梶原一騎原作のスポ根漫画の映像作品

主人公が「努力と根性」で特訓を重ね、ライバルとの勝負に打ち勝つという「スポーツ根性もの」、略して「スポ根」。梶原一騎は、「巨人の星」を始めとする、スポ根作品のヒットメーカーだ。いまとなっては、ギャグに見えてしまうような、梶原作品の映像化を、1970年前後を中心に紹介したい。

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キックの鬼

1970年10月2日よりTBS系列で放映されたアニメ作品。少年画報に掲載された、キックボクシングがテーマの漫画が原作。原作の作画は中城けんたろう。制作は東映動画。
実在の選手、沢村忠が主人公。主題歌も歌っている。ポケモンのサワムラーの元ネタでもある。

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空手バカ一代

1973年10月3日よりでNET系列で放映されたアニメ作品。週刊少年マガジンに掲載された、空手がテーマの漫画が原作。原作の作画は「つのだじろう」。制作は東京ムービー。
アニメ版では、大山倍達ではなく「飛鳥拳」。「牛殺し」「バカの顔」とか、いろいろと有名なネタの多い作品でもある。

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侍ジャイアンツ

1973年10月7日より日本テレビ系列で放映されたアニメ作品。週刊少年ジャンプに掲載された、野球がテーマの漫画が原作。原作の作画は井上コオ。制作は東京ムービー。
キャラクターデザインは、ルパン三世などの大塚康生。第1話には宮﨑駿が参加している。アニメーション的には「巨人の星」よりも、ダイナミックな点も多い。

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柔道讃歌

1974年4月1日より日本テレビ系で放映されたアニメ作品。週刊少年サンデーに掲載された、柔道がテーマの漫画が原作。原作の作画は貝塚ひろし。制作は東京ムービー。
スポ根ブームの末期の作品。

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