暴走族の総長だったANARCHYがヒップホップアーティストに成り上がるまでのまとめ
ANARCHYというヒップホップアーティストをご存知でしょうか。京都府出身のラッパーなのですが、過去には暴走族の総長を務め、少年院に入ったこともあるそうです。苦労の多い人生を歩んできた彼が、一体どうやってラッパーとして成り上がってきたのか。その軌跡をこの記事でまとめました。
ANARCHY(あなーきー)って誰?
生い立ちがヤバい
出身は向島。京都随一の治安の悪さでも知られる街
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実際に向島出身の方(ANARCHYより上の世代)に向島の話を聞くと、「小さい頃、ポン菓子買う為に並んでたら、団地からおっさんが「うるさい!」と叫んで銃を空に向けて発砲して、威嚇してきた」という話を聞きました。
今は全然普通、と言っていましたが、それでも京都の方は「治安が悪い」と言います。
1981年に大阪で生まれる。
小学校低学年で両親が離婚。
16歳で暴走族の総長となり、その後、日本で三例目とされる「決闘罪」で逮捕される。
1年間少年院で過ごす中で、音楽番組に出演していたZEEBRAを見て、本格的にラッパーを志すようになる。
ANARCHYは、親が離婚してオカンがいない環境だったけども、オトンやバアちゃんや、トモダチとの関係がアツい。
とにかくケンカばっかりして、暴走族のアタマをやって、少年院に行って…で、ラッパーになったという
「暴走族なんかダサい」と思っていたらしいが、とある事件をきっかけに暴走族をやることを決めたそうだ。
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アナーキー 1996年にラッパーとしての活動を開始。地元京都でのライブ活動により注目を浴びることとなった。2000年にはYOUNG BERY、NAUGHTY、JC、DJ AKIOと共に“RUFF NECK”を結成。同年1000枚限定で自主制作マキシシングル『BLACK ...
詳しくは自伝「痛みの作文」をお読み下さい。
ラッパーとしてのスタート
初めてのパーティーは中3。何も分からなかったからフライヤーもチケットも手書きで、300人くらい集客。
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京都のクラブ「WHOOPEE'S」で14~15歳の時からLIVE。
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ANARCHYの所属するR-ratedのボス・RYUZOとの出会いは、当時全国区で有名だった京都出身のグループ「MAGUMA MC's」のRYUZO主宰のパーティーに「未成年で入られへんからLIVE見せてくれ」と直接話に行ったことがきっかけ。
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当時ANARCHYやその仲間は中学生だったのにも関わらず、バイクで来てたり、体に入れ墨(ANARCHYのコト)入っていたりしたそう。
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名古屋HIPHOP界のレジェンド、TOKONA-XがRYUZOに「絶対RYUZO君がANARCHY(のプロデュース)やらな」と言う程。
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2003年
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自主でE.P.『Ghetto Day'z』を発表し、手売りや地元ショップ等で販売。その後、R-RATED RECORDSの立ち上げに合流し、交流のあった名古屋シーンや全国区プロデューサーへの客演もこなすようになる。
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