CLOCK ZERO ~終焉の一秒~(Portable / ExTime / Devote)のネタバレ解説・考察まとめ

『CLOCK ZERO ~終焉の一秒~(Portable / ExTime / Devote)』とは2019年6月27日にアイディアファクトリーより発売されたNintendo Switch用ソフト。
2020年の「夢の世界」に意識を転送されてしまった小学6年生の九楼撫子が活躍するパラレルワールドストーリーである。本作は、PlayStation Vita版『CLOCK ZERO ~終焉の一秒~ Extime』に新規要素を追加した移植作であり、本編・中学生編・現代後日談をプレイすることができる。

英央は有名レストランHANABUSAのオーナーの跡取り息子だ。元気で明るく、特別授業のメンバーの中でもてムードメーカーだった。
ある日、主人公が金目当てで誘拐される事件が起こる。その時にたまたま傍にいた央も一緒に誘拐されてしまう。主人公は自分のせいで央が傷つけられたらと不安だったが、央は「僕が命に変えても守るからね」と励ましてくれる。主人公はその姿に頼もしさを感じ、無事に事件が解決した後も仲を深めていった。
そんな時、主人公の意識が10年後の世界に飛ばされるという出来事が起きる。そこで政府と反政府軍の有心会との争いに巻き込まれそうになった主人公は、有心会のもとから脱走を図る。一度は失敗するものの、軽いノリのお兄さんの手助けで無事に自由の身となる。彼から食事をごちそうになると、主人公はその料理を食べお兄さんの正体が央だということに気づく。この世界の央は主人公の事を知らなかったが、主人公のことを隠れ家に匿ってくれた。主人公は政府のことを調べていき、鷹斗が政府に囚われているかもしれないと考えるようになる。心配した2人は政府のところに潜入するが、主人公が捕まり、そこで政府の総帥こそが鷹斗であることを知る。鷹斗の目的は主人公だった。鷹斗の執着におびえる主人公だったが、うまく逃げた央が助けに来てくれ、脱出することができた。
その後、鷹斗の下についているはずのビショップこと円が来て、彼の助けを得て主人公は10年前の世界に戻ることに成功する。目が覚めると主人公は自室のベッドにいた。主人公の手を央が握ってくれていて、目を覚ました主人公にマフィンをプレゼントしてくれる。それを見た瞬間、主人公は堪らなくなって涙がこぼれ落ちた。

中学生編

中学生編は本作で追加収録された内容で「CZメンバー」の中学生時代のストーリーをプレイすることができる。
ストーリーは春夏秋冬に分かれており、各季節ごとのイベントや日常生活を見ることができる。

現代後日談

現代後日談では攻略キャラとのその後のストーリーをプレイすることができる。

『CLOCK ZERO ~終焉の一秒~』のゲームシステム

主人公の名前変更

デフォルト名は「九楼撫子」であるが、主人公の名前を変更することができる。
苗字は変更不可。
デフォルト名のままにしておくとキャラクターが「撫子」と呼んでくれる。

用語解説

文章中で赤文字になっている用語は方向ボタンの下を押すと用語の説明や小ネタを見ることができる。

愛キャッチ

選んだ選択肢により攻略キャラクターの好感度が上がると、キャラクターの周囲がキラキラと光るシステムが採用されている。

シーンスキップ

既読のシーンをRスティックで読み飛ばしシーンスキップができる。
2周目以降のプレイをサクサク進めることができる。

時空の歪み

このムービーが出る時は時空が歪んでいる。

選んだ選択肢により時空の歪みが発生することがある。
これにより物語が変化するため、メニュー画面のウサギのぬいぐるみをチェックすることで色を確認することができる。
ウサギのぬいぐるみの色は攻略にあたり重要な条件となるためメニューの情報画面に記載の各キャラクターの「好きなウサギの色」をチェックし選択していく必要がある。
この「時空の歪み」の数値が高いとウサギのぬいぐるみは黒くなり、数値が低いと白くなる。

課題スキップ

神賀先生が出した課題の回答画面

2周目以降、課題の回答入力がスキップできる。
特にペナルティー等はないため使用することでサクサク個別ルートまで進めることができる。

『CLOCK ZERO ~終焉の一秒~』の登場人物・キャラクター

主人公

九楼 撫子(くろう なでしこ)

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