高度なジョーク?世界のブラックジョーク集

倫理的に避けられているテーマを取り上げたブラックジョーク。中には「ほんとに笑っていいのか?」と思ってしまうシュールなものあります。ここでは世界中で人気のあるブラックジョークを厳選し、紹介していきます。

走り書き

ジョンは、病気で入院している友人のハリスのお見舞いに行った。
「ハリス、どうなんだ?具合のほうは」
「う…。ぐ…」
体中のあちこちにチューブでつながれたハリスは、満足にしゃべることもできなかった。
「気の毒になぁ……。おい、息子さんに何か伝えたいことがあったら、この紙に書いてくれ。」
「ぐぅっ!!!」
「どうした!ハリス!どうした!」
彼は急いで走り書きしたかと思うと、急にぐったりし、そのまま帰らぬ人となってしまった。

――お通夜の日、ジョンはハリスの息子に会った。
「ハリスは死ぬ直前にこれを残した。よっぽどあんたに伝えたかったらしい」
「え……。これが僕への伝言ですか」
その紙にはこう書いてあった。

『酸素チューブから足をどけろ』

マママママ

男が納税手続きのため役所にやってきた。
「次の方、お名前は?」
「マママママイケル・スススススミスです」
「あの、どうか落ち着いてください」
「私は落ち着いていますが、父が出生届けを出したときに緊張していたもので…」

おめでた

「どうしたボブ、暗い顔して」
「マイクか、いや実は子供が出来たみたいでね」
「へぇ、そいつはめでたいじゃないか」
「そうでもないんだよ」
「ふ~ん、ウチなんかもう何年もご無沙汰だけどな」
「だから困ってるのさ」

侯爵夫人

男が侯爵夫人をブタ呼ばわりしたとのことで訴えられた。
裁判長は男に言った。

「お前には罰金を科す。二度と侯爵夫人のことをブタなどと言うのではないぞ」

「わかりました裁判長様。二度と侯爵夫人のことをブタとはいいませんが、
ブタのことを侯爵夫人と呼ぶのもいけないのでしょうか」

「それはお前の勝手だ」

「わかりました。さようなら、侯爵夫人」

OK

女がベッドから出たとき、ちょうど電話が鳴った。女はOKといっただけで電話をすぐ切った。

男:「誰からだい?」

女:「夫よ」

男:「じゃあすぐに帰らなきゃ。彼はどこ?」

女:「急がなくていいのよ。夫はあんたとポーカーしてるって言ってたわ」

取引

悪魔が弁護士の事務所を訪ねてきて、商売の話を始めた。
「いい話がありますよ。あなたの収入を5倍にしてあげましょう。
共同経営者には大事に扱われますし、クライアントにも一目おかれるようになるでしょうね。
年に4ヶ月は休暇もどうぞ。100まで生きられるようにね。
ただ…報酬としていただきたいものがあるんです。
奥さんの魂と、お子さんたちの魂、更にそのお子さんたちの魂全てを、未来永劫、地獄で苦しめさせていただきたい」

弁護士は少し考え、答えた。
「話がうますぎる」

専門

A「なあ。きみは患者に恋したことがあるか」
B「ああ。医者だって恋はする。たまたま相手が患者だったというだけさ」
A「…そうか。そうだよな。患者に恋したっていいんだよな」
B「なんだよ、もしかしてお前」
A「うん…。立場上、許されない恋かと悩んだこともあったけど、お前の話を聞いて安心した。患者に恋するのはいけないことじゃない。恋はすばらしい。恋の炎は誰にも消せやしない」

B「でも、お前は獣医だろ」

ようミュラー

「ようミュラー。だいぶ変わったな。髪は白くなったし、ヒゲも生えてる。それに太ってしまったな」
「でも、私はミュラーじゃないです」
「名前も変わったのか」

パパ

「パパ~馬鹿って何~?」
「相手に何かを伝えるとき、簡単に済むことでも、
わけのわからない長ったらしい方法で伝えようとしてしまって
結局相手に何が言いたいのか伝わらなくなってしまうような人のことだよ
わかったかい?」
「わからないよパパ」

仲間

ある男が歩道を歩いていると、向こうからもう一人の男が歩いてくる。
二人とも右足を引きずって歩いている。
目が合った。お互いに分かり合った様子。
すれ違うとき、片方が言った。
「40年前、ベトナムさ」

もう一人が答えた。
「40メートル手前、犬の糞」

ブロンド:支払い

ブロンドにクレジットカードの請求書が届いた。
彼女はクレジットカード会社に出向いて言った。

「支払いをしにきたわ。カードでお願い」

確信

母親がミケノビッチの部屋を掃除していると、ベッドの下から多量のSMの本が出てきた。めくってみると、息子はどうもMらしい。
ひどく動揺してしまった母親は、父親が帰ってくると、その本を見せて相談することにした。
「いったい、どうしたらいいのかしら?」

「うむ」父親が答えた。「やつを叩いちゃいけないことだけは確かだ」

makkuramotto5
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@makkuramotto5

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