懐かしき90年代 / 渋谷系アーティスト (GREAT3編)
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1990年代、邦楽の音楽界で1つのムーブメントとなった渋谷系アーティスト。
数々の素晴らしいアーティストが登場しましたが、その中から何組かをご紹介したいと思います。
第五弾はGREAT3です。
GREAT3(グレイトスリー)
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片寄明人(Vo.)、高桑圭(Ba.)、白根賢一(Dr.)の3人からなるスリーピースバンド。2012年に高桑圭が脱退し、代わりにjan(やん)が加入する。前進バンド、ロッテンハッツ解散後、そのメンバーであった片寄、高桑、白根の3人で結成。(※ロッテンハッツの残る3人はヒックスヴィルを結成)
安定したバンドサウンドを奏でながらも、楽曲ごとに革新性を持ったものを聴かせてくれるバンドである。その為、メロウなバラードからファンク、ディスコといった楽曲まで、幅広いサウンドを作り出してきた。その意味では、当時から演奏技術の高いバンドであったと言える。歴史的に見て、渋谷系アーティストの代表格とは言えないかもしれないが、当時の外資系レコード店などでは大プッシュをされており、間違いなくシーンの中にいたバンドと言える。
2004年に活動を休止したが、その後、各メンバーはソロプロジェクトを開始させる。そして、2012年に片寄と白根の2人で活動再開を発表したが、このタイミングで高桑が脱退する。代わりに新たなるメンバーを加え、現在でもスリーピースで精力的に活動を続けている。
各メンバーのソロ活動について
片寄明人
歌手であり、妻であるchocolatとのデュオ、Chocolat & Akitoでの活動が有名であり、二人揃ってCMに出演した事もある。また、近年はGO!GO!7188 や フジファブリックなどのプロデューサーとしても活動している。
白根賢一
ソロユニットであるLAS VEGAS、Acapulcoでの活動もあるが、何と言っても、他アーティストのサポートミュージシャンとしての活動が多岐に渡る。YUKI、Bonnie Pink、Caravan、Chara、Love Psychedelico、Salyuなど、数々のミュージシャンのサポートに参加している。尚、その際に、同じくGREAT3の高桑と二人で参加することが多い。
高桑圭
ソロユニットであるCurly Giraffeでの活動が有名である。また、白根と同じく、数々のミュージシャンのライブサポート、スタジオサポートとして参加する事が多い。Curly Giraffeへの活動を重視するべく、GREAT3を脱退したが、その後も白根と二人で揃う姿を見る機会は多い。
代表曲
GREAT3「Little Jの嘆き」
GREAT3「DISCOMAN」
GREAT3「玉突き」
GREAT3「Ruby」