【ポリスノーツ】ジョナサンとカレンは本当に父娘だったのか?ゲームにまつわる謎・都市伝説を検証!

SFゲームの金字塔『ポリスノーツ』の主人公ジョナサンとヒロインのカレンが、実は父娘だったのではないかという都市伝説についての検証です。登場人物・キャラクターの情報を交えつつ、親子説が囁かれるようになった理由や、プレイヤーの反応などを紹介していきます。
上記シークエンスはあくまで”奇跡的にジョナサンのHLA型がカレンと一致した”と言う結果であり、彼らの血縁関係を決定したものでは断じて無い。

出典: www.kotsuzui.com
”親子間におけるHLA型継承モデル”
”父親が持つ一対の遺伝子、AとB、母親が持つ一対の遺伝子、CとD。
夫婦から生まれる子供に現れる一対の遺伝子のパターンは、AとC、AとD、BとC、BとD。
どのような遺伝子構成で生まれてくるかは、父母から受け継いで四通りの可能性がある。
だから一致する可能性は25%。四人の兄弟でばらばらかもしれない。
二人の兄弟で同じかもしれない。”
・骨髄バンクとは|北海道骨髄バンク推進協会公式WEBサイト
HLA型が適合して移植が可能になる確率は、同父母の兄弟姉妹間で25%、非血縁者間では数百~数万分の1といわれている。
HLA型は両親から半分ずつ遺伝する為、通常親子間では適合しないが、全くの非血縁者よりは適合の可能性は高いとされる。
出典: ja.wikipedia.org

ゲーム内でもキッチリ説明がある。
親子間の一致に関してもボイス付きで「ごくまれに」と2回ほど丁寧に前置きがある。
つまり少なくとも「適応したから、はい親子決定」とは成らない。
ストーリーの流れを無視して言えばだが、このHLA適応だけに着目するなら、ジョナサンとカレンの関係は親子よりも兄妹の方が可能性は高いのだ。
カレンがジョナサンの娘だから助かったということは言っておらず、ふつうならあり得ない奇跡がおこったということがいいたかったと思います。
出典: game6.5ch.net
冷静な論者もいるにはいる。
■カレンはジョナサンの娘では無い説・否定論
次にジョナカレ血縁説を否定するサイドの根拠を示していきたい。
マジレスすると2013年時点でジョナサンとロレインの仲は冷えきっていたのでありえない。
本編やってりゃ分かるだろ(;´Д`)
出典: game9.5ch.net
事故直前に種仕込んでたことを匂わせる伏線なんてあったっけ… ロレイン再婚まで半年あってその後数ヶ月でカレン生まれたってこと?
カレンが自分の子じゃないなら北条もっとキレそうなもんだけど
出典: medaka.5ch.net
カレンは26歳 ジョナサンは25年宇宙を漂い3年リハビリ この28年間ロレインとは会っていない
疑問を持つのは当然のこと
出典: medaka.5ch.net
数字のズレは小島監督の些細なミスだと思うぞ
出典: medaka.5ch.net
俺は計算ミスだと思ってるわ
出典: medaka.5ch.net
2008年・ジョナサン・イングラム、ロレインと出会う。
2009年・ジョナサン・イングラム、ロレインと結婚。
・ロレイン、専業主婦となるがジョナサンの仕事中心の生活に不安と不満を抱き、ノイローゼに陥る。
2010年・ジョナサンの訓練の為、2人はヒューストンに移り、幸福な1年を過ごす。
2011年・ジョナサンがポリスノーツに選抜され、火星に渡る。
・ロレイン、1人で再びロサンゼルスへ移住。その間、情緒不安定になり精神カウンセラーに通うが二度の自殺未遂をおかすまでに追い込まれる。
・ロレイン、ジョナサン帰還後に離婚を決意。
2013年・ジョナサン・イングラム、ポリスノーツに就任。ビヨンドへ渡る。
・ロレイン、ジョナサンと別居し地球に残る。
・試作型EMPSユーリー事故発生。
・ジョナサン・イングラム飛行士行方不明に。
・ロレイン、ビヨンドへ向かいジョナサンの死亡を知る。そのままジョナサンの残像を求めて移住。廃人同然に。
・その半年後、ロレイン、「ビヨンド日本人祭」で北条ケンゾウと出会う。
2014年・北条ケンゾウとロレイン再婚。
・ロレイン、ジョナサンが忘れられずケンゾウと不仲に。
・ジョナサン・イングラム飛行士捜索打ち切り。
2037年・ジョナサン・イングラム飛行士救出。
・ジョナサン・イングラム飛行士、地球にてリハビリ。
2040年・本編スタート。
出典:Policenauts - Charactor ロレイン解説
http://www.konami.jp/gs/game/policenauts/charactor/poli-lorraine.html
出典:「セガサターン ポリスノーツ―公式完全ガイドブック (コナミ完璧攻略シリーズ)」コナミ ISBN 4-575-28640-0
ロレイン、ボロボロやないか……。

カレンの人生もしんどいな
つかロレイン、ジョナサンと夫婦時代によく浮気しなかったな……。
健気で真面目なベースがある為か、ジョナLOVE過ぎたためか。

ジョナサンに惚れすぎ問題
写真皆殺しはまあ酷いとして、しゃーないw
思い出補正もあって、しかも離婚を決意してたとは言え、事故で遭難だと踏ん切りもつかんまま廃人コースじゃ、中々第2の人生もままならんだろうし。
カレンが26歳なら2014年生まれだし、誕生日がまだで2040年で27歳になるとすれば2013年生まれ
何の問題も無いよ
出典: medaka.5ch.net
2040年の本編時点で誕生日を過ぎての26歳なら、ケンゾウ実父説の根拠にもなる。
2013年生まれなら、ロレインとケンゾウが出会ったのが最低でも同年6月の為、「実父=ケンゾウ」の可能性は消える。

2011年から2013年の2年間、ジョナサンとカレンの関係は良好だったとは言えない
火星行きを決意した理由に「ロレインの愛情が重く感じた」とジョナサンは語る。
「ひでぇなお前」と斬って返すカレン。
この項目で解るのは、時系列的にジョナサン実父説の可であって、決して良や優では無いと言う事。
内容が全く伴っていない事実は、否定説を有効視させるに足る。
特に、例の2年間、彼らがラブラブであった事実は無く、また期間中殆ど別居状態にあった。
盲目とも言えるロレインからの愛情こそあったと目されるものの、ジョナサンがそれに応じていたとは到底思えないエピソードしか出て来ない点は、ジョナサン実父説に陰を落とす材料にしか成り得ない。
ロレインが迫ろうにも、傍にジョナサンが居ないのであれば、子作りしようが無いのだ。
※ロレインが無理矢理押しかけた可能性はある。
”2年間”である。
制作スタッフの些細なミスや、計算違いで収まる範囲では無い。
勿論、この根拠はそのまま「ケンゾウ実父説」の否定にも成り得ている。
ただケンゾウの場合、互いの愛情は冷めていたが同居していた事実(物理的なチャンス)があり、この事はジョナサンとほぼ真逆に当たる。
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目次 - Contents
- ■重要人物紹介
- ■主人公とヒロイン。惹かれ合う2人
- ■実の父親と娘による禁断の愛?!本当に?
- ■ゲーム本編でのヒント
- ■ネット上の反応
- ■もう1つのヒントらしきシークエンス
- 上記シークエンスはあくまで”奇跡的にジョナサンのHLA型がカレンと一致した”と言う結果であり、彼らの血縁関係を決定したものでは断じて無い。
- ストーリーの流れを無視して言えばだが、このHLA適応だけに着目するなら、ジョナサンとカレンの関係は親子よりも兄妹の方が可能性は高いのだ。
- ■カレンはジョナサンの娘では無い説・否定論
- ロレイン、ボロボロやないか……。
- この項目で解るのは、時系列的にジョナサン実父説の可であって、決して良や優では無いと言う事。
- 内容が全く伴っていない事実は、否定説を有効視させるに足る。
- ■否定説に関してのネットの反応
- ■ゲーム本編からの結論
- ■最終結論
- ■オマケでゲイツの罠
- ■最後に
- と思ったけど、最低でも2012年末には妊娠してないとおかしいから、ケンゾウと出会った最速で2013年6月の時点でロレイン妊娠6ヶ月目やで。