという障害です。ですので耳元で60デシベル以上(の声)でいわれても、音は分かりますが、言葉が混ざったり、ねじれて聞こえる状態です」佐村河内氏

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・この「感音性難聴」は治療が難しいともされる

なってしまうと治りにくいともされる「感音性難聴」

内耳や聴神経の障害による難聴(感音性難聴)の多くは、いまのところ治すことができない

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このケースは、治療が難しいこと、回復しづらいこと、また、補聴器を使ってもなかなか改善されないと言う特徴

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原因は多岐にわたり、一度難聴になると一部の難聴を除いて治癒不可能な場合が多い

出典: ha-service.jp

・また、こうした状況の中、佐村河内氏はゴーストライターだった新垣氏を名誉棄損で訴えるともする

佐村河内氏は、耳の件の証言などでゴーストライターだった新垣氏については訴えるとする

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